GPT-4に日本の看護師国家試験に準拠した予想問題を15問作成して頂きました。作成された問題を私が医師として監修しております。
作成時間15分程度となりますね。

もちろん正解と解説も同時に作成して頂きました。

これが何を意味するか、ここでは多くは語らずにおきます。

国家試験はプール問題からの出題もあるため、突拍子もない新作問題よりもこれまで出題されたようなあるある問題を足並み揃えて勉強することが合格に近づくようになっています。(ここではあえてGPT-4が作成してくれた問題を大きく編集せず載せてみます)

私は常日頃、自分が教える看護学生達に現代を生きる学習者は単に知識量を増やすのではなく、論理的思考力や問題解決能力を高めることの重要性を強調して伝えています。

では以下がGPT-4によって作成された国家試験準拠問題です。

1　急性期脳出血患者の看護で最も優先すべき対応はどれか。
　　1. 言語療法の開始
　　2. 活動範囲の拡大
　　3. 気道の確保
　　4. 栄養指導

2　心不全の患者に対して行う食事指導で適切なのはどれか。
　　1. 塩分摂取の制限
　　2. 高タンパク食の摂取
　　3. カロリー制限食の摂取
　　4. 流動食の摂取

3　インスリン療法を行っている1型糖尿病の患者がインスリンの注射を忘れたことに気づいた際の対応として正しいのはどれか。
　　1. 次の食事まで待ってから注射する。
　　2. 通常の2倍の量を次回に注射する。
　　3. できるだけ早く通常量を注射する。
　　4. その日は注射を行わない。

4　静脈内にカテーテルを留置している患者における感染予防策として不適切なのはどれか。
　　1. カテーテル挿入部の消毒。
　　2. 定期的なドレッシング交換。
　　3. 毎日のシャワーを奨励する。
　　4. カテーテルの固定を確実にする。

5　統合失調症の患者が幻聴に苦しんでいる。看護師の適切な対応はどれか。
　　1.「幻聴は実際にはないものだ」と伝える。
　　2. 幻聴の内容について詳しく尋ねる。
　　3. 患者の感じている不安に共感する。
　　4. 幻聴が聞こえるたびに薬を追加する。

6　老年期における正常な血圧変化として起こりうるのはどれか。
　　1. 収縮期血圧の低下
　　2. 拡張期血圧の低下
　　3. 収縮期血圧の上昇
　　4. 拡張期血圧の上昇

7　パーキンソン病患者に対する看護介入で不適切なのはどれか。
　　1. 筋肉のストレッチを行う。
　　2. 転倒予防策を講じる。
　　3. 大声で指示を出す。
　　4. 日常生活動作の練習を支援する。

8　急性膵炎の患者が疼痛を訴えた際の看護対応として適切なのはどれか。
　　1. 仰臥位を取らせる。
　　2. 軽い腹部マッサージを行う。
　　3, 患部を温める。
　　4, 膝を曲げた側臥位をとらせる。

9　認知症の患者における徘徊行動の看護管理で適切なのはどれか。
　　1. 常にベッドサイドにいるよう指導する。
　　2. 徘徊が起こらないように拘束する。
　　3. 安全な環境を提供しながら徘徊を許容する。
　　4. 徘徊の理由を問い詰める。

10　熱傷患者の初期治療で重要なのはどれか。
　　1. 栄養状態の評価
　　2. 消毒処置の実施
　　3. 即座の冷却
　　4. 疼痛の評価

11　骨折患者においてコンパートメント症候群の発生を疑うべき徴候はどれか。
　　1. 感染の徴候
　　2. 痛みの軽減
　　3. 拘縮の始まり
　　4. 極端な疼痛と腫脹

12　点滴静脈炎の患者に対する適切な看護介入はどれか。
　　1. 冷却パックの適用
　　2. 圧迫包帯の使用
　　3. カテーテルの位置の変更
　　4. 速やかな抗菌薬の投与

13　小児が異物を誤嚥した疑いがある場合の対応で最も適切なのはどれか。
　　1. 背部への軽い打撃を行う。
　　2. 無理やり指を口に入れて異物を取り出そうとする。
　　3. 口内を視診し、見える異物を除去する。
　　4. 子どもを安静にし、観察を続ける。

14　慢性腎臓病患者において、避けるべき食品はどれか。
　　1. 高カリウム食品
　　2. 低タンパク食品
　　3. 高繊維食品
　　4. 低カロリー食品

15　次の薬剤のうちリウマチ性疾患の患者に長期投与する際に骨密度に最も注意が必要なのはどれか。
　　1. NSAIDs (非ステロイド性抗炎症薬)
　　2. DMARDs (抗リウマチ薬）
　　3. ステロイド薬
　　4. 抗菌薬