高齢ドライバーの事故は“サポカー”で防げるのか⁈[ニュース拾い読み]
高齢者の運転免許証返納についての選択肢で、返納をしない「補償運転」を取り上げました。
これ以外にも免許返納をせずに安全を担保する方法があったので、取り上げてみたいと思います。
その方法は、サポカー。
サポカーとは、衝突被害軽減ブレーキや、ペダルの踏み間違いによる急発進抑制装置など、先進安全技術を搭載した車のこと。
2022年5月には「サポートカー限定免許」の導入もスタートしています。ところが、「導入から1年以上経つ中、現時点(7月20日)で静岡県内での取得者は3人。全国でも3月末時点でわずか17人にとどまっている状況」なのだとか。
その理由は、「経済的な負担やメリットの少なさ」だそうです。
これについては、代替の移動手段にかかる費用を割り出しての比較など、サポカーのメリデメを透明化するような資料の開示が、まず求められます。
不便になるという心理的負担もしっかり織り込みながら、取り返しのつかない損害を招いてしまわないような「決断」ができるように、いろいろと情報を集めて、リテラシーを上げながら話し合っていくことが大切ですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?