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11年ぶりのやまのこ研修

2022年7月20日野洲の林業普及センターでの「やまのこ」専任指導員・地域サポーター研修会に参加。

この研修は8月の先生向けの研修の事前準備の位置付けでもあり、先生向けのプログラムも考えることになっています。

私は久々の参加で調べてみると前回参加したのはなんと11年前の2011年でした。当時書いていたブログを漁るとその様子が残っていました。先生向けに自分がおこなったプログラムは今見ても大変興味深く、たとえばインタビュー法やダイアログインザダークのようなことや、野田秀樹のワークショップにヒントを得たものでした。なかでも最近よくやっている脈を感じるワークをすでにやっていたのには驚きでした。
http://yamakado.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-2f78.html

それで11年ぶりのプログラムはというと。前回は1人で考えていましたが、今回はスタッフ同士4人で考え、森の絵本作りのアイデアをいただいたのでそこから発想をふくらませて、私たちの班は俳句作りをやってみることにしました。

森の俳句作りはブログを調べると2010年の研修で、すでにやっていました。しかしその時はあまり面白いと思っていなかったのも事実です。その時読んだ句は「森のなか ひんやり 天然冷蔵庫」やはり面白くない。

ではなぜ、11年を経て俳句作りをやってみようと思ったのか。それは「序破急」という考え方を入れると面白くなるのではと思ったからです。序破急とは雅楽の楽曲構成などに用いられる三つ構成のこと。以前、能楽師の安田登さんがこれを世阿弥メソッドと言って紹介されておられたのを覚えていて、これでいけるかもと急に思い出したのでした。

俳句だけでは面白くないので、後白河法皇もはまったという今様、そして、現代のJポップまで展開します。つまり自然観察に始まり、歴史、国語、音楽という広がりを持った「自然観察で俳句、今様、Jポップづくり」というアイデアです。

果たしてうまくいくかどうか。

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