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やっぱり散歩は気持ちよい

外出自粛期間とはいえ、人込みを避け、マスクをして、ソーシャルディスタンスを保った適度な散歩は息抜きに良いとされています。

私は千葉県の郊外に住んでいるので「人口密度ゼロ地帯」が多く、散歩には事欠きません。

人のいない田んぼのあぜ道などを歩いていますので、もちろんゼロ密です。

自然が一気に動く春のことですから、いろんな自然現象が観察できます。

花が咲く植物、新芽を吹き出す木々、新芽狙いの毛虫!

いろんな木々や虫たちのオーケストラです、本当に見てて飽きません。

今までの私たちの幸福論は、3密に集中していたのではないでしょうか?

もちろん、コンサートやライブなど、3密だからこそ味わえる感動もあって、とても人間にとって大事なことでコロナが本当に収まって欲しいのですが、

ゼロ密の幸福論だって、あるはずです。

誰もいない田んぼのあぜ道を歩き、春の田んぼや水路を観察する。

公園化されていないような、有名でない川のほとりを新鮮な空気を吸いながら歩く。

夜、バルコニーから星空を見上げてみる、庭で一人キャンプを楽しむ。

などなど、

それは決して孤独な楽しみではありません。

人間は自分ひとりかも知れませんが、虫や植物、小動物などの人間以外の生き物から、常に「生き物の気配」を感じるはずです。

大昔の人は、その「気配」のことを「精霊」と呼びました。

人口密度ゼロ地帯を歩いていても、他にも誰かがいる感覚です。

星空を見上げて、地球以外にも大量の星に囲まれている感覚です。

そういう、我々、現代人が感じれなくなった感覚、静かな幸福論は、今の時期だからこそ感じれる味わいなのかも知れませんね。

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