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【入社1年と産休エントリ】“チャレンジを楽しむ”ということ

はじめまして!S hireの小林カンナと申します。今回、はじめてnoteを書きます。
背景としては、S hireに入って丸一年が経過し非常に濃い一年だったことをまとめたい、そしてこのタイミングで産休へ入ることとなり、節目としてこれまでの気づきを残したい、と考えたからです。
同じ業界で日々新たなチャレンジをしながらも悩んでいる方がいたら是非読んでいただければと思います。


自己紹介とこれまでの経歴

まずは自己紹介をしたいと思います。夫・猫2匹の4人暮らしです。
長野県生まれ、学生時代は交換留学でアイルランド、大学時代は別府、卒業後は東京で過ごしてきました。とにかく仕事が大好き。休日は愛猫たちとゴロゴロしたり、ヨガをしたり、長距離散歩をしたりしています。
そんな私は、エージェント歴でいうと今年で約10年弱になります。会社数としても事業内容としても数多く経験しているので、まずはその経歴を簡単に話せればなと思っています。

新卒から二社経験した後にSMSに入社しました。ここが私のエージェントとして働く始まりとなります。この部署では、転職希望者に資格取得も支援しながら、方向性として新たな働く先を探していくというミッションを基に、キャリアの根本から設計していく立ち位置でした。新規事業でもあったため、正解が分からないまま見様見真似で手探りで進めていく毎日でした。その後、獣医師や動物看護師を支援していくエージェントの立ち上げフェーズに携わりました。
今振り返ると私のキャリアは、新部署の立ち上げや新たな試みの遂行など、正解がないながらも走り続けて再現性を高めていくという動きが非常に求められるキャリアを歩んできたと思います。

その後2019年に、現在もご一緒しているS hireの代表である加藤さんと出会い、前職のWARCの立ち上げフェーズに入社します。私はそれまで別の専門領域のエージェントとして働いてきたので、当時はスタートアップ向けの人材紹介については無知でしたし、スタートアップ業界について何も知らないまま、よく飛び込んだなと思います。
また今振り返ると、別の専門領域の経験しかない私をよく迎えてくださったなとも感じます。チャレンジングな採用をしてくださった加藤さんに心から感謝しています。

ただ、この選択は前の2社でのジレンマがあったからこそ出来たものだったと今では思います。当時は私のしていることが本当にその人のキャリア/その企業に寄り添えているのか?と疑問に思うことも多くありました。そのような中で加藤さんと出会い、このモヤモヤと感じていたことがスタートアップ向けの人材紹介であれば解消できそう!新たな視点から挑戦できそう!と思い入社を決めました。

新たなチャレンジでの苦労

そんな理想を抱きつつも前職join直後、しばらくの間は率直にかなり苦労しました。「エージェント経験」はあったものの、”はじめて”のことばかりでした。

例えば...

  • スカウトって?ATSって?

  • 一般企業×エージェントって?

  • スタートアップって?

  • コーポレートのキャリアって?      などなど。

とにかく早く結果を出したい!という気持だけは強かったので、加藤さんの会社紹介や面談術を書き出しカンペとして持ち歩いていました。

特に思い出深いのは、渋谷のエスタシオンカフェでの出来事です。加藤さんに同席してもらった面談後、フィードバックをもらいながら、某企業の会社紹介の練習に閉店まで付き合っていただきました笑。加藤さんは何杯も何杯も水を飲んでいました。

そんなこんなで、チーム・候補者の皆さん・企業のカウンターパートの皆さんにたくさん助けていただきながら打席に立ち続け、今の私があります。(エージェントとして成長させていただきました。)

当時持ち歩いていたカンペ

「スタートアップ×人材紹介」への没頭

そして、現在の領域と対峙しエージェントとして働く中で、見える世界がとても変わったと感じます。その理由は主に3つあります。

まず、企業も人も継続的に続いていくご縁であることを強く感じます。これは今まで領域や業界的に、単発的でのご支援が多く、どうしても長期的にその人や企業に寄り添えきれていないなと感じることがありましたが、今はその方の転職活動が終わっても、何かを期にまたご相談に来てくださったり他の方をご紹介してくださったりとご縁がずっと続く支援ができていると実感しています。

2つ目は、リファラルでのご相談の大切さです。先にお話ししたように、今までの会社は、自社集客が既に出来ていたので、バイネームでお仕事をいただくというよりは、会社に問い合わせてきた方たちをいるメンバーで割り振っていくというようなお仕事の方法でした。
今は成長段階の企業であり、当然知名度もまだまだな中で、自身や会社の行動した結果で候補者の方が増えていくというような仕組みです。「もう一度相談をしてみたい」「自分以外の大切な人の支援もして欲しい」と、私にまたお願いしたいと指名で仰っていただける機会もこの5年で増えていき、自身の行動量や会社の取り組みがダイレクトに自身の結果に表れていると感じられます。

3つ目は、飽きることのない学びの多さです。私自身、新たなことにあれでもない、これでもないと頭を使いながら向き合って全力で取り組むことがとても好きな傾向にある反面、飽き性なところがあり、継続して何かに取り組むことに苦手意識がありました。しかし、スタートアップの人材紹介事業に転身してから、毎日候補者の方の思考性や考えも、企業のフェーズや新しいスタートアップ企業の情報など、毎日色々な情報が飛び込んできて、新しいことを常にキャッチアップしていく必要があることに刺激や楽しさを感じて、エージェントとして成長していくことにも、非常に学びが多い仕事の仕方が出来ているなと感じます。

現職のS hireに関して

また、働く中で私は誰と働くかという視点をとても大切に思っているのですが、今いるメンバーとは、一緒に働いている期間も長いので、ある程度阿吽の呼吸で動くことができるし、とても気持ちの良いコミュニケーションで働くことができているなと感じます。
よくメンバー同士で話しているのは、これが例えエージェント業ではなく、「たこ焼き屋」の経営だったとしても一緒にやりたいなと思えるメンバーに出会えたことはとても幸せに感じています。

加藤さん・相馬さんとは、よくこの「たこ焼き屋理論」の話をします笑

また、皆の動き方のバランスが非常に良いなと思っていて、コミットもしたいし成果も出したいという共通認識から、より良くするためにはどうしたら良いのかという視点で、裏の仕組化や運用のところもしっかりと話すことができるのは、同じ方向を向いて仕事ができているからこそだと感じています。

また昨年からS hireに参画し強く感じることは、「チーム全員でS hireを創る」「売上だけではない品質の部分を、目線を下げずに組織として生み出していく為にはどうすべきか」などという動きがより強い組織になってきているなと思います。加藤さんが組織全体を索引されながらも、良い関係性でお互いに頼りながら、任せてもらう環境が整っているなと思います。

これからまた新たなチャレンジへ

そして、このようなとても楽しい環境で働きながらも、私事ではありますが、5月から産休に入らせていただくことになりました。正直、不安がないといったら嘘になります。それは産むことへの不安というより、いつ戻れるのか、復帰後に両立できるのか、など仕事が楽しいからこそ考えてしまうこともあります。とはいえ、今回も私にとっては新しい取り組みになるので、この私の働き方が今後どのように仕事として生きてくるのかを楽しみに感じている部分もあります。

ちなみに、実は不妊治療を経て子供を授かりました。
理解と応援をしてくださり、そして一緒に喜んでくれた加藤さんはじめチームには感謝の気持ちでいっぱいです。
つらいこともあったのですが、候補者の方とも「不妊治療」をきっかけに深いお話に至ることもあり、経験できたこと自体がとっても幸せなことだったなと感じています。

これまで候補者の方から子育てと仕事の両立や育児の話が話題に出ても、大体の想像はつくものの、実際に体験したことはないので、想像しきれないと感じることもありました。しかし今後は私自身も母となるため、更に多くの候補者の方との共通言語や自身の引き出しも増えるのではないかなと感じています。

また、子供を授かったことで、前職からの同期である相馬さんが「いかにスーパーウーマンか」に改めて気付かされました。

育児両立中のママであることをつい忘れてしまうくらいパワフルで、仕事熱心な姿を隣で見てきました。ロールモデルが近くにいる安心感と、(まだ自信はないですが)私もそうなれるといいなと思っています。

S hireとしては、出産を終えたタイミングで私がフルタイムで働きたいと思えば、いつでも温かく迎えてくださる環境があるということが分かっているだけでも、とても心強く幸せなことです。そしてパワーアップして帰ってきたいなと思っています!

そして次回は復帰後、どのような変化があったのか等をレポートしたいとも考えています。「人材紹介のエージェントというお仕事は人生の経験をした分、それを業務に活かせる。」という話を身をもってお伝えできたら嬉しいです。では、行ってまいります!

最後に、S hireは本当に素敵なメンバーが揃っている組織です!ご興味をいただけた方がいたら是非エントリーください!🙌🏻


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