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ワイシャツのアイロンがけ

おはようございます!!

私は電車通勤をしているのですが…

一時は、ノーネクタイのサラリーマンの方達をよく見かけましたが、またちゃんとネクタイをしたサラリーマンの方が増えているような気がします。

コロナも収束して、久々にちゃんとしようとする気持ちなのかなんなのかは分かりませんが、とりあえずちゃんとスーツ着て、ネクタイしている人で電車やバスはあふれています。

学生も同じです。

だからこそ、ヨレヨレのワイシャツは目立ちます。

もちろん、近年は形状記憶のワイシャツがほとんどでしょうが、だからといってシワがあれば、そのままほっておいてもとれません。

みんな、アイロンがいらないから形状記憶を買っているんでしょうが、時間が経てば劣化もします。

またオシャレなワイシャツ、ブラウスなどは綺麗に着てほしいものです。

私の身近な人で「アイロンがけが好きな人」はまったく知りませんが、ちょっとでも簡単にサッとアイロンがけできるようにお話しします。

はい!

では、今日は「ワイシャツのアイロンがけ」のお話しをしていきます。

ワイシャツのアイロンがけ

ワイシャツのアイロンがけ


ワイシャツで、アイロンがけの基本を学ぶ


ワイシャツのアイロンがけは、クリーニング師の試験(国家試験ってご存じでした?)でも必須であるように、アイロンがけの基本なんです。

アイロンのさばき方や力の入れ加減、シワを伸ばす為に必要な水分量などを、感覚で覚えるにはとても良い教材なんです。

手順もしっかり覚えてみてください♪

ジャケットなどのアイロンがけは、応用編になります。

コツは、アイロンをかけたところは、出来るだけ触らないことです。

襟を指でひっかけて、左右、表裏など動かします。

まず、アイロンになれることが大切です♪

ぜひ!チャレンジしてみてください♪

ワイシャツのアイロンがけの手順


① 乾いたワイシャツに、細かい包み込むような霧を全体に吹きます。


② クルクルと強めに巻きます。そして、布に包み込んで30分ぐらい置いて全体に水分がまわるようにします。


③ 襟裏をあてます。手前に襟がくるように置きます。襟は分厚いので十分に乾かしながらあてていきます。


④ 襟表をあてます。襟先にシワがよらないように気を付けます。着用した時に見えないところへシワを寄せていきます。


⑤ 前立てをあてます。襟の付け根から裾側へ向けてボタンホール側、ボタン側の順であてていきます。


⑥ 左袖の後ろをあてていきます。縫い目をアイロンで押さえて、袖口から肩山へむかってかけていきます。


⑦ 袖ぐりの縫い目はアイロンの先を使って押さえて伸ばします。この時、カフスの表部もあてておきます。


⑧ 左袖の前をあてます。


⑨ 左カフス裏をあてます。アイロンの先を袖口に5㎝ほど入れ、裏からタックもあてておきます。


➉ カフス部と、下部の縫い目を少しずらして一緒に持ちます。


⑪ ➉の表からタック部分をあてます。この時、そでの幅が平行になるようにします。


⑫ 裏返してタック部分をあてます。そで下の縫い目の部分が三角になるようにし、余分なシワはとります。


⑬ 右袖の後ろ側からあてます。左袖と同じ手順であてていきます。


⑭ 襟が右手、裾が左手になるように置き、右前身ごろをあてます。


⑮ 襟が左手、裾が右手になるように置き、左前身頃をあてていきます。


⑯ 両肩を持ち、襟が左手、裾が右手になるように表向きに身ごろを重ねておきます。


⑰ 両袖を万歳させます。後ろ身ごろを中(裏)からあてていきます。


⑱ 背中のタックをとっていきます。上から下まで同じ幅になるように気を付けてください。


⑲ 前身ごろを合わせ、第3ボタンをとめます。前立てをあて、両脇へ十字を切るようにあてていきます。


⑳ 左脇下から脇の縫い目に沿って上がり、肩、襟ぐりをあてていきます。次に左脇下から同じように肩、襟ぐりをあてていきます。


㉑ 襟を折って第一ボタンを留めます。この時、襟が三角形になるように形を整えます。


㉒ 襟に手を添えて両肩を持ち、裏返します。右手に襟、左手に裾がくるようにします。


㉓ シワが気になるところに霧吹きをしてあてていきます。


㉔ で、畳みます。または、ハンガーアップします。


ワイシャツの畳み方

① 襟が右手、裾が左手にくるように前・後ろ身ごろを重ねて背中を上にして置きます。


② 右袖を脇から半分ぐらい広げて置きます。


③ 右手で袖口を持ち、左手でカフスの輪の下10㎝のところをつまんで持ちます。


④ 左手で摘まんだところを頂点に三角形ができるように畳みます。袖口のボタンが見えないように置きます。


⑤ 左手で袖口を持ち、右手でカフスの輪の下10㎝のところを摘まんで持ちます。


⑥ 右手で摘まんだところを頂点に三角形ができるように下へ畳みます。袖口のボタンが見えるように置きます。


⑦ 襟の右横を指2本分の幅で縦に折りたたみます。


⑧ 左側も⑦と同じように、襟の左横を指2本分の幅で折りたたみます。


⑨ 裾を少し折ります。


➉ ポケットの半分の位置で折り、畳みます。左袖のカフス部分が折れないように気をつけます。


⑪ 表返して前立て中心、左右の幅のバランスなどを整えます。


⑫ 襟を上から見て、きれいな三角形になるように形を整えます。


襟を指でひっかけて前後左右へ動かす

衣類を動かすときも襟を人差し指でひっかけるようにして持ち、他の部分を触らずに前後左右に向きを変えるようにします。

アイロンがけする時も畳む時も、シャツに触れる回数をできるだけ減らし、余分なシワを付けないようにします。

はい!!

今日はここまでとさせてください。

明日は「セーターのアイロンがけ」のお話しをしていきたいと思います。

また明日お会いできるのを楽しみにしております。



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