この星のなかで(詩)

期待ばかり 先を越しすぎて
答えは まだ 胸に詰まって
なにもかも 中途半端な ままだ

この仕方ない生活に続いた
夢は遠くなっていた
何も生まないまま 夜を迎える

この星のなかで 僕は何を染めるの
風の冷たさも わからなくなるほど
情が冷めた顔 包み込むその手は
過去の話なのか

明日が来るのが怖いから
何も出来ずに ただ塞いでいた
自分しか 知らない影を 溶かすのは
あなたの声

悲しみの淵からも 全て素肌で
補い助け合った あの日々を
記憶のかけらだと 思わないで

この星のなかで 僕は何を染めるの
風の冷たさも わからなくなるほど
情が冷めた顔 包み込むその手を
守るため 生きれたら