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京浜港

 地図を見ていたら、「京浜港」という文字がめについた。結論から言うと東京港、川崎港、横浜港をひとまとまりとしてとらえたときの呼称のようである。
 港のことは、港湾の秩序ある整備と適正な運営をはかるとともに,航路を開発し,保全することを目的として1950(昭和25)年に制定された港湾法で規定されている。
 21世紀になって、京浜港という名前がちらほら出ているが、平成22年 2010 京浜港(東京港・川崎港・横浜港)が「国際コンテナ戦略港湾」に選定のときに、ちゃんと定義されたようである。
ちなみに、国際コンテナ戦略港湾は通称スーパー中枢港湾といわれているらしい。
 
平成16年 2004 みなとみらい線開業、国道357号線横浜ベイブリッジ区間開通、スーパー中枢港湾に指定される
平成17年 2005 京浜港が指定特定重要港湾に指定される、本牧ふ頭BCコンテナターミナル全面供用開始
スーパー中枢港湾を指す際の「京浜港」「阪神港」は一般的に使用されている通称であり、法令上の港名とは別である。スーパー中枢港の上位概念であるハイパー中枢港湾としての「京浜港」には川崎港が含まれるが、単なるスーパー中枢港湾としての「京浜港」には川崎港は含まれない。
https://www.lnews.jp/backnumber/2004/07/12904.html
https://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/11/110723_.html
https://www.mlit.go.jp/common/000208257.pdf
 
平成20年 2008 東京都、川崎市及び横浜市が広域連携強化のため基本合意を締結
平成22年 2010 京浜港(東京港・川崎港・横浜港)が「国際コンテナ戦略港湾」に選定
ハイパー中枢港湾(ハイパーちゅうすうこうわん)は、2010年8月に国土交通省が指定した国際コンテナ戦略港湾の別称で、スーパー中枢港湾のさらなる「選択」による国内貨物の「集中」を目指して指定された国際ハブ港である。2011年4月1日に港湾法が改正され国際戦略港湾という名称が法律名である。

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