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大学病院の働き方改革でビーコン!?

来年2024年4月に運送業界にも働き改革が及び、「トラックドライバー不足で、物流が混乱する」という「2024年問題」が話題になっています。

そして、これは運送業界だけでなく病院も同様で「医師の過重労働が改善されなければならない」と2024年4月に規制が始まります。

つまり、トラックドライバーと同様に医師も不足するはず。

が、何となく医師個人が頑張っちゃう気がします(コロナ禍の時のように)。

しかし、最近知ったのですが、医師の労働環境として「最悪」とずっと言われてきた大学病院でも働き方改革が進められているようです。

研修医時代に大学病院でつらい生活をした私としては、にわかに信じられないのですが・・・

その働き方改革の一つとして、医師個人に病院内ではビーコン(発信器)を所持させ、「誰が・どこで・何時~何時まで」滞在していたのかを把握するようにしている病院が全国で約36%あるそうです。

2-3年前に米国のある病院で医師にビーコンを持たせているという報道を見ましたが「日本では難しいだろうな」と思いました。

その難しい理由として「日本の医師は、どこにいるのか見られることを嫌がるだろう」と思ったからです。

導入した大学病院の担当者も「導入当初は反対意見もあった。しかし今はうまく運用できている」と答えておられました。

机の引き出しに入れっぱなしにしている医師がいる気はしますが、どうなのでしょう・・・?

大学病院で働き方改革」「大学の医師がビーコンを持っている」と、信じがたい波がだんだん来ているという事です(私が知らない間に)。

2024年4月に大きなトラブルが起こらないことを願いたいです。

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