レア4による、どういう対応をすれば長谷部は甘栗を口にするか

 もしこういう対応をされたら長谷部はどんな態度をとるか、検証してみた。

「君のために剥いたんじゃないんだからな」(ツンデレ鶯丸)

(俺のために剥いたのではないのか。じゃあ誰のために剥いたんだろう。大包平がきたときに備えて剥いてやる練習だろうか)

「ああ、そうか」

 →そのまま通り過ぎる

「剥いて欲しかったんでしょう」(年上系一期)

(え、俺剥いて欲しいって言ったっけ。そんなに剥いて欲しそうに甘栗を見てたか。別に食べたくないんだがな。それより何でこいつはこんなに偉そうなんだ)

「いや、別に」

 →そのまま通り過ぎる

「俺剥くの得意なんだぜ!」(わんこ系鶴丸)

「そうか。上手に剝けたな。」

 →頭を撫でて通り過ぎる

「皮ごと食べてください」(体育会系江雪)

(!?俺はこいつに嫌われてるのか?小夜にもこんな対応をしているとしたら、それは問題だな。皮も一応栄養はないが繊維物質ではあるが…。)

「俺が剝いてやるから、見て覚えろ」

 →淡々と二人で大量の甘栗を剥き始める。結果的に全部剥いてしまって本丸中に二人で配り歩く。一人で皮のゴミ処理までし出して長谷部の仕事が増える。

 レア4、最終的に長谷部の剥いた甘栗を食べるという結果になった。ちなみに長谷部自身は一口も甘栗を食べていない。

番外編ー成功例ー

「甘栗剥いたんだけど美味しいかな。」(おかん系光忠)

(味を見て欲しいのか。たしかに自分の味覚だけでは他の者が食べたとき、美味しいかどうか不安だよな。)

「分かった。食べる。」

 →成功。

「うん、旨い。」

「本当?もっと剥いてあげてもいいよ(つんでれ)」

「う、うん?お前は食わないのか」

「剥いてもらいたいでしょう?(年上系)」

「いや、別に」

「僕剥くの得意なんだ(わんこ系)」

「そうか…。」

「それとも皮ごと食べたい?(体育会系)」

「いや、皮付きなら渋皮煮にした方がいいだろう」

「分かった!次は渋皮煮作るね(次の約束)」

(渋皮煮か…。失敗したときの処理班としてそばにいた方がいいな。)

「そうか。楽しみにしとこう」

 本丸で長谷部マスター光忠の異名が流れ始めるのだった…。

ーーーーーーーーーー完ーーーーーーーーーー

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