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還暦初心者ゴルファー、ホエールウォッチングを楽しむ。

こんにちは。
昨日今日と沖縄は曇り空。
気温も低く、海も輝きを失っています。

さて、今日は週末の日曜に那覇からのホエールウォッチングに参加した話を。

還暦ゴルファーにとって3回目のホエールウォッチングは、前職の同僚からのリクエストで実現したもの。沖縄生まれ沖縄育ちの友人はクジラを見た事がない!
ホエールウォッチングに2回参加経験がある私の事を「いいなぁ」と言っていて。ならばご一緒しましょう!との事で実現しました。

地元あるあるかもしれませんね。
ご家族も「わざわざ見に行かんでも、久米島へ帰る船から見たから」と興味を示してくれなかったとか。(ご両親の実家が久米島)
運が良ければ、海岸からもクジラを見る事ができますからね。

体験型の旅が好きな私は、空を飛んだり色々な事をしています。ホエールウォッチングも初回は一人で座間味島から、2回目は主人と本島の本部から体験しています。

相手は生き物なので、遭遇できるともかぎりません。陸からも望遠で探索し、船同士で連絡を取り合って、皆で遭遇率向上に努力されています。
遭遇出来ない時は返金されるそうです。

初回は船の舳先すぐの水中に巨体があるのを見ることが出来ました。カップルになったばかりのクジラさん達のうねる背中や尻尾を見て、
「本当にクジラが海にいるー!」
「凄い凄い!」
と、初めての遭遇に大興奮でした。

そして2回目は、中々遭遇出来なくて(他の船も)探してばかりで時間が過ぎていって。。
普段は行かないエリアにまで足を伸ばし、ブロー(潮吹き)を見つけては全速力で追いかけるの繰り返し。ようやく背中を見せてブローするクジラと並走できたのを最後に、終了となりました。

そして3回目の今回、参加者が多く2艘に分乗し、私達は主催者の船長の船に。
先に出航し、北へと向かいます。
他の船からの無線でクジラがいるポイントへと急ぎます。

ポイントに到着。
止まってから各々舳先や2階に移動します。
↑   この時間がもったいなかった!

他の船が取り囲んでいる辺りにザトウクジラがいます。全員の移動が終了する間もなく、前方でクジラが飛び跳ねました!!!

「うおー!」と全員叫んでいます。

カメラも間に合いません。
2回3回とブリーチングを見せてくれますが、少し遠いです。一番近くで飛んだのは前の船に隠れて全体が見えません!!
…残念。

それでも絵葉書の様なブリーチングを自分の目で見て興奮MAXです。


テールスラップに入る前のジャンプ

船長が前の船の右側に回り込んだところ、目の前にクジラの尻尾が!
何度も何度も海面に尻尾を叩きつけています。
テールスラップと言われるものです。

海面に尻尾を叩きつける度に大きな音と水しぶきが上がります。何を意図した行動なのかまだ良く分かっていないそうですが、豪快です。

動画を載せる技術がないので、写真だけ。

豪快なテールスラップ


結局、到着直後のこのパフォーマンスを最後に、後はブローと潜航の繰り返し。
分乗したもう一艘の船は間に合わなくて、見られなかったのでは…と危惧しています。

1割ほどの確率で見られるブリーチングに初回で遭遇した友人も満足そうです♡
私も初めての体験に大興奮でした。

ザトウクジラは毎年2月〜4月初旬の期間、沖縄へ繁殖や子育ての為にやって来ます。
そして暖かくなると生活の場であるアリューシャン列島へと帰って行きます。

この時期「海の中にクジラがいる」と思うだけで何だか幸せな気分になります。
そして大海原は遠く遠く続いている。

地球は広く美しいですね。

今年はクジラ達の北上が早くも始まっているそうです。沖縄で見られるのもあと少しの期間かもしれません。

今日も明日もこの沖縄の海でクジラを始めとする海洋生物達が幸せに過ごせる様に、私達人間が果たさなければいけない課題はたくさんあります。
地球は私達人間だけのものではありません。

那覇から船で1時間足らずで、こんな大自然に触れることが出来ます。日常と非日常が近いのが、この島の大きな魅力。移住4年目、コロナも少し落ち着いて来たので色々な事を楽しみたいと思っています。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。明日も平穏な幸せが続きますように。

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