音への嫌悪感も自己責任

一種の強迫観念症とも思われる音嫌悪症。
過去の何かしらの出来事がトラウマとなって、「当時嫌いだった人が出していた音」を連想させるために、嫌悪感が生じるのではないだろうか(と個人的経験から推測)。

音や音楽に対する解釈。その結果生じる反応も人それぞれ。教わった価値観が変われば、麺類をすする音も「おいしそう」に感じたり「不快」に感じたりする。
ガラスを石で引っ掻く音、赤ん坊の泣き声、突然の雷鳴、或いは本人にしか分からない耳鳴りや幻聴への解釈も、また同様。「多くの人に不安感を与える音」は存在するが、それはその音が不安感の原因であることを意味しない。

当事者が感情自己責任論を理解し不快感の原因となっている固定観念を変えたら、どんな効果があるだろう。上記引用記事内では認知療法などについて触れてないのが残念だ。

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