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君より1日長く生きる

初めまして
ファミリーサポートコーチの
大友孝一です。

精神疾患を抱えた
援助者のサポートをしています。

私自身が援助者の当事者でもあり
発達障害、精神疾患を抱えています。

タイトルの
「君より1日だけ長く生きる。君より早く逝きそうになったら一緒に連れていく」

恥ずかしながら妻へのプロポーズの言葉です。

結婚して21年
妻とは離婚2回
結婚式を2回挙げています。

1回目の離婚の際には
離婚届を提出して
その日に婚姻届けを提出
役所にとっては前代未聞だったのでしょう。

離婚して良いのですね

とまで確認されました。

ふざけていると
捉えたのかもしれません。

役所は部署は違いますが
私の職場でもありました。

結婚してしばらくたって
妻が自殺未遂を起こしました。

精神科に受診して
統合失調症と診断され薬漬けの毎日。

幼児二人抱え、
ちなみに妻は3児を連れての再婚、

私は初婚で出来ちゃった婚です。

仕事と家事と育児、それに妻の看護と今思うと
よく出来たなと思います。

10年近くかけて妻の断薬までこぎつけるも
妻の病気は解離性同一性障害と判明。

多量多剤の薬のせいで内臓はボロボロの状態。

それから立場は逆転し
私自身がメンタルをやられ

うつ病を発症するとともに
妻や家族へのDVから家族崩壊、

私を含め家族全員が
自殺未遂経験者なんて
ありえない話だと思われるかもしれません。

その後も

途中退職、起業の失敗、自己破産
私の自殺未遂による妻の殺人容疑

生活保護、無理心中を図り
大暴れして措置入院。

境界性パーソナリティー障害の診断。

数々の事件を繰り返しました。

その間、妻や子供たちは私を支えてくれました。

これまで一番幸せだった
と感じているのは

バス代のお金も無く
妻の病院に行くのに
何時間も歩いて行った時のことです。

つらいのに妻は笑っていました。

今でもその時のことを思い出します。

何も無くても
妻が生きていて笑ってくれている。

それが幸せなのだと。

家族は千差万別です。
家族の数だけその幸せも違います。

私の経験を、失敗ばかりですが
苦しんでいるみなさんに伝えられたらと思います。

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