日記(2021年10月22日)

さて、いい加減LoRの続きでも書こうかと思う。

前回は…幻想体とEGOページについてまで話しただろうか。

ゲストを接待する際に、図書館の司書はコアページ(=装備)、バトルべーじ(=スキル)を事前にセットする。コアページやバトルページは、基本的にどの司書・司書補にも装着可能なため、階(=パーティ)の差はここでは生まれない。では、何が異なるのか?それは、”切り札”――幻想体とEGOページだ。

前作、Lobotomy Corporationでは、幻想体はアブノーマリティと称され、彼ら(それら?)に作業を施し、結果得られたエネルギーを基に、アブノーマリティ固有のEGOを生成する。そして得られたEGOを職員が身に着けることで、より管理の難しいアブノーマリティの作業を…という形で存在していたこれらだが、本作では接待が進むとそれぞれ「特殊効果」「必殺技」といった形でこちらの援助をしてくれる。

更に、幻想体には「覚醒ページ」と「崩壊ページ」の2種類が存在する。前者は純粋な強化、後者はデメリットがあるもののより強力な効果を得ることができる。

総記の階の幻想体を見てみよう。

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このように、接待が進むと幻想体を選択する場面が出てくる。ちなみに拒否することはできず、強制的に1つ選択しなければならない。選択できるページは、接待の状況によって種類が変わってくる。(このあたりの仕組みは結構難しいのでどこか動画でも見てほしい。Youtubeにあるので)

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崩壊ページである「好奇心」を選択し、ローランに装着させた。(この時のフレーバーテキストや司書(司書補)の頭上に表示されるセリフが大好き)

「好奇心」の効果は、「毎幕(=ターン)、手札を全て戻し、4枚引き直す」。手札切れを気にせずに行動することができる反面、強制的に手札が入れ替えられることになるので、手札内でコンボを組むようなデッキの場合、実行が難しくなってしまう。また、バトルカードの中には手札の数に応じて威力を増加させるようなものもあるので、そのような場合は悪手と言える。

強制的にどれか1つの幻想体を選ばなければならない以上、属している階に適したデッキをくみ上げるのが良いだろう。こんな風に頭使うの大好き。

次にEGOページを見てみよう。総記の階はまだEGO解放できてないので…私の推し、ホドちゃんの階(文学の階)を見てみよう。ホドチャンカワイイヤッター

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はい。掃除屋の接待です。しぶとく生き残りやがりましたので1舞台目でEGO選択できるよ!あいつらほんとうにしつこいです。

…さて、接待が進むと幻想体選択の痕にこのような画面が出てくる。この中から一つだけ選ぶのだが、このページは扱いが特殊である。

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キャラのダイス選択後、手札の右側にあるこの紙束のボタンをクリックすると…

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このように取得したEGOページが表示される。このEGOページ、この舞台に参加している司書/司書補全員が使えるのだ。幻想体のようにキャラを限定しなくてよいため、光(いわゆるマナ)が余っているキャラに使わせると良い。強力なカードのため、形勢逆転を狙える可能性が高まる。しかし、毎幕打てるかと言えばそうではない。

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先ほどのEGOページ。レティシアどーん。背景も幻想体に合わせて変わる仕様。さて、使った後の幕のEGOページを見てみよう。

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ページは灰色になっており、何やら上にバーのようなものが…。そう、このEGOページ、使用後数幕は使えなくなってしまう。なので、必殺連打で倒せるというわけではない…というか後半の敵は下手に攻撃与えるとひどい目に遭ったりもする。ご利用は計画的に…

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しっかりと接待は完了しておりました。ちゃんちゃん。(掃除屋のコアページ集めきって無かったので…)


文学の階は、出血や武装解除と言ったデバフを中心としたデッキで真価を発揮しやすい(ように感じる)。デッキの組み方は千差万別だが、様々な効果を持つカードを、パズルのように並べていくのは面白い。このコアページが持つ効果はこのバトルページと相性が良い、であれば、別のキャラでデバフをかけてもらって…などなど、考えることに事欠かない。疲れたら、カードの絵柄を眺めたり、コアページそれぞれに物語があるのでそれを読んだり…そして、また考える。あー、楽しい。

また、楽曲も素晴らしい。ストーリーモード中、「完全開放戦」というものに挑むことになるのだが、そのBGMが最高で…本当、一度買って聞いてほしい。Youtubeにもある。聞いてください。。。かっこいいので。サウンドトラックもあるぞ。一部楽曲はDeemoやってる人ならすぐに分かる「Mili」さんが担当している。泣く子戦の曲は本当に…エモいので………。それはそれとして接待は初見本当に絶望したけど。(接待開始23時、接待終了0時)


あ~~~~~~~~~~エモい~~~~~~~~~~(限界オタク)
刺さる人には深々と刺さる世界観だと思うので、メイドインアビスとかペルソナとか好きな人はいいんじゃないかな…

最後に、その泣く子戦の曲、「And then is heard no more(そして、耳をふさいだ)」の超絶意訳を載せる…泣く子の背景や、来歴を調べて…聞いて…


ろうそくは、炎を灯されることを望んでいるのだろうか?
さようならのときも、変わらない気持ちでいられるの?
あなたに話したかった言葉は全部、間違っていたのだから、
もう、口をふさいだんだ。
すべてに勇敢であろうとした子は、弱虫だったって、あなたは言ってしまうのかな。

あなたたちのように力があればどんなによかっただろう。
僕が見上げていたあなたたちの隣に立てたら、どんなによかっただろう。
目を開けようとしたんだ。
けれども、僕への嫌な言葉が張り付いて、瞼に縫い付けられていたんだ。
だから、もう目をふさいだ。

僕のような弱虫の居場所はどこだろう?
上しか知らない僕はどの空を目指せばいいの?(僕は地べたを這いずっていたんだ)
あなたたちの幻影が僕にまとわりついて、四六時中囁くんだ。
「○○君は何者になるの?」と。

あなたたちと一緒に行っていれば、今よりずっと幸せになれていたのかな?
僕の淹れた双和茶を一緒に飲むんだ、そう、一緒にだよ。
僕に神話にでてくるような英雄の話を聞かせて。(僕の話を聞いて)
そうして僕は、耳をふさいだ。

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