わかるよ〜ファイマンさん!

2022年11月26日


ブラックフライデーで購入したKindle PaperWhiteで『ご冗談でしょう、ファイマンさん(上)』を読んでいます。

ファイマンさんというのは、ノーベル物理学賞を受賞したリチャード・P・ファイマンさんのことです。

本の中で彼が、
とことんまでラジオの故障の原因をつきとめなくては気がすまない。
これはパズル・マニアの心理でもあり、マヤの象形文字を解読しようと思ったり、金庫の錠前を鍵なしで開けたいという衝動だってこれから来ている。


と言っていて、
すごく共感しています。


私が高校生のとき、存在しない言語を、いろんなパターンの組み合わせから読み解くゲームがあればすごく得意だろうな、と思ったことがありました。
(似たようなもので、言語学オリンピックが公式の試合で存在しました)
例えば、
インドネシア語 日本語訳
jalan 道
berjalan 歩く
berkeringat 汗をかく
keringatan 汗びっしょり
nafas 息
duri とげ

(a) keringat を日本語に訳してください.
(b) 「息をする」「とげまみれ」をそれぞれインドネシア語に訳してください.

言語学オリンピックのお試し問題集です。

連立方程式や図形の問題を解く感覚で、一つずつ読み解いていく過程がすごく面白いと感じていたんです。

そういった、考え方を説明するときに分野を越える感覚があるのがファイマンさんと一緒で嬉しく思います!

とことん考えるという点において、
ファイマンさんが本の中でこのように書いていて、共感せずにはいられず、そういうふうに考えている人が他にもいることが嬉しかった!



読んでいるのはコレです↓

Amazon Kindle Unlimitedに入っているとこれも読めます。

3ヶ月99円のキャンペーンをやっているようなので興味のある方は見てみてください!

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