高齢者の運転免許証返納は「三方一両損の大岡裁き」が必要⁈[ニュース拾い読み]
交通事故発生件数は年々減少していますが、ニュースで多く見かけるようになったのが高齢者の自動車事故。
ネット記事でも、家族の高齢者による自動車運転をどうすればいいのか、いろいろと意見が上がっています。
アエラドットには、同乗してのチェックを勧めています。
チェック内容は以下のとおり。
チェックポイントは22項目あり、特に合格・不合格のボーダーは設けられていないようなのですが、「出来ないことを見える化して自覚させる」という効果を狙ったテストになると思います。
その結果をもとに、自動車をどう扱うか、移動手段を含めて話し合いのきっかけにできるのではないか、ということです。
また、記事では運転を続けられそうなときに「補償運転」を勧めています。
補償運転とは、高齢者が苦手な場面で運転を避けることを目的して、慣れた道で条件の良い日に限っての運転などを話し合って決めるなどにより、運転がまったくできなくなる状態が招く不安を和らげようとするものです。
一方的な「ダメ!」はもちろん、「事故が多いから心配」「相手にケガや損害を与えたら困る」といった理由だけでは説得は成功しにくいようです。
高齢者側の視点も取り入れて、「三方一両損」の大岡裁きを心がけるぐらいの、ハードルの高い「お裁き」だと思って臨んだほうがいいようです。
参考
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