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還暦ゴルファーの共生記 「貴方の為には頑張れない」と言った理由を伝えようと思う


こんばんは、還暦ゴルファーです。
ヘッダーのガラス細工のサンタさん達、去年は何処を探しても見つかりませんでした。

今年も見つけられないまま終わるのかと思っていた22日、手紙やゆうパックの伝票などをしまっている引き出しの箱の中で発見しました!!
2年振りの再会。嬉しいです♡

さて、12/2に6回目の抗がん剤投与を終えた還暦ゴルファーですが、3回目投与後の副作用が余りに酷くて「もう止めよう」と考えていました。(noteでも何度かお知らせしていましたね)

副作用は回数を増す毎に酷くなるという事だし、限りある命の中の数ヶ月を無為に過ごす事に耐えられないと考えたからです。

DR.に相談した結果、一番副作用がキツいと考えられるポライビーという分子標的薬を減量する事、2日目に投与していたポライビーを他の抗がん剤と一緒に一日で投与してしまう事になりました。

そして「苦しければその都度相談する事が出来る」という事が救いになり、治療の継続を決断しました。

その前後に主人から「俺の為にも頑張って欲しい」と言われたのですが、その言葉に私は頷く事が出来ませんでした。

後日、「俺の為に頑張ろうとは思ってくれんかったんや…」と淋しそうに言った顔が今も忘れられません。

「あぁ…こんなに心配を掛けているのに、傷付けてしまった」と思いました。


予定していた抗がん剤治療を終えたので、どうしてそう言ったのか、理由を伝えようと思います。

初回を終えて「これなら6回目まで大丈夫」と思ったのは一瞬で、2回目には何倍もの副作用に襲われて耐えるだけの日々になりました。

思うに任せない体を抱えてイライラしたり、気を緩めると感情の波に翻弄されそうになります。

それでも自分で決めた治療だから。。
自分の体の事だから。。

そう思う事で、じっと耐える事が出来たのです。

「やめたいのに、貴方の為に頑張る」となると、きっといつか「この苦しさは貴方のせい」と思ってしまい、それを言葉に出して貴方を責めてしまう自分が見えるのです。

そして、それを口にしてしまった自分を許せなくなる姿も。

それは治療以上に、辛い事になります。


だから「貴方の為に頑張る」とは言えなかったのです。それは多分これから先も同じだと思います。


こんな我儘な私をいつも優しく見守ってくれてありがとう。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。インスタント食品や冷凍食品に頼った半年でしたが、来年はバランスの取れた食事作りに励みたいと思っています。




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