イギリス戯曲〈Airswimming〉上演、もう一人のキャストさん。


こんばんは。
せきねめぐみです!

八月も残すところあと一日ですね。

今年に入って、とくに本企画をスタートさせてからかな、毎月が師走のようです。
これは、いざ師走がきたときには、光の速さで何も覚えていないんじゃないだろうか?(公演本番の時期です)

気がついたらもう、2018年が3分の2、終わるんだもん。
びっくりです。

平成最後の夏といわれている今夏、平成元年生まれの私にとって、二十代最後の夏でもありました。
待ってましたとばかりに二十歳になったとき、楽しみで楽しみで仕方なかった二十代は、今思えば雷の閃光みたいなイメージがありました。

実際は、ひたすら不安と焦りと苦悩に満ちあふれていました。
十代もそういう時間が多かった私ですが、二十代のそれはさらに濃さと深さを増していました。

十代は、「悔しい」とか「むかつく」をひたすら経験した私でしたが、
二十代は、一枚岩ではないことだらけ。
「あんなの単純でしかなかった」と十代を思うほど、全くさっぱりしない、複雑怪奇の海にどっぷり浸かっていました。
泳いだというよりは、溺れていましたし、つねにもがいていました。

二十代を謳歌したというよりは、二十代の苦さをたっぷり味わった十年間でした。


そしてぼんやり思い描いていた二十代最後の一年、
もっとあれもしたい、これもしたい!と欲張りになるのかと思いきや、なんてことはなかったのです。

毎日せっせとごはんを作って、食べ、公演の準備にひたすら奔走し、あとは寝る。
きれいなくらい、その繰り返しでした。
でもこのルーティンが、今わたしの目の前ですごく輝いているんです。

これは全く想像していなかった過ごし方ですが、想像もしなかったことを今していること、そしてそれがこれ以上の幸せはないという過ごし方であることに、心からありがたいと思います。

よくもここまで生きてこられたなぁ。
って、二十代そこそこでそんなこと言って、未来の私が笑いそうですが、笑ってくれたら幸せです。
三十年も生きられるなんて、これはすごい財産です。

三十代、その先を迎えていくことがたのしみで仕方ないです。
これからは苦さじゃなくて渋さかなあ。
色んな味がまだ待っているはずだ。

って、誕生日を迎えたみたいな記事になっちゃいました。


さて、今日は私のプロデュース&出演舞台、
二人芝居【エアスイミング】のもう一人のキャストをお知らせします!

小川祥子さんです。

すごくシンプルに書いちゃったんですけど、八月半ばのオーディションでお会いしただけで、人生で一度しか会っていない方なのです。
どんな人?っていわれても、私もわからないです。
ただ、この舟にぜひ乗っていただきたいと思いました。
今言えるのはそれだけです。
その訳はこれから分かっていくかもしれないです。

あっ、沖縄出身の方です。
小川さんは、沖縄出身っていうと時間にルーズって思われがちで何だかな、って話されていましたが、私にとっては魅惑の地ですね。
でもこの今、まだなにも掴めない、分からない感覚も、新しく人と出会うことの素敵なところだなぁって思います。

わぁ、どんな冒険が待っているんだろう。
一緒にお芝居を創っていけることがすごく楽しみです。
二人芝居は経験がありません。
想像もしていない道のりが待っているんだと思います。
どんなことも、全力で愛せたらと思います。
それは覚悟かな。
わたしは日々覚悟を試されている気がしています。どの瞬間も。
まだひるんでる時もあります。
でもこうしてチャンスがあることが何より嬉しいのです。

これからまた小川さんのことを知っていくなかで、小川さんの魅力などについて、また書いていきたいと思っています。
このご縁に感謝しています。


7月末より地道に準備を進めまして、
9月頭には本企画のクラウドファンディング、開始する予定です。
ぜひ、日本初演となるイギリス戯曲【エアスイミング】、
ご注目いただけたら嬉しいです!

さらに、生演奏キャストとして、パーカッションの方の他にヴァイオリンの方も参加いただくことが決まりました。
さらにもう一人?二人?加わるかもしれないです。
いずれ生演奏キャストの皆さまについてもご紹介させて頂ければと思います。

翻訳出版企画のほうも、大学時代の恩師・小川公代先生がお忙しいなか全力を尽くして取り組んでくださっています。
出版社の幻戯書房さんにも大変お世話になっています。

本当に、本当に、素敵な人たちばかりです。
皆さんと今作品を創れるチャンスを手にしていること、この上なく光栄に思います。

9月に入ると、公演へのカウントダウン感が少しずつ増していく気持ちなので、より一層丁寧に、確実に、大切に、慎重に時に大胆に、歩んでいきたいです。
まだまだ想像していないことは沢山あるんだろうけど、その山々は青々としていて壮観だろうと思います。
登ったことのない山が連なっているのは素晴らしい。
それは"セレンディピティ"、予想していなかった素敵な偶然、予想外の発見と、そう思っていたいです。

そういえばずっと前、この"セレンディピティ"という言葉を教えてくれたのは実は公代先生でした。
何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものに偶然出会うこと。
日本語では、「徴候的知」ともいうそうです。
からだの中がわくわくの泡でうずく響きです。

二十代、もしその現象を無意識と意識で掴んでいたら、もう少し私はシンプルでいられたかもしれないな、と思うこともあります。
あるいは、覚悟が決まっていたかもしれないとも。
でも、私が手にしたものと手にしなかったものについてはどうでもいいんです。

セレンディピティは、きっと生きていることの本質なんだろうと私は思います。
生きているという現象そのものがそうだと日々思っています。
それは偶然と必然が別々にならない世界だと思う。
偶然と必然を行ったり来たりしたり、奇跡と奇跡じゃないを行ったり来たりしながら存在する、
そんな名前のないものだろうと思います。

こうやって書き記すことが私にとって大事なプロセスにもなっています。
いつも読んでいただいて、ありがとうございます。


皆さま、八月最後の日もいちにち健康で、素敵な夏の締めくくりをおすごし下さいね。
また公演のお知らせを書かせていただきますので、チェックいただけたら嬉しいです!


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◯日本初演「エアスイミング」◯

日本初演/初企画プロデュース&主演舞台「エアスイミング」のこと。東京都教育委員会助成金「チャレンジアシストプログラム」へ選出。Motion Galleryで実施したCFにて目標額200%を達成した企画。
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