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アメリカ製コロナ治療薬(飲み薬)モルヌピラビルが保険適応になる。1回の治療(5日)で9万4312円!

すでに令和3年12月に国内で特例承認されていたMSD社製のコロナ治療薬が令和4年8月18日に国内で保険収載されることが決まりました。

日本の医療保険制度を使って、患者さんの健康保険の種類によって自己負担3割や1割になるという事です。

近年、新規薬剤の高額化が問題視されることもありますが、

モルヌピラビル(200mg)1カプセル2357.80円
1回につき4カプセル(800g):9431.2円
1日2回<合計8カプセル(1600g)>:1万88642.4円
1治療5日間<合計40カプセル(8000g)>:9万4312円

という計算になります。

そのうちの3割(=2万8293.6円)や1割(9431.2円)の自己負担になるという事です。

私自身はコロナの専門家でなく、モルヌピラビルの効力・副作用を知らないので、金額を含めた保険収載が適切か否かについては言及できませんが、この薬代の大部分がMSD本社のアメリカに渡ることを考えると「こんな事ばかりで日本は大丈夫?」と思ってしまいます。

3週間前に塩野義製薬の国産治療薬が緊急承認されなかったという記事を投稿しましたが、  

日本の未来ために、国はもっと自国の産業・経済発展を考えてほしいと改めて思ってしまいました。

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