くどうれいん「うたうおばけ」

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ノート

第11回 秩父で野宿(くどうれいん)

年に一度、短歌甲子園という盛岡市で行われる高校生の短歌の大会のために遠方から学生歌人が揃...

第10回 まつげ屋のギャル(くどうれいん)

「わたしなんかが身なりに気を遣っても」とか言って、かわいくなろうと努力している同級生たち...

第9回 エリマキトカゲ(くどうれいん)

<玲音、ごめんなさい。ちゃんと謝りたいことがあるので電話をしたいです。何時にかけたらいい...

第8回 からあげボーイズ(くどうれいん)

仙台で一人暮らしをしていたマンションは小学校とスーパーと薬局の近くにあり、早めに家に帰る...

第7回 死んだおばあちゃんと死んでないおばあちゃん(くどうれいん)

小学生の頃、おじいちゃんおばあちゃんというのは運動会を見に来て借物競争などに駆り出される...

第6回 終電2本前の雷鳴(くどうれいん)

夜にものすごい雷雨だと、そわそわしてしまう。こわいのではなく興奮するのだ。わたしは大きな...

第5回 内線のひと(くどうれいん)

その日、わたしは電話のそばのデスクで働いていた。秋晴れで気温もちょうどよく、キーボードを...

第4回 イナダ(くどうれいん)

そもそも土管がある公園がほんとうにあるなんて思わなかった。  わたしの住んでいた学生マン...

第3回 瞳さん(くどうれいん)

わたしは身長が低い。百五十センチない。初対面の人に「もっと、どっしりした感じだと思ってま...

第2回 ミオ(くどうれいん)

ミオはその夜、ほんとうに喪服で来た。赤い暖簾のラーメン屋で、ミオはカツカレーを、武藤さん...