2023年下半期に遊んだゲームの記録

昨年下半期に遊んだゲームのまとめ。上半期のまとめはこっち。


ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム

プレイ期間:5月12日~7月30日
プレイ時間:190時間

このゲームの夕焼けの表現好き

感想は上半期のほうにかなり詳しく書いてしまったので割愛。
すごくすごく面白かった。ストーリーについては、正直なところブレワイのほうが好きというのは今でも変わらないものの、クリアから時間が経つにつれて完成度の高いストーリーだった……としみじみと思うようになった。でもDLCがないらしいので、ちょっと許せない部分もある。ブレワイにいたあの人はどうなったのよ!とか、時間軸どうなってるのか説明してよ!とか。四英傑が本当に好きなので、その存在感の希薄さには物申したいです。

おそらくこの世界での冒険はこれで完結、もう続編はないものだと思っているが(ゼルダとリンクのことを思うとそうであってほしいが、心情的にはもっとあそびたいよ~~~になる)、この先もきっと何度も思い出すだろうな。でも絶対にブレワイから遊んで。

Storyteller

プレイ期間:7月18日
プレイ時間:3時間

王も王女も人を殺しがち

Nintendo Switch Onlineの「いっせいトライアル」で遊べたやつ。
登場人物と出来事をマス目に配置して、正しい物語を作るゲーム。前々から気になっていたので、いっせいトライアルで来てくれて嬉しかった。
他にはなかなかないゲームで面白かった。ただ、3時間程度でクリアしてしまったし、何度も遊ぶタイプのゲームでもないので、フルプライスで買うのはおすすめできないかも。

超探偵事件簿 レインコード

プレイ期間:7月30日~8月16日
プレイ時間:30時間

可愛い女

ダンロンのスパイク・チュンソフトの新作。
記憶喪失の探偵見習いと死に神ちゃんが、雨が降り続ける街で起きる殺人事件の謎を解きながら、街の秘密に迫っていく。
外連味たっぷりでにぎやか。テンポの悪さを感じる場面がなくはないが、かなり面白かった。個人的にはダンロン(無印しかやってないけど)より好き。死に神ちゃんが可愛いので。このゲームの良いところは、とにかく登場する女たちが皆でかいところ。特に意味もなく、身長180センチ近くある。これは完全に性癖。可愛い少年と巨女の組み合わせ、これは性癖。
ミステリ的に見ると、難易度は決して高くないものの正統派に楽しい。ちょっとメタミステリっぽい。続編が出てもおかしくない、というか出るべき終わり方なので、今後の展開も楽しみにしている。

FINAL FANTASY XVI

プレイ期間:8月18日~10月4日
プレイ時間:55時間

顔がいいので全て許す

PS5を購入したのでせっかくだからと初FF。初FFがこれで良かったのかは分からない。
クリスタルの加護を巡って国同士が争い合う大陸で、一国の王子が戦争に身を投じていく話。国と個人の利権の話が複雑に絡み合い(更に時系列で変化していく)、正直何度か混乱した。急にまぐわい出すのも謎だった。この複雑さはストーリーに集中すべきだなと思ったので、途中から難易度を下げて遊んだ。敵がカチコチ過ぎて戦闘に数十分かかっていたため……。
遊んでいる最中、知人に「FFどう?」と聞かれれば「暗い、ですね……」と答えていたくらいには暗い。基本的にみんな可哀想である。その可哀想さが報われる予感があまりしないのもつらかった。
ラストは号泣したのだが、半分以上はこれのせいです。米津め~~~

Spiritfarer

プレイ期間:8月25日~8月28日
プレイ時間:25時間

色味が可愛かった

Nintendo Switch Onlineの「いっせいトライアル」で遊べたやつ。
スピリットフェアラー(魂の旅人)である主人公が、船で旅をしながら色々な生き物たちの願いを叶えてくれる話。要は成仏させるのが目的。
つまるところお使いゲームなのだが(公式では「マネジメントゲーム」と称されていた)、わたしはゲームでもサブクエが大好きな人間なのでかなりハマってしまった。
言葉選びが好き。何匹もの動物を送っていくうちに、徐々にその魂の背景や真実がわかってくるのだが、とても丁寧に作られているゲームだと思った。彼らの抱える未練や後悔が生々しすぎる。まだまだ回収できていない伏線とかが無数にありそう。時間泥棒なゲームだったが、一旦エンディングまで見られた。絵もとてもきれいで好き。

ポケットモンスターバイオレット ゼロの秘宝  前編・碧の仮面 / 後編・藍の円盤

プレイ期間:10月10日~10月15日 / 12月16日~12月28日
プレイ時間:10時間 / 30時間

色違いシャンデラちゃん かわいいぜ

最強主人公が田舎に行って、少年の心を破壊する話。
と言ってしまうのはもちろん乱暴すぎるし、それだけではないのは分かっているものの、DLCのストーリーだけ見ればわたしは今のところやや「否」寄り。ただ、これから「番外編」の配信があるらしいので、それを待って判断してもいいのかもしれない。
主人公の天才ぶりに打ちのめされる才気あふれる少年というのは、剣盾のホップとビートが思い浮かぶ。そちらがまだ少年漫画的な文脈で復活を果たすのに対して、今回のDLCでは「諦念」という現実味のある解決法で片付けているように感じて、ポケモンでそれをやるのは悲しすぎやしないだろうか、と思ってしまったのだった。もちろん、彼は彼で宝物を手に入れたんだと解釈することもできるのだが(実際そうなのだろうし)、わたしはその落とし所をポケモンでやらなくてもいいではないかと思ってしまう。主人公の超人ぶりを補強する材料にしていないか? それはちょっとメタ的な視点を持ち込みすぎてやしないか?

ちなみに、後編のプレイ時間がやたらと長いのは図鑑埋めをしていたためです。図鑑を埋めるためには、ブルレクというマルチプレイがほぼ必須となっている。お友だちの少ない32歳女児としてはかなり厳しかったのだが、勇気を出して掲示板の募集に飛び込んだら呆気なく必要ポイントが集まってしまった。インターネット大好き。

Behind the Frame 〜とっておきの景色を〜

プレイ期間:11月2日
プレイ時間:2時間

日本のアニメーションぽさ

Nintendo Switch Onlineの「いっせいトライアル」で遊べたやつ。
女性が絵を描く話。言葉の少ない謎解きあるいはパズルゲーム。ホラゲか!?とビクつく演出もあったりしたが、総合的には穏やかで鮮やかなゲームだった。サクッとプレイできるが、意外と内容は難解かも。メタファー。

OCTOPATH TRAVELER

プレイ期間:10月15日~12月1日
プレイ時間:70時間

敵がデカすぎて面白い

発売当初からずっとやりたいなと思っていたやつ。半額セールが来ていたのでついに買った。
8人の登場人物たちをそれぞれ操作する群像劇的なゲーム。ドット絵の表現がすごくきれいで、旅がとても楽しかった。新しい街にたどり着く喜びのようなものを久しぶりに味わえたゲームだった。
8人それぞれ全く違うストーリーを進めていくのだが、誰が好きかは人によってかなり違いそう。シリアス一辺倒の踊り子プリムロゼ、お嬢様と闇の住人の遣り取りに尊さを覚える盗賊テリオンあたりが好きだった一方、狩人ハンイットとか薬師アーフェンとかのストーリーはかなり退屈だったな……。
あと、全員分のストーリーを終わらせても特に大団円感がないのもちょっと肩透かしだった。もっとこう……メンバー同士の絡みがあってほしかったよ。
戦闘はかなり面白かった。ターン制コマンドバトルなわけだが、敵の弱点を突きまくることで自分のターンが増えていくタイプ。普通に敵が強くてめちゃくちゃ負けた。
オクトラ2では、不満だったメンバー同士の交流の部分が改善されているらしいと聞くので、そのうちやりたいな。

Refind Self

プレイ期間:12月6日
プレイ時間:3時間

遊ぶと性格がわかるらしいゲーム。一時期流行っていたね。
ちょちょっと遊んだら、わたしは「研究家」だそうです。確かにサブクエとか全部やりたいタイプだし、街の人全員に話しかけるし、ポケモン図鑑も埋めてるし、まあそうなのかもしれない。
このゲーム、結果しか言及されていないような気がするが、内容も結構好きなやつだった。端的に言うと百合です。本当にすみません、こんなこと言って。

まとめ

こうして見るとSwitchのゲームばっかり!今やっているのもSwitch(AI: ソムニウム ファイルをやっている)(またしてもスパイク・チュンソフト……)。
実はクリスマスセールのときにPS Plusに加入したので、ゲームカタログを遊んでいかないと損してしまう。FF7リメイクとGhostwire: Tokyoは少なくとも遊ぶ予定だけど、何かおすすめあったら教えてくださいませ。


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