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何だか色々大変な日本情勢

皆さんこんにちは。
そしてお久しぶりです。かんおさです。

ここ最近、note側の記事を更新する機会がめっきり減ってしまいましたが、裏で書いては消し、書いては消しを繰り返しております。
と言うのも、あまりに世の中の動きが早すぎる上に、書きたいことが多くてまとまらないのが最大の要因だったりします。

そんな中、今回の記事は比較的(無理やり)まとまった形に仕上げられましたので、勢いでご紹介しておきたいと思います。

※注意
今回の記事は政権に対する不安と、流行病に対する不安を自分なりに形にして文章化したものです。
毎度ながら極めて個人的な解釈でつらつらと書きなぐっておりますので、例の如く、おっさんの戯言と聞き流しておいてください。

世論調査では好調な岸田政権だけど?

ここに訪れて私の愚痴ともつかない記事をお読みの皆さんは、時折私が政局に対して意見する記事を書くこともご存じかと思います。
そして大抵の場合は、それは愚痴になってしまいます。
特に私はアラフォーで氷河期世代のど真ん中を生きた世代ですので、どうしてもその辺りには負の感情を抱いてしまうことが多いのですよね。

基本的には、氷河期世代を生きた私たちの同志たちが苦しんだのは、政治の失策が重なったことが原因の一端であると、私は今でも思っておりますし、そういう意味では小泉・安倍・旧民主党のしでかしてくれちゃったことは、今でも許せないと思っておりますし、そんな不満を抱えて生きております。

ですが、それはそれ。
各政権には、ツッコミどころや恨み節も多いですが、褒められるところもありました。

感情的には恨み節が出てしまうような状況ですが、頭の冷静な部分はちゃんとそれなりに評価できると思ったところは評価しております。

そんな過去の状況をふまえ、今は100代という節目の総理大臣につくのが「岸田文雄」氏です。

きわめて個人的な意見……と言うより率直な私の感想を申し上げさせていただきますが、私は自民党の総裁選挙の時から、この方は無いと思っていました。
この方が総理になるくらないなら、まだ河野さんの方がマシとまで思っていました。

その辺りは後ほど書いていきますが、現在の状況を見るに、ぶっちゃけ、その時の印象は間違ってなかったと確信しております。

しかし、そんな私の評価とは裏腹にこれは面白い……と言ってしまっては不謹慎かもしれませんが、世論的にはこの方、割と手堅い支持を得ているようです。

恐らく「流行病関係でそれほど大きな問題が起こっていないこと」が追い風になっていると思うのですが、今後その神風とも言うべき奇跡は、張りぼてだったとわかっていくんだろうなぁと私は思っています。

なぜなら、この方、私が考えるに今必要とされるリーダーの資質を持ち合わせていないように私には見えてしまうからです。

なーんて書いてたら、最新の支持率が本日出ていたんですけど……

ジワジワと減っていってますね。
このままですと記事を書き終わる前に、支持率が底をつくなんてこともあり得そうなので、ちょっと校正不足ですが今回の記事を上げるに至りました。

リーダーの役割とは?

総理大臣とは、一応行政のトップであり、この国のかじ取りを任された方と言っていいでしょう。
日本という国を船に見立てたなら、まさに日本丸の船長さんであります。

そんな船長さんはリーダーとして色々と決断する役割を担っているはずです。
どんな航路をとるのか? 補給は? 船員の管理は?
そもそも、目的地はどこにするのか? 等々、上げたらキリがないほど難しい舵取りを迫られるのがリーダーというものです。

勿論、リーダーと言ってもいろいろな形があるでしょう。
自分の意見を押し通し、どんどん決断して先頭に立って仲間を引っ張るタイプ。
はたまた、仲間の意見をよく聞いて皆と一緒に歩いていくタイプ。

ちなみに、岸田さんは「聞く力」をご自分の売りにしている通り、先ほどご紹介したタイプで言えば、後者の仲間の意見をよく聞いて一緒に歩いていくタイプのリーダーです。

そして私は別にこのタイプについてどちらが良い悪いという事は無いと思っています。
それぞれに長所と短所があると思いますので。

ですが、この時期を鑑みると、私は岸田さんではダメだろうなと思っていました。
それは、先ほど申し上げたように、周りの意見を聞いて決めるタイプのリーダーだからです。

まぁ、私が全くこの方を評価できないのはそれだけじゃないんですけど、とりあえず、この夏まで何とか無難に乗り切れないと、サクッと短命政権で終わりそうだなと言うのが私の感想だったりします。

これが平時で何も無い状況下なら、あるいは素晴らしい能力を発揮……しないまでも無難に舵取りできたと思うのですが、いかんせん、今は激動の時代の真っただ中です。
この状況で求められるのは分かりやすい情報発信と、スピード感ある決断です。
なのにこの体たらく。何から何まで正反対です。
何でよりによってこんなご時世にこの人立候補しちゃったかなぁと、私なんかは思っちゃうわけですが、やはりこれも野心を持つ政治家の性みたいなものなのでしょうかねと、溜息をつかずにはいられません。

何もかもが遅すぎる なにやってんの!岸田政権!

私からすれば「何やってんだこの政権……」と、人生で恐らく一番冷めた目で、ずーーーーーっと見守っているんですけど、皆さんは如何でしょうか?

「え? そんなことないよ、ちゃんとやってるじゃん」って思ってる方も、もしかしたら中にはいらっしゃるかもしれませんね。

それは流行病対策でしょうか?
もしそうなら、私の見ている景色と全く違うとだけ申し伝えておきます。

まず、流行り病について上手くいっているように見えるなら、それは前政権の遺産があるからとだけ書いておきましょう。

ボーナスタイムに乗っかっていただけで、しかもそのチャンスを何もせず潰したのがこの岸田政権の功績(嫌味)です。そんなダメな部分として、まず真っ先に目につくのはワクチン対策の遅さ
当初であれば、もう12月の時点で65歳以上くらいは終わってたでしょう。

これが遅れた原因は、色々とまことしやかに語られておりますが、一番しっくりくるのが「今までのワクチン担当をすげかえる」というアホな事をしたからだという意見があり、私もその意見に賛成です。

当たり前でしょ、担当部署の人員入れ替えたら、一からやり直しじゃん。
引継ぎ? この戦時下のような状況下でできるわけないでしょ!?
私なんかチラッとだけどIT業界いたからよくわかりますよ。
刻一刻と変化するような激動の世界において、そんな悠長な考えなんて通用するわけないじゃん。だからIT業界は人材に苦慮してるんでしょ?

普通の企業だって誰かが抜けたらわかる人が穴埋めしないと回らないのだけど、これは特に知ってる人が誰もいないという地獄絵図っぽいですね。
割と普通に転がってると思いますがそれを地で行ったのが今回の珍事なのかなと。

ちなみにこれは給付金の騒動でも同じようなことが起こっております。
前例を踏襲すればいいのに、何故かカラーを出そうとするからかえって遅くなる始末。
これは公明党のクーポン云々の話もあるんですけど、公明党だけのせいじゃないでしょ、これ。

あと、やらかしたことと言えば、そんな事を踏まえて先日、連立を組んでいた公明党と遂に選挙協力がもの別れに終わりました。

もしかしたら、公明党と組むことに批判的な方は、これでよかったと思っているかもしれませんね。ことはそう単純な話ではないと思いますけど、心情的には理解できます。

ちなみ私は、公明党に関しては、割と強かに動いているなという印象が強いです。やるなぁという感じ。むしろ、それに良いようにされている自民党が悪いよね位に思ってます。駆け引きってそういうものじゃないの?というのが偽らざる気持ちです。

ただ公明党の掲げている選挙公約自体は、私は全く評価できません……というか、私の環境に全くそぐわないものばかりなので応援する気にはなりませんが、それ以上に自民党のダメさ加減の方が際立っているので、特段公明党自体を批判する気にもなりません。
どっちにしても私(達?)が一番大変だった時に、あんたら何もしなかったじゃんってなりますしね。

私たちの世代はそういう不満を持っている人多そうですよね。
それが浮動票として今もふよふよと浮いてるから、政局が簡単に揺れるんでしょうか。
なので選挙で勝ちたかったら氷河期世代の心を動かす政策を作ってみるのは一つの手なのかも? よし、ならばまず私に不労所得をうへへへ(邪悪

で、それ以上にどうでもよい政党があるんですけど、それはもう、無いものとして扱っておりますので、まぁ、割愛します。国民・維新は巧くやれば更に躍進できるポジションにいるので、そこがどうなるのかは見ものですね。

この事例だけでも、岸田氏は普通の社会人が知っていることを全く理解してないんだという事が嫌でも分かってしまいます。
もしくは、流行病を軽く見たってこともありそうですね。

そして、その程度の認識力ですから、いくら人の話を聞いたって客観的に判断できるとは私には思えません。
一体、この方は誰の意見を聞いているんでしょうかね? と首をかしげてしまうことが多すぎます。

それでもよほど優秀なブレーンが付いていればそれもまた違うのでしょうが、いかんせん、政治の世界は伏魔殿ですから、誰も彼もが自分の利権を拡大しようとすり寄ってくるでしょうし、そんな中で即断即決するって相当な知識と覚悟が無いと無理だと思います。

話は変わりますが、世の中では「何故か」凄い勢いで叩かれた菅《すが》さんですが……

私は、この方をそれはもう高く評価しております。
在任期間は短かったですが、私が生きてきた時代において最高の総理大臣だったと私は評価しております。
まぁ、職人気質なので華もなく、なんか勘違いされまくった感じがありますが、私は一貫してこの方が日本を救ったと言っても過言ではないと思っております。

今なら良く分かると思うのですが、ワクチン打てないまま今の状況を迎えていたら、どうなっていたでしょうか?

ちょっと想像するだけでも肝が冷えます。
まず未曽有の感染爆発で、医療機関も完全崩壊していたと思います。
死亡率、重症率の落ちているオミクロン株ですら、死亡者はうなぎのぼりです。甘く見れるものではないのは、きっとこの記事をお読みの皆様は、既に知っておられるかと思います。

そしてそんな状況下で感染者の対応を完全にオーバーワークで行えば、医療従事者とて人間ですから、幾らワクチンがあっても感染し次々と倒れていくでしょう。
そうして救える筈の命も含め、次々と失う事になるでしょうね。

そんな状況が目の前に迫っていたあの時期に、真っ先に動いてくれて、皆さんもワクチンを打ってくれたからこそ、今の現状があると私は確信しております。

ですから、私は菅《すが》さんは、救国の英雄くらいに思っています。
ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、まぁ、私一個人の票かとしてはそんな感じです。

ただ一方で総理大臣という激務を務めるにはいささか覇気にかけるのは事実でしたね。

一応、評価できる部分もある あるが……

私はやった事で評価します。何を言っていたかでは印象は変わるでしょうが、それだけで評価はしません。
そして、面白い記事を見つけましたので、ご紹介しておきます。

どんな風に推移しているのか、表題だけを追っかけるだけでも面白いです。

この中で私が、岸田政権を評価できる点と言ったら、パッと思いつくだけで以下の通りです。

これはちゃんと韓国の外圧に屈せずに判断を下してくれてよかったと思います。ほら、あの国、少しでも隙を見せると調子乗っちゃうんで(言い方

こちらも必要ないと私も思います。と言うか、皆さん本当に真面目なので国民自体が自主的に自粛するという意味不明な事になってます。
個人的には自粛しすぎと思わなくもないのですが、全く効果が無い訳では無いと思うので、まぁ、それはそれでいいのでは? という解釈ではあります。

ただ、ここでダメなのは、そのリカバリーが全くなされてない事ですね。
一辺倒の給付金と一部業界だけがダメージを負う始末。
この後の回復の展望が全く見えてこないので、そりゃ不満もたまるってものです。

ちなみに、私の職場の近くはシャッター街と化してます。
頑張って耐えていた外食業界の皆さんも、今回で止め刺された所多いですね。個人的には溜息しか出ないです、はい。

これは迅速な対応だったなと思います。
思いますが……その後の何も進められないグダグダ感が凄かったのでプラマイゼロどころかマイナスに振り切った感じはありますけどね!(ぁ

ちなみに、今もなお入国制限をしていることについては、賛否両論あるかと思います。
私は、とりあえず今のところ継続でも良いんじゃないかなと思っております。
勿論、経済面を鑑みれば入国制限を撤廃した方が良いと思うのですが、それはそれで対応できない業種は淘汰されてしかるべきという考えもあったりします。
このグローバル時代において、直接会わないと進められない物事ってそんなに多いかなぁ?と、素人の私は考えちゃいますね。

留学生の問題なども取り上げられますが、勉強ってその場に来ないと無理なの? とか塾講師経験者としては思います。
勉強じゃなくて働きに来たいんじゃないの? ならわかるけど、とか勘ぐっちゃいますね。

この辺りは少しドライな部分もある私なので、そう考えてしまいますが、勿論、日本の文化に触れて日本をもっと知って好きになって欲しいという思いもあります。
が、オミクロン株だけでなく、世界的にまだまだ混乱している状況下でやる事ではないかなと、というのが偽らざる気持ちだったりします。

以上。
え? 少ないって?
私にはこれ位しか目に留まるものが無かったです。

見えてこない新しい資本主義の実態

私は経済の事に関しては素人なので、細かい所は良く分かりませんが、それでも一応、数々の戦略・都市シミュレーションゲームをこなしてきたので、お金の動きとかはなんとなーく理解している、かもしれないかもしれない(駄目

まぁ、冗談はさておき、そんな私ですが、この政権で掲げる新しい資本主義なるものが、いまいち分からんのです。そしてそんな言葉を方々から聞きますので、私だけじゃないんだ、と安心してます(ぁ

まだ発足したばかりの政権という事もあって、これから細かい部分を決めていくという話もあるんでしょうが、それにしたって大きな道筋ぐらいはちゃんと示さないと、市場も国民も反応できません。

例えば、私が資料を読んで思ったのは、この方の考え方の骨子となっているのは、人材への投資だと感じました。

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/wgkaisai/hizaimu_dai1/siryou3.pdf

以上の資料が比較的わかりやすくまとまっていたので引用しますので、興味のある方は目を通してみて下さい。

すっごい長々と何だか小難しく書いてありますが、ようは労働者の教育に力を入れようという大原則があり、それを進めていくという話なだけだなと私は理解しました。

そこで熱弁されている事は共感できる内容でした。
氷河期世代から今まで、日本の経済が沈んでいる原因は、人的資源をおろそかにしてきたという点は間違いないと私も感じているからです。

ただ非常に残念なことに、どんな分野に、どのくらいのお金を、どの省がどの位かけるのか?とか、そういう話は「皆さんの意見を募って考えていきたい」との事でした。

一応3年間で4,000億円と言うお題目を掲げていますが、もし、業界を指定せず、日本経済をターゲットとしているなら、ぶっちゃけ全く足らんと私は感じました。勿論、お金のかけ方にもよりますけど桁2つぐらいずれてない?40兆ぐらい無いとダメなんじゃない?って思ってます。

まぁ、ド素人の私から見ても、言っている事は分かるんだけど……ちょっと評価できる状態じゃないなぁと言うのが正直な所。

あと私は素人だから詳しい事は分かりませんが、これ人材育成してその人の価値が上がったとしても、国内の企業の意識が変わらないと給料上がらない=経済回らないんじゃないかなぁって。
だって私から見れば今の日本経済の落ち込みの根本原因は企業が人的資源を安く買い叩いていることが原因としか思えませんので。

何か日本人の人的価値が落ちてるから経済が……って思ってるなら、それ違うと思います。むしろ企業側が人の使い方がアホだからこうなってるんであって、仮に従業員達一人一人の価値が上がる(=能力が上がる)と、皆喜んで外に出ていくと思いますよ。
何か見ているところが根本的にずれてるんじゃない?と思わずにはいられません。

しかも、世の中は流行り病の影響で、経済はズタボロ。
飲食業界は壊滅状態で、そこに付随する1~2次産業も大変なことになっています。
特に実態が見えにくい教育・医療現場のダメージは特に深刻で、真っ先に手を入れて厚く手当てしないといけない部分ですが、刺激的な対策は何も出てきません。

そういった状況下なので、まずは手早く経済の活性化を行わなければならず、封印されたGoTo系の政策などもドンドン進めていく必要があるのですが、そこも何も音沙汰がない状態です。
先ほど書いた通り、給付金関係もグダグダで、しかも遅いとあって期待感も無い状態が続いております。

まぁ、そんな状況なのでお金に敏感な投資家達からの評判は最悪なようです。

うん、私も気分的には全く同意見です。
別に株とか投資とかは全く詳しくない私でも、このままだと期待できないというのは、分ってしまいます。
それなら公金じゃぶじゃぶ撒いてる他国に投資した方が、芽が出る可能性高いよねってなります。何でケチってるのか私には全く理解できないです。

世の中には、給付金なんて撒いても貯金に回るから意味ないっていう人もいるんでしょうけど、もしそうなら貯金する人には回さなければ良いじゃないってだけの話なんですよね。
だからクーポンとかそういう話が出てくるわけですし、上手く使えば良いのですが今は仕組みがないんですから現金でやるしかないでしょう。
それにもしどうしても使って欲しいという事を優先するなら、マイナポイントと連動は出来るんですから、使い切った人に優先的にドンドン渡せばいいんですよ。皆、ゾンビのごとく群がると思いますけど(ぉ

兎に角、あぶく銭があれば皆さんどういう形であれ使うと思います。
こんなの意識の問題なので、無いよりはあった方が絶対に良いに決まってるんですよね。使わない=将来が不安という事なので、それは国民の不安を払しょくするよう努力して下さいって話でしかないと私なんかは思っちゃいます。
それに仮に給付金必要ないって人は、それが無くても自前で使うでしょうから、その分、使う人に回してくれて良いのよ? 私喜んで一瞬で全額溶かすよ? って思いますけど。

またこの手の反論として財政が―とか言う人いますけど、そんな事今考える話じゃないでしょって私は思ってます。
逆に今、税金上げて財政引き締めたら日本経済沈没しますよ。
私みたいな、すれすれの生活している人は、ここで税率上がったら生活保護まっしぐらですもん。私、躊躇なく貰いに行きますし、そんな人多そうですから、そうした方が財政出動多くなると思います。
ただ上の記事で株価の下落について岸田ショック云々と書かれておりますが、私が調べた感じですと単純にアメリカの株価に引っ張られているだけと言う見方が多いようです。
まぁ、そりゃ向こうさんが下がれば基本的につられますわな。

とは言え、つらつらと書いてきたように、根本的な所は現時点の経済政策において岸田政権の評価が低いのでこうなったというのは現実です。
うん、素人の私でも今書いたくらいに不満があるのですから、プロならさもありなん。

安全保障もかなり怪しい感じ

今、この記事を書いている時点でウクライナの情勢が緊迫度合いを更に増しております。

もしかしたら、情報を追うのが上手い方は、二転三転する情報の波に混乱しているかもしれませんね。
私も、例のアメリカ大統領選の経験がなかったら、一喜一憂して振り回されてしまったかもしれません。そういう意味ではあの経験は無駄ではなかったです。

あの大統領選挙で実感したのは、情報を操作することによって世論を上手く誘導しようとする勢力が確実に存在するという事です。
その手法としてはマスコミと同じで、兎に角不安を煽り、同情を誘い、そのイメージを情報によって操作することにあります。

私が今記事を書いている時点で、ウクライナに関してロシアとアメリカのいい分が全く違う事からもそれは読み解けます。

ロシア側の言い分は以下の様に、進行しないよーというものです。

対してアメリカ側は、以下の様に、ロシアが進行すると確信していると断言しています。

まぁ、どちらも嘘かもしれないし嘘じゃないかもしれません。
どちらにしても、信じすぎるのは例の大統領選挙の時の様に、疲れてしまうので、一歩離れた視点で観察していきましょう。

そうなると、まず知らなければいけないのは、この状況の実状です。

まずは、ウクライナの状況を客観的に考えてみましょう。
そういう意味で、上の記事は分かりやすかったです。

今回の騒動の根本にあるのはエネルギー問題だと私は感じました。
パワーバランスの綱引きをけん引している根っこはそこかなと。
ほら、EUでエコがーとか、自然エネルギーが―とか言ってるでしょ?
あのビジネス(私から見れば単なる金儲けに手段にしか見えない)の慣れの果てがこれですよ。

そんな中で私としては、ロシアの思惑とEU及びアメリカの思惑がぶつかり合っている状況で、最初はプロレスに近いものを感じていました。
ですが、色々と調べて両陣営の思惑を考えてみると、割とシャレにならん自体になってると、遅まきながら気が付いた次第です。

調べた結果、クリミア半島を占領してしまったロシアの事を考えると、全然普通に動く可能性があるなと思っています。
それに日本にしたって北方四島が奪われたままで今まで来ている訳です。
何と言うかロシア側の視点に立ってみれば成功体験がありますので、機が熟せば割と躊躇せず逝くんじゃないかなと。

既にロシア側の情報が発信される一方で、衛星写真や現地の方のSNSからの情報から、食い違いが頻繁に報告されており、現状ではロシア側の情報には偽りありと思われても仕方ない状況です。

この辺りは時代の変化を感じますね。昔なら上手くいっていたと思いますが、このSNS最盛期に置いて、嘘はあっさりバレルという事ですね。

しかし、この辺りの言いがかりは、共産主義が最も得意とするところですし、情報統制もお手の物なので、やるときはやるんだろうなぁと私は思っています。
これはあくまで私の勝手な予想ではありますが、砲撃された親ロシア勢力を護るためと称して、或いは被害を受けたという自作自演を口実に動くでしょう。

戦争が始まる時の典型的なパターンなので、これはどう転んでもおかしくないです。

で、そんな緊迫している状況下、日本の対応は?と言えば……

この時に「ロシア側と貿易経済協力について話し合った」と、喧伝してしまいました。ちょっと空気読めて無いにも程があります。

で、そんな外相ってどんな方? という事になるのですけど……

この記事が非常に分かりやすかったのでご紹介します。
まぁ、何と言うか分かりやすい人事だなと、私は感じました。

ただ、国防に関わる部分なので、正直、安倍元総理大臣と犬猿の仲と考えれば、それが外交にも反映されてこないことを祈るばかりです。

ですが、先ほどのご紹介しました佐渡島の件も含めて、かなり脇が甘い上にどうにも中韓に忖度している印象を強くもってしまいます。

で、話はウクライナの話には留まらず、お隣中国と台湾の問題がくすぶっております。そして尖閣諸島の問題もあります。

今はオリンピック中なので中国が今すぐ動くことは考えにくいですが、ロシアがこのタイミングで動いたことを考えるとあまり悠長なことは言っていられないと思います。

同じ共産主義の国として似たような国の在り方をしている2国ですから、仲は良くないにせよ生き残るためにお互いを利用して自分の利になるように強かに動く事は容易に想像できます。

それに対する日本では、お花畑な感じの林外相と仲良しゴッコの岸田政権と言うこの状況。
ちょっと個人的には不安しかない状況ですが、こればかりは見守っていく他ありません。

総括:注意深く見守る必要がある政権と言う印象

つらつらと感情の赴くままに書いてしまいましたが、軽く書いてこれだけ出てきてしまう位に、割と行く先が不安だというのが私の岸田政権に対する偽りのない評価となります。

勿論、評価できる点もある一方で、今の時点で全く評価できない話の方が遥かに多いのでこうなってしまいます。

結局のところ、小泉さんの時の郵政民営化や、安倍さんのアベノミクスの様に、具体的な話(ここ凄く重要)が今の時点でなお出てこないのが問題なのでしょう。

つまりこの緊迫している世界情勢に置いて、全く追い付いていけないのが現状です。

本来であればこの状況では、アメリカとの同盟をしっかりと堅持するために、EU諸国との連携を明確にしないといけないにも関わらず、ロシアや中国にもリップサービスを続ける現状が続いております。

上手くさばければ良いのでしょうが、ここまで緊迫している現状においてそんな甘い話は通用しないと私は思っております。
すぐ隣でコウモリ外交と称して大失敗している国があるのに、何でそれやっちゃうかな。

これは、以前の記事でも軽くご紹介いたしましたが、この記事で語った思いは今も変わりません。

むしろ、更に懸念が深まったという感じはありますね。
勿論、何も無いに越した事は無いのですが……最悪の事態を想定した時に、現状でそれに対応できるかと言われれば、答えはNOでしょう。

勿論、何事もバランスが重要ではあるのですが、今はあまりにもお花畑過ぎるなと言うのが、私の偽らざる感想です。

そんな風に感じる中で更にお花畑な政権という事で、岸田政権は現段階で評価に値しないという状況です。

このままですと夏の衆議院選挙は、大変なことになるかもしれませんね。

長々と書いてきましたが、皆さんはどのようにお感じでしょうか?
既に夏に向けてじわじわと崩壊のカウントダウンがスタートしていると私は感じております。

いつ世間に化けの皮が剥がれてしまうのか。
そしてその時に何が起こるのか。

これからも注視して見守っていきたいと思います。

今回の記事はここまで。
相変わらずの駄文でしたが、お読み頂きありがとうございました。

こんにちは! 世界の底辺で、何とか這いつくばって生きているアラフォーのおっさんです。 お金も無いし、健康な体も無いけど、案外楽しく生きてます。 そんなおっさんの戯言を読んでくれてありがとうございます。