高1の頃に実践した勉強法〜古典・現代文〜

こんにちは佐藤寛司です。
この記事では僕が高1のときに実践していた、東大に向けての勉強法を紹介しようと思います。
受験生の参考になれば幸いです。


全て書いてると長くなるので科目ごとに記事を分けることにしました。
この記事では古典・現代文について紹介しようと思います。現代文の勉強量があまりに少なかったので古典とくっつけることにしました。


・使用した教材
忙しい人のために使用した教材と使用した時期について簡単にまとめます。
・具体的な流れ
詳しい使い方、使用目的などを知りたい方に向けて、おおよそ時系列でどのように勉強を進めたかを書こうと思います。


【使用した教材】

題名(使用時期)オススメ度☆☆☆☆☆

(古文)

・古文単語300(春〜秋)★★☆☆☆

まあこれでもいいと思いますが、他にもっといい単語帳があると思います。下に書いているものの方がオススメです。最低限の要求は満たしていると思います。

・古文上達 読解と演習56(秋〜)★★★★★

古文の演習をするならまずやっておくべき本。何度も解けば力がつくと思います。

・古文解釈 はじめの一歩(9月)★★★☆☆

ちゃんと読んでないので自信が持てませんが、多分いい本です。この本を書いている先生は、この本から始まるシリーズを書いていて順番に勉強していくと着実に力がつくようになっているそうです。この本を読んでみて、その先生のカリキュラムに乗るか決めてみては。

・古文の読解(9月〜)★★☆☆☆

いい本ですけど、受験生が読むには長すぎます。もっと効率よく勉強できる本があると思います。教養として、という人におすすめです。

・古文単語マスター 333(秋〜)★★★★☆

イラストがついているので古文単語のイメージが湧きやすいです。頻出の単語のセレクトもいいと思います。最後の方に古文常識の章があったと思うんですが、それも役立ちました。

・三省堂 全訳読解古語辞典(通年)★★★★★

辞書。必須。電子辞書があればいいと思いますが僕は紙派なので買いました。

(漢文)

・センター対策 漢文問題集(秋〜冬)★★☆☆☆

多分要りません。センター対策も過去問解くだけでいいと思います。簡単な問題集を求めて買ったつもりでしたが、本当にセンターを解くためだけの問題集なので外れでした。

・新選 漢和辞典(通年)★★★★★

辞書。言わずもがな必須。

(現代文)

・現代文キーワード読解(通年)★★★☆☆

現代文の頻出テーマを集めていますが正直役に立ったのか微妙です。買わなくてもいいと思います。


【具体的な流れ】

古典・現代文は学校があまり力を入れていなかったので、自分でやらないといけないと思い、自分で学習を進めました。

学校では古文だと助動詞の使い方、漢文だと句形のような基本的な文法を習っていて、「古文単語300」を使って基本単語を覚えて確認テストを受けるという形でした。


これだけだとまだまだ文章が読める状態にはならなかったので、自分で参考書を買ってすすめることにしました。

そこで古文・漢文対策のため、それぞれ「古文上達 読解と演習56」、「センター対策 漢文問題集」を使って演習をしました。

前者は幅広い時代から色んな作品を出題していたのでとても良い演習になりました。

「センター対策 漢文問題集」はセンター試験の解法を書いてあるだけで、文章の読み方が詳しく解説されているわけではなかったので少し物足りなかったです。


文章を読むときに、中学入学時に買っていた辞書を引きながら読むことを意識したら、不思議と少しずつ読めるようになった気がしました。

辞書を引くのは大事なんだなあと実感しました。


古文の文法をもっと詳しく知りたかったので、「古文解釈 はじめの一歩」を買いました。

本当に一から説明されていたので途中で飽きてしまって、どっかに放置してしまったのですが、

後から読み返したら結構まとまっていたので、ちゃんと読まなかったことを後悔しています。


さらに古文の読み方を知るために少し古い本ですが、小西甚先生の書かれた「古文の読解」という本を読みました。

かなり分厚かったのですが、語り形式で古文なんてこんなもんだよという風にかみ砕いて説明してくれたので苦手意識はかなり消えたように思っています。ただ分厚すぎて読み終わるのにかなり時間がかかってしまい、消化不良に陥ったように思います。


秋頃に「古文単語 300」が終わったので新しい単語帳で補強したいと思い、「古文単語マスター 333」という本を買いました。

図解と例文がついていて覚えやすかったのですが、復習を怠ったのでしっかり覚えきれたかあんまり自信がないです。


現代文にも危機感を持ち始めていたのですが、正直何から始めればいいのかわからず高1の頃は放置していました。ただ学校でZ会出版の「現代文キーワード読解」が配られていたので、それだけはちょくちょく読んでいた。

これから書くと思いますが、現代文は後からツケが回ってくることになります。


古典・現代文についてはこんな感じです。質問・要望等ありましたらコメントでお願いします。最後まで読んでくださってありがとうございました。



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