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緊迫するウクライナ情勢と日本

皆さん、こんにちは。かんおさです。

暗い話題はあまり書きたくないのですが、ウクライナ情勢が割と切迫した状況になってきましたので、出遅れない内に発信しておきたいと思い、本記事を書いております。

あくまで私の妄想という事で、考え方の一つとして参考になれば幸いです。

ついにロシアがウクライナへと侵攻

先ほど、ついに聞きたくない一報が届きました。

お花畑な日本のマスコミは、「平和維持」を前面に出したロシア側の声明をそのまま伝えてお茶を濁しておりますが、実質、侵攻で間違いないでしょう。
前の記事でチラッとお話ししました通り、親ロシアの勢力を守るとのお題目の元、ずかずかと他国に侵攻しようとしております。(この記事時点では確定情報なし)
これはクリミア半島の時と全く同じ構図です。

ロシア側の立場としては、自国の周りの国がEUへと加入してしまい、丸裸になっていくわけですから、何とかそれを阻止したい気持ちは理解できます。
できますが、じゃあそれを力で変更していいのかと言われれば、当たり前ですが答えは断固、否であります。
EUに入りたいと思う他国は、ロシアには無い魅力をEUに見出して動いているわけですから、理屈だけで言えばですけど、ロシアの方が良いと思わせるような国になればいいだけなのです。
それが出来ないから武力を前面に押し出した形で現状変更しようとしているにすぎません。

この事でEUを始め、西側諸国は素早く制裁開始に向けて動き始めております。

しかし残念ながら、それでロシアは止まらないでしょう。
その程度の事は既に想定内でしょうしね。

それに先日、北京五輪が終わった直後の、このタイミングですから、色々と透けて見えるものがあります。

情報戦も今は苛烈 だけど昔のように簡単にはいかない

先日の記事でも少し触れましたが、こと共産圏のお国柄なのか、情報操作はお手の物なので、今回も色々な偽情報が飛び交い、少しでもロシアの有利になるように世論戦が展開されておりました。

ロシアの窮状を紹介し、だから仕方ないという方向にもっていく論調も散見されましたね。
そしてそんな風に追い詰めたのは、西側諸国であるという主張が声高らかに行われている様子を見ました。

まぁ、私から見れば、何で自分の今の窮状を他人のせいにしてるのよ? としかならないわけです。
勿論、そういう側面があるのは事実でしょうけど、それならやりようは幾らでもあるはずです。結果として、他の国を顧みず、自国の理論で突っ走ったからこうなってるんだろうと。
つまり、ロシアという国が存続するために、強いロシアを維持し他国と戦い続けることを選択しているわけですから、さもありなん。

しかし、これはロシア側にとっても計算違いだったのでしょうが、SNS等からの投稿で、嘘がすぐばれる。計画もすぐにアメリカにばらされる、といったカウンターを食らいまくっているのが印象的でした。

丁度、先日、良い動画を見つけましたのでご紹介です。

最近、テレ東Bizのウクライナ侵攻に関わる一連の動画は、かなりわかりやすくて良かったので、お時間があれば他の動画も見てみてください。
しかし何で国内の政局を扱うと、途端にあんな意味不明の動画になってしまうのか、勿体ない。

この情報操作や印象操作は、共産圏のお家芸で、とりあえずばれなきゃ何しても問題ないというあの生き様を反映しております。
日本でも腐った組織は同じようになっていきますが、それを国単位で行えばこうなるわけですね。

そりゃ成長も努力目標もなく、管理統制された世の中で生きるのですから、腐り落ちていくのは自明の理であります。突き詰めれば共産主義とはそういうものです。
私も、不労所得を貰えるようになったら自堕落になる未来しか見えません。
早く自堕落になりたい……誰しもそう思うでしょ、ねぇ?(何

なので、近代国家の仲間入りをし、自由主義社会である日本では、法の範囲内であれば(ここ凄く重要)、何を主張しても自由に活動できます。
現政権を批判するのも自由ですし、それに反論するのも自由です。
じゃなければ、私のこんな記事でも当局に見つかった瞬間にお縄ですよ。
昔の国家総動員法が適用されていた統制社会になってしまいます。

ですから現在では余計に色々な情報が飛び交い、情報の真偽を確かめるのは困難な状況になっております。
こんな情勢だからこそ、自分なりの情報の取捨選択方法を確立しておきたいものですね。

偽旗作戦進行中 日本も既にズタボロです

皆さん、偽旗作戦という言葉は聞いたことあるでしょうか?

これは軍事的には割とメジャーな方法なんですけど、簡単に言ってしまえば獅子身中の虫ですね。
敵国の中に入り込み、自国の有利になるように世論操作したり、組織を作って動いたり……そんな感じの事をして敵国内に起点を作ったうえで、それを口実として侵攻するという形が多いです。

実は過去の日本も似たようなことをやっとります。
で、何か近年、日本国内でも似たような動きを頻繁に見かけませんか?
それも最近は特に世論操作という性質上、マスメディアを中心に見かけることが多くなりましたよね。
あからさまな中韓推しに日本下げはデフォルトです。
それ以外に、やたら権利を主張する傾向が増えてきたと感じる方、多いのでは。

例えば、割と有名なのがウポポイ問題です。

正直にお聞きしますけど、皆様、ウポポイと聞いて何かイメージできますか?
アイヌと聞いて何か思い浮かびますか?
私は、昔流行った、侍スピリッツというゲームがあるのですが、そのキャラクターの一人であるナコルルとリムルルくらいしか出てこないです。

私でもかろうじてその程度の認識なのですが、一般の方にはもっと縁遠いんじゃないかなぁと。
そんな皆さんほとんど知らないようなアイヌ民族について、知ってもらおうと活動する団体があります。
そこまでは全く問題ないと思うんですけど……なんでか、以下のような話まで出てきてしまいまして。

偏見? 差別? なんぞそれ? みたいな寝耳に水な話なわけですよ。
アイヌの人たちって、今は日本人じゃないんですか? とか、色々疑問符が湧きまくるわけです。

この人権という言葉が非常にきな臭いものを運んでくるというのは、皆さん、頭に入れておくと宜しいかと思いますよ。

そもそも一般人の大半は、偏見も差別も何も、アイヌ?知らねってなると思うのですよね。
だから仮に差別や偏見があるならそれは、その地域特有の問題なのでは? と私は思ってしまう訳です。知らないものに差別意識も偏見も持ちようがないんですから。

なのでここはアプローチの仕方がおかしいです。
まずはイメージ戦略として先ほどご紹介したナコルルみたいな象徴になるキャラクターを広めていくことが最初かなと私は思います。
良いイメージを伴ったキャラクターやドラマなどを起点として、人々に浸透していけば運動もまた違った方向で盛り上がるでしょう。しかし、実際は記念館を作ってうんぬんかんぬん。いや無理ですって。

あと、もし仮にどこかに住んでいるアイヌ人なる良く分からん民族の皆さんが、自治権を欲しいと願っているとします。あくまで過程ですよ?
多分、本人たちの大部分はそんなことは望んでないと私はふんでます。

でも普通であれば、無理ですって話になるはずです。
日本に住んでるんだから日本人じゃん、で終わりです。
過去のことが云々とかあるらしんですけど、これお隣の国と同じ手法なんですよね。騒いでごねればお金が出るっていう典型的なパターンです。

けど、法務省のページを見る感じ、なんか変な方向に話が進んでいるうえに、変な予算まで付いちゃっているようでして、きな臭さが半端ないです。
この法案通したアホな議員は何なの?とか私は思いますけど。
前の記事で持ち上げました、菅義偉元総理大臣が絡んでるなんて言う話もありますので、そこは明確にマイナス点ですが、これも良かれと思ってやってる節があるから余計に質が悪いです。

この手法が日本の各地、特に地方で多くとられております。
これはアイヌ人の人権という形をとっておりますが、外国人の人権であったり、沖縄人の人権であったり、何かにつけて人権、人権っていう人多くなったと思いませんか?

これが、偽旗作戦のとっかかりとして使われる形で今は世界が動いています。

権利を主張するのは自由なのですが、それを盾にして現状を変更しようと画策する動きがあれば、それは何か裏で手を貸している勢力があると考えた方がしっくりきます。
だって基本的に、そんな小さな勢力は世の中から見ればマイノリティなんですから。
プラカード掲げて不満を発するのが関の山なのに、政治に介入できる勢力って普通に考えておかしいでしょ。その資金の出どころや関わっている人脈ってどうなってるの?って私なら思います。

そして恐らく、そんな運動を含め、それらのような善意を集め金に換える組織になり果てているところがあったら更に注意です。

今回は軽く触れるだけにしておきますが、割とこの動きは昨今、特に活性化しているので、ちょっとだけ眉に唾を付けて情報を見ると、色々と見えてくるものがあるかと思います。

EUもアメリカも何でこんなに弱腰なの?

これは昔からのアメリカの姿を知っている方は、疑問に感じると思うのですよね。

まぁ、一つにアメリカの大統領であるバイデンさんが、やはりだめなタイプで、基本的に融和路線をとってしまうからなんですよね。
これは、大統領選挙の時にも散々言われてきたことです。
もう一つは、アメリカは今、中国との戦いが目前に迫っている関係で兵力をそちらに割けないという単純な問題があります。

昔の世界の警察を豪語していたアメリカでしたら無理にでも行ったのでしょうが、今はお金もない、人的資源も目減りしているうえに、国内情勢がボロボロという状況下で出来ることが限られてしまっている背景がありそうです。

では、EUの方はどうかと言えば、これがまた非常に質が悪いことに、ロシアと中国に色々と握られてしまっている関係で強く出れなかったりします。

特にエネルギー問題は深刻の極みで、今、ロシアから天然ガスの供給をストップされるとドイツが詰むという状況です。
その為、足並みがそろわず、もぞもぞとしている状況というのが浮かび上がってきております。

EU諸国を中心に、世界に広まっていった人権問題、そして環境問題。
一見すると美談のように見えるのですが、その裏では、先ほども書いたような善意をお金に変えようと暗躍する動きが見えます。

ちなみに私が事あるごとに、とりあえず都市型シムなりRTSなり工場系シムなり、何でもいいからやっとけーと、ボソっと呟いている姿を目にした読者の方もいらっしゃるかと。

この手のゲーム、あくまでゲームではありますが、やはり現実を基にシミュレーションするわけですからその再現度は馬鹿にできません。

で、実際に、その手のゲームを楽しむ上で、問題になるのは決まっているのです。
それは「金・食料・エネルギー」の3つです。

どれか一つが欠けても社会生活が破綻し、詰みます。
ちなみに、食料とお金は資源という名前で置き換えてもいいくらい密接に関係のあるものです。

つまり更にまとめれば「資源とエネルギー」を確保しないことには社会活動は無理ということになります。

今回EU(特にドイツ)はエネルギー側をロシアに頼っているため、首根っこをひっ捕まえられてしまった状態なんですよね。
ちなみに食料資源の確保も深刻で、ロシアがウクライナに固執する原因のひとつになっております。

で、何でそんなことになっちゃったの? という話なのですが、簡単に言えば「脱炭素」をキーワードに台頭してきた自然エネルギーなるあれが原因です。

環境にやさしいというイメージ的にとても良さそうな物を御旗に立てて、自然エネルギーやエコと言ったものを追求した結果、これなんです。

この件に関しては色々と書きたいこともあり、書き始めたら記事1つ分になりそうなので今回は軽く呟く程度にしておきます。

まず、大きく分けて3つの間違いを犯しました。

① 化石燃料からの脱却をうたったがゆえの石油の高騰化
② 不安定な自然エネルギーに頼った
③ 安定的なエネルギー確保を怠った

これどれか一つでも外れていればここまで酷いことにはなってないと思うんですよね。

自然エネルギーによる発電方法は基本的に不安定であり、更にコストが高いという悪い特徴があります。この事実はしっかりと抑えておく必要がありますね。
このコストというのは、太陽光なら占有面積であり、風力発電なら維持費がヤバいです。

これがまだ蓄電技術が更に飛躍的に進歩していれば、可能性としては十分なんですが、今のところその技術は発展途上です。
なので、現時点においては自然エネルギーを主軸で使うことは、自殺を意味すると言っても過言ではないです。

ですがそれを急速に進めちゃったがゆえに、今、エネルギー問題が広まっていて、ずったぼろなのがEUの現状だったり。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/10/post-97270.php#google_vignette

そんな感じの事をサクッと上の記事がまとめてくれておりますので、興味のある方はどうぞ。

日本も他人ごとではない 中国の動きに注意が必要

これはあまり不安を煽りたくないので簡単にまとめておきますが、お隣の中国が今後どう動くかが非常に怪しいです。

上の記事で私の懸念事項を綺麗に解説して下さっておりますので、こちらもあわせてどうぞ。

今回のロシアがウクライナに侵攻した件は、そのまま中国と台湾の問題にあてはまります。
ここで仮に台湾を見捨ててしまったら、次は日本です。
場合によっては同時に来る可能性も否定できないのです。

そして同じ共産圏の国同士、やり方は似通っておりますので、兆候があると思います。
既に尖閣に対しては明確に、切り取りを意識して侵攻し続けておりますので、そこから火ぶたが切って落とされる可能性も無視できません。

そして残念ながらこのタイミングで岸田政権なので、正直不安しかないです。それは前の記事に散々書いたので割愛します。

2022年。もしかしたら歴史教科書に新たな1ページが記される年となるかもしれないので、注視していきたいと思います。

今回の記事はここまで。
お読みいただき、ありがとうございました。

こんにちは! 世界の底辺で、何とか這いつくばって生きているアラフォーのおっさんです。 お金も無いし、健康な体も無いけど、案外楽しく生きてます。 そんなおっさんの戯言を読んでくれてありがとうございます。