Twitterについて

 わたしにとってTwitterとは気の合う人を見つける場である。Pixivで好きになった人、ニコ動で気になった人が、どんな日常を送ってるのか知りたくてTwitterを見る。だからリア友はほぼ皆無だ。その人の日常に触れて、そうかこんな考えの人なのか今日はこんなことをしたのか、こんな環境でこの人はあの作品を造ってるのだなぁと感心する。リアルタイムで最新情報も知れるし、身近でファン心理がとても刺激される。botで癒やされたりもする。
 ただ問題はなんだかその人と仲良くなった気がしてしまうところだと思う。趣味が合うと好感を持つし、気が合うんじゃないか、とつい思ってしまう。特に寂しいときは駄目だ。ついぽつぽつコメントなどつけてしまう。元がファンなんだから、返事が返ってくるととても嬉しい。じゃあ今度はこの人のライブに行ってみよう、この人の絵画集を買ってみよう、感想を書こうとなる。
 ただ凝り性なので、ネズミ算式に情報量がふくれあがって毎回手に負えなくなる。さながらアダルトビデオのウィンドウが開いて止まらなくなるように、情報の海に投げ込まれる。最近はリスト機能に気づいてかなり助かった。欲しいときに欲しい情報だけ手に入る。嫌なのはいちいちフォローしてるのが相手に知られて、フォロー返しをされることだな。相手が不快になったときに外しにくい。たぶんそういう人は付き合いのある人はリストに入れて、Twitterそのものはコメントや新着しか見てないことは分かってるのだが、こちらとしてはもう好感を持ってしまっているのでなんだか罪悪感が拭えない。お人好しにネットは向かない。ただのストレスの塊である。
 ただわたしは好きなものを並べて整理するのが好きなので、大変楽しい。自分が何が不快でそのとき何に興味をもってたか、時々読み返すのは密かな楽しみである。

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