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1年前から変わったこと。(マンゴー編)


にじゅう数年前、就職活動の自己PRにおいて、私は「人間の実体験は想像を上回るので、興味を持ったことは実際体験するようにしています」というPRになるのかならないのか分からないことをシコシコ書いていた。

ロスジェネといわれた世代のちょっと下、「氷河期」とか「超氷河期」とか言われていたもんだから、何か人事の読む人に爪痕を残そうと、もがいていたのかもしれない。

そのもがきはあまり報われなかったけれど、社会人になってからも実体験オタクは続き、毎年なにかしら、ネタになる経験を積み重ねてきたつもりだ。
低い自己肯定感と、少しの向上心と、精神年齢4歳の好奇心が混ざった動機ゆえである。

本を100冊読んだ年、フルマラソンを完走した年、富士山登った、年収30%上げた、妊娠出産した、いい年こいて学校に通った……などなど。

で、この1年を振り返ってみると………


特になし。

え?


それよりそもそも、1年たったって本当ですか?

はい、しっかり1年経過していました↓
威勢のいい完熟宣言がとっても恥ずかしい……。ワキ汗のシミわたったTシャツを見られるくらい恥ずかしいっス!

完熟宣言の「最低でも1歳年を取っているはず」の言葉のウラに込めたのは、そんなことを話題にものせない「何か」が起こっているはずだったから。


「発信」は1年続けた。完熟4、そこは完走である。
コラムの質(主に土壇場で書き上げる私)と量(週一じゃ少ない?)の課題はあるけれど、発信だけで何かウルトラソウルなことが起こるなんて考えは甘かった。熟した果実ほどに。


ええ、ここ1年、noteやInstagramに触れて痛感したのが、この世界でも「営業」が必須だということ。
いいねやハートを押されるまえに、押しに行く。
コメントをつける。
フォローされたら、フォローするなど。

ご近所さんからゴーヤをもらったので、さつまいもをお返しするという近所づきあいトンマナががっちり存在するのですね。

つまり、けっこう無名の書き手が新しいSNSでアカウントを持ったら、「はじめまして、このたび109号室に入居しました、完熟と申します。どうぞ宜しくお願いします。」とそばを配って歩かないと、せっかく書いたものが届かないのだ。


これはオレンジさんの伝説ブログ「ヒラリー観察日記」の知見から得ていたのだけど、やっぱりそうだったか……の感が否めない。

ただ。
マンゴーはひとつ気づきました。
有名人ではないであろう、他の書き手の方のハートとシェア状況を拝見すると、「noteハートは100くらいだけどFacebookシェアが0」というパターンがけっこうある。

Facebookなんてもう使ってないよ、の表れなのかもしれないけど、
うじうじマンゴーには、「ご近所づきあいハート」にも見えるのです。
こんにちは、いいですね、でもSNSの媒体をまたいでまでシェアしたいとは思わない、と。
(反対に完熟4はハートよりシェア数が多いです)


え、性格悪い?
負け惜しみだって?


正解!(笑)

(Facebookのアクティブ利用者は急行下&アクティブ年齢層が完熟層なのでマッチということだと思われます。そしてそもそもコンテンツの目標とするところが、うっかりクリック&一気に読了。うっかり狙い!)


さあ、カンのいい読者はツッコミたいですよね。
ここ1年でマンゴーが変わったのは、「SNSの暗黙ルールを腹でようやく理解した」こと。


中年期になるとおっくうになるSNSの運用ですが、仕事にもガッツリ関わってくるため、実体験が必要。

「インスタ?興味ないし~」「noteなにそれおいしいの?」ではなくて
「あー、インスタ、あんまりやってないですけど、フォロワー1万人です」ってならないと、いい結果には結びつかないんですよね。
そりゃそうだ!

さてマンゴー、懲りてません。
言葉まわり、コミュニケーションまわり、自分まわりの事が大好きな愛しき完熟4。
のなかの、きまじめ軍師マンゴー。

PDCA&活用法をむにゃむにゃだらだらと考えますね~。


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