自己紹介というかなんというか

 noteを始めようと決めたのは今年の二月でした。NSCを卒業し四月から芸人一年目。実績がなく、もちろん仕事もない僕たちに必要なのは、まず自分たちを知ってもらうことだと考えたからです。

 というのはよそ行きの理由で、本当はこんな立派なものではありません。『ネタが面白くて文才がある』こんな風に思われたかったからです。ネタが面白く、頭の中で考えていることを文章にしたとき、それもまた文才があって面白い。なんてカリスマ性があってめちゃくちゃ格好いいじゃないですか?そんなカリスマ性ゼロの動機で、僕はnoteを始めることにしました。元々TwitterとInstagramはしていて、もっとそっちを頑張るべきかとも考えたのですが、僕はいいねやフォロワーが少ないことに寂しさと恥ずかしさを感じてしまう器の小さい人間のため、この二つは精神衛生上良くないなと思い、noteにしました。実際、僕はTwitterとInstagramで投稿をほとんどしていません。それはいいねが少ないとものすごく恥ずかしくなるのと、普段頻繁に投稿しない分、たまに投稿したときに「満を持して投稿しますよ」感が出てハードルが上がり、そのハードルを下回る投稿だったときに面白くない奴として見られることにビビりまくっているからです。だから未だに、いいねが少なかったときはこっそり投稿を消そうかなと思うし、投稿してからの数時間は携帯を確認する回数が劇的に増えます。「誰もお前のことそこまで気にしてへんねん」って自分でも思いますが、多分僕自身が他人のSNSを多少なりともそういう風に見てしまう人間なので、こんな考えに陥ってしまうのでしょう。ただ、「なんでSNSもっとやらへんの?」と人から言われたときは、「SNSにあげるような生活送ってへんねん」と、SNSに一切縛られていない人間を装い、これまたよそ行きの理由でごまかしています。

 そんな自意識過剰な僕でも、noteなら続けられるのではないかと思いました。noteにもいいねやフォロワーのシステムはあるのですが、ブログ的な要素が強いためか、TwitterやInstagramほどその二つが重視されていない気がしたからです。そしてブログ的な要素が強いということは、フォロワーやいいねが少なくても「まあ、ほんま自分の好きなように書いてるだけやからなぁ」と自分にも周りにも言い訳しやすく、心のダメージが少なくて済むのです。いいねやフォロワーが増えたら嬉しいけど、増えなくてもそれが当たり前。こんなローリスクハイリターンなSNS他にありません。

 ということで、これから不定期ですがのんびり投稿していこうと思います。おそらく僕の自意識過剰っぷりがところどころに見受けられる投稿が多くなりますが、そこは温かい目で見守ってください。
 そして僕のnoteを見つけた方、いいねやフォロワーが少なくてもダサいと思わないでください。ほんま自分の好きなように書いてるだけなので。






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