ピントがずれている死刑囚弁護団

>事前に告知した場合、心情の安定を著しく害する

チェリーピッキング。害するかどうかは各人によって異なる。制度上、死刑判決を受けた時点で既に「半年以内に執行される可能性ある」と告知されているようなもの。事前告知の遅速ではなく、カウンセリング等によって解決すべき問題。

>執行2日前に告知を受けた死刑囚が、家族と面会し、後悔のことばを話す様子などを録音した音声を提出して「事前の告知はより罪と向き合える」

チェリーピッキング。後悔や反省は告知がなくても出来ることで、必要条件ではない。

>毎日、死刑執行の恐怖を感じている死刑囚の苦しみを考えていない判決だ。事前の告知があれば、何らかの準備ができるのに残酷だ

事前の告知がなくても通常、執行までに半年以上掛かるのだから、「何らかの準備」はその間にできるだろう。そもそも恐怖心は自己責任・自業自得(論拠詳細は幣サイト)。

以上のように、弁護団の主張には無理がある。これでは死刑賛成派の反対派に対する不信感を強め、「偽善だ、告知されないまま殺された被害者の方がもっと苦しんでる」等といった、いつもの感情論に基づく論点摩り替えを誘発するだけだ。
死刑自体の制度矛盾を明示せずに加害者を擁護しても、廃止の機運は生じない。


以下、弊サイトより抜粋。

死刑は民度の低い排他主義者による集団ヒス差別虐待リンチ殺人。「廃止で治安悪化」は統計学犯罪心理に疎い幸福者の平和ボケ。
被害者にしか共感できない偽善者ほど加害者を同属嫌悪し「厳罰すれば解決する報復できる許せる償える」と正義面・自己欺瞞。

命で命は償えない。「加害者の命で償える。殺せば一件落着」という綺麗事・偽善こそ被害者の人命軽視、遺族への冒涜。
報復感情で死刑正当化は復讐に狂う殺人犯と同根。「殺せば解決、死ねば報われる」を是認する社会では却って自他殺は止まない。

死刑に関するよくある勘違いhttp://kanjo.g1.xrea.com/sikei.htm

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