旧入間県土着フォーマット「5kモダン」の謎に迫る
そもそも旧入間県ってなんだ「旧入間県」でじわじわと広まっている謎フォーマット「5kモダン」について解説していきます。
基本ルール
モダンフォーマットのカードプール及び禁止制限
メイン+サイドボードをWisdom Guildでのトリム平均値の合計が5000円以内に収める(基本土地は0円扱い)
と言うルールの下で構築する特殊フォーマットです。金額がスパロボみたいなストラテジーゲームの編成コストの様に機能し、5000円という編成コストの中に収めるかが重要なゲームとなっています。このトリム平均額により通常では下位互換なカードとなっているカードが「金額が安い」という理由で採用候補となったりするのが魅力の一つです。
環境雑感と実例
「モダン」とは入っていますが環境のゲームスピードはスタンダードくらいで、金額制限の為ミッドレンジ系が組み辛く部族やアーティファクトシナジーのような一つのテーマに特化したシナジー重視のデッキが多めです。
土地基盤がかなり脆弱で1〜2色のデッキが多く、3色にするなら土地サーチを多く積んだりエネルギーカウンターなど特殊な色サポートを使わないと厳しく2色のデッキも色拘束の程度によっては採用を見送るレベルです。実際のリストからみなさんがどのようなデッキを実際組んでいるのか見てみましょう。
赤黒機体(あうら氏)
例えばこのデッキはカラデシュ期のスタンダードで猛威を奮ったマルドゥ機体をベースに、血トークンを生成する現在のスタンダードのカードを合わせよりアーティファクトシナジーに寄せたアグロデッキに仕上がっています。マナ基盤の観点から見るとアンタップイン可能な土地が金額の都合上《凶兆の廃墟》のサイクル通称チラチランドくらいしか選択肢無くそれを使うには基本土地を多く入れる必要がある為色を減らしています。
青赤緑再生(さいとう氏)
こちらはラヴニカのギルド期のスタンダードに存在していた《荒野の再生》デッキですね。通常では3色は厳しいですがエネルギーカウンターを消費することで好きな色が出せる《霊気拠点》を使い3色を成立させてます。
更にマナ帯にも気をつけ基本青赤ベースで緑は4マナ以上のカードしか入ってません、エネルギーデッキだと《霊気との調和》や《ならず者の精製屋》を入れたくなりますが1ターン目に緑が必要になりマナベースに負担がかかるのであえて緑を薄くしているという構築になっています。
白単鍛えられた鋼(ぴろし氏)
こちらもかつてミラディンの傷跡期のスタンダードに存在していた《鍛えられた鋼》デッキですね。クリーチャー群はモダンホライゾン2の接合持ちのクリーチャーを多めに取り《鋼の監視者》や《活性機構》・《ゲスの玉座》とともに+1カウンターシナジーを厚くしています。
このデッキで特徴的なのはサイドボードが無くメインボードで編成コストを使い切っている点です。どうしても積みたいカードのためにサイドボードを犠牲にするという選択もまた5kモダンならではでしょうか。
↑5kモダン優勝デッキ記事のまとめです
デッキ構築方法
上記の例で顕著ですが過去のスタンダードのデッキを元に構築している場合が多いです、デッキの基本構造はそのままに類似カードの中から安価なものを選んだりして金額コストを下げてより強力なカードを積んでいくという構築になります。例えば《神々の憤怒》を入れたいという場合、赤の3マナ3点全体火力ソーサリーが欲しいというなら《金屑の嵐》がその条件の中では現状最安値となっているのでそちらの採用を検討するといったところです。
もしくは前述の鍛えられた鋼のように「+1カウンター」を使う「アーティファクトクリーチャー」に焦点をあててそれらでまとめるというように特定のカードタイプ・特定のギミックに着目する構築も一つの手です。
最後に
以上が5kモダンにていてでした
このフォーマットがよく行われているのは
TCGショップディスクさん(狭山市)
TSUTAYA狭山店さん
TSUTAYA嵐山さん
ときがわベースさん(比企郡とぎかわ町)
と埼玉県の旧入間県範囲となっています
皆様も謎の魅力のある5kモダンをやってみませんか?
↑よく5kモダンのイベントに参加されるToizuさんの5kモダン紹介記事となります私が伝えたかったことが簡潔にすごくまとまってます
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?