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男たちよ女を愛したまへ

私は若い頃から、1人の人と付き合うと長いタイプです。

何をもって浮氣性というかはわかりませんが、私は結構つくしんぼう(尽くすタイプ)です。

なんで尽くしたくなるのか?

だって、喜ぶ顔を見ると嬉しくなるんだもん。
喜ぶことをしてあげたいんだもーん。

好きな人なら特に!!

というタイプ「でした」。


喜ばされたい願望より
喜ばしたい願望の方がマアマア強い私。

なので、お姫様様には幼い頃からあまり憧れることはありませんでした。

シンデレラ...

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よりも

リボンの騎士!!

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に憧れる少女でした。



そんな少女が恋愛をしたら、尽くす女になるのか?!

んなわけはないのです。

が‥。

私は不思議と浮氣心が起きないタイプなんですよねえ。

私を自由に動き回わらせてくれるならそれでいい!
だけど何故だか、彼氏は喜ばせたい。

そんな若い頃の私でした。

なのに!こんな健氣な若い頃の私の恋愛は、残念ながら片思いばかり。

好きな人からは思われず、告白しても振られ‥
好きでもない人から好かれる‥

恋愛が思い通りにならない少女でございました。

私は好きでもない人には、ポロンチョんに言えるけれど、好きな人の前ではめちゃくちゃ大人しくなる‥

乙女。

オトメ。

そんな乙女だったのです。


一見、男っぽい私の中に、乙女を見いだしてくれた貴重な男が私を好いてくれたのですが、当時の未熟な私は、クールで理知的な人でないと【イヤ!】だったのでございます。

射手座1度。
九紫火星。
金星人。
辰年。

の私は、美的センスだけは良かったので、「見た目はバリバリ大切!」と自分のことを差し置いて、そこは豪語してはばからなかったのです。


本当に私はどこまでも、クールな人が憧れでした。

だから、恋愛がうまくいかないと私は憧れの人にどっぷり浸ってました。

私の憧れの男たちはクールなイメージの人ばかりでしたわあ(遠い目...)


私の4歳。初恋と言ってもいい憧れた人は‥この人。(年がわかるね)

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赤影さん。

仮面とったらめちゃくちゃええ男!なのです。

 

そのあとはジョン・ローンさんに強烈に憧れて、当時はサイン入りの手紙をいただいたことも。

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そして、大人になってからは、金城武さんにどっぷりハマり...

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そして、並行して(やっぱり浮氣性?)千代の富士関に憧れておりました。

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これが理想の男の遍歴。

私が理想としていた男は、

理性的
合理的
クール
沈着冷静
黙ってこなす

男前

だったのです。

そして、現実の恋もクールな男に惹かれる私。

そんな私は、クールな男に熱く入れ込み、尽くして、クールに扱われ、イカレコレ‥イカレコレ…

 

全て自己肯定感の低〜い私が起こした、見た目と、勝手な妄想に浸った恋の結果でした。

 

で‥

今の伴侶は‥

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違う!


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てな感じのこれまたいい感じの男前。

でも私の理想とは完全に真逆な男だったのです。

理性的 ⇨ 情熱的
合理的 ⇨ 非合理的
クール ⇨ 熱い
沈着冷静 ⇨ 熱血漢
黙ってこなす ⇨ 結構表現者

徹底的に真反対!!!なのでございます。


合致するのは

男前

なところだけ^_^

あとは正反対。真逆!

笑えるほどに。


私の中にあった

自分否定

ある意味、私は彼を通して見ていた私でした。


うざいくらい熱くて
熱血だけど結構冷たい(笑)。

私とよく似ている男。


そんな彼には恋をするというよりは、いきなりお見合いみたいに「お願いします。」的な感覚から入ったまぐまぐづきあいから始まる予定?でした。


が、突然【愛】にスイッチが入った感じ。


こんな私たちの、付き合いが深まるにつれ、彼のエネルギーがどんどん広がっていく。

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次々に魅せてくれ始めたのです。

男は【顔じゃない】と教えてくれた人。

男は【生き方が見える顔】だと教えてくれた人。

そんな彼。


本当にいっぱい私を大切にしてくれています。


彼ができないことを私は結構やってのけます。

最初はそれがどこか切なかったのです。

男の彼よりも女の私の方ができることに切なさを感じました。

だって、テキパキ、パソコンに向かい、
理知的に仕事をして、
クールに判断し、
サッと遊びと仕事を区切るに長年憧れていたから。

でも、それらをの私がやるのです。

だって彼は不得意だから。

私の中に理想という男と女の固定概念が根付いていました。


男はこうあってほしい。

でも逆に女はこうあるべきだ。も、作っていた固定概念。


こんな私が一般的な男女の固定概念を壊していく過程を、愛されていく私を通してお伝えできたらいいなって思っています。

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