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夏休み対馬ざんまい①

 はじめまして!記念すべき初投稿!!旅する釣りバカ、かんたです。

 夏休み合計3回、20日間長崎県の対馬に行っておりました(地元は東京だよ)。去年初めて訪れてからリアル月1ペース。先生、関係各所の皆さんに本当に感謝。この夏で三回行ったので3投稿に分けてお届け。

 1回目の今回は7月31日から8月5日まで5泊6日。いつものごとくお世話になっている大学の先生に連れて行ってもらい、日本初の自動運転バスの公道実験の車両警備をお手伝い。いやあ、マージで

どう御恩に報いていいのかわからん。

 

自分にとって対馬はまさに、人生を変えた島。普段のように東京で大学に通っているだけでは絶対にできないような出会いや体験をたくさんさせてもらいました(後々小出しででくるので乞うご期待)。ありがてえ、ありがてえよ…。

 日は、海岸で漂着ゴミ拾い。対馬は長年この海洋ゴミの問題に悩まされており、その処理に財政を相当圧迫されておるのです…。色々な解決法を学生も一緒になって考えている最中。んで、今回採用されたのがちょうどいい形のゴミを組み合わせて

カカシ作っちゃえ。

 

2日目はいつもお世話になっている地元の方々、市の職員さんたちとともに下島にあるアグリパークへ。ここでは使われなくなった農地を利用して畑や水路を作り、そうした作業をともにする事で、地域の方々が気軽に集えるようにするといった「アグリパークプロジェクト」が進行中。外から来た我々もそのお手伝いをほぼ毎回行なっています。今回も2班に分かれており転落防止柵を作ったり、前日拾った漂着ゴミを使って看板がわりのカカシオブジェを作りました。みんなでワイワイ楽しく作業をしていましたがいかんせん8月初旬ということもあって暑い。あんなにOS–1を美味しいと思ったのは初めてです(あぶねえよ)。

 3日目、地域公社を見学したり翌日に迫った自動運転実験警備の練習を行いました。地域公社の目の前が海で、大きなチヌがうろちょろ…夢みたいな職場。

 そしてここまでの三日間、実は毎晩イカ釣りに行っていました。昨年知り合った地元の遊漁船の船長S伯さん。本業は別の仕事をしている人ですが(ナイショ)、とにかく先進的な考えを持った優しい人で、何回もお宅に泊めてもらったことがあります。奥さんであるちーちゃんと三姉妹の末っ子ちゃんも面白くて不思議ちゃん、本当に心優しい一家。この人の影響で私は一級船舶免許を取得しました。完全に師匠、対馬の親父。

 S伯さんの船、なぎさ丸がある漁港までは活動拠点である対馬市厳原から車で約50分!交通手段を全く考えておらず、わざわざ連れてきてくれた先生、一個上の先輩に送ってもらう羽目に(おい)…、帰りも3日目以外は仲良くなった遊漁船のお客さんに送ってもらいました。この時点でもうわかるかもしれませんが対馬には基本的に良い人、より良い人、めっちゃ良い人の3パターンの人しかいません。なんであんなにみんな良い人なんだろう…。釣れるイカもケンサキイカと言って対馬の特産品。東京だと料亭で扱われるような極上のイカ(しかもめっちゃ高い)。いつも家に送ってくださり本当に感謝です!

 4日目と5日目はいよいよ自動運転バス走行実験本番!地元の「厳原港まつり」に合わせ、駐車場がある地方合同庁舎前から祭り会場までを、老若男女いろんな人を乗せて往復。テレビや新聞も取材に来ていて、関心の高さを実感。リアルタイムの遠隔操作監視機能やAIによる異常検知機能など、最新技術が盛りだくさん!もちろん交通整理だけでなく実際に乗せてもらい大興奮、いやあ、ソサエティ5.0の世界だねえ…。少子高齢化が本土よりもずっと進んでいる対馬、早く交通の問題を解決したいものです。祭りのフィナーレは打ち上げ花火!港からちーちゃん、末っ子ちゃん、今回初めて対馬に来た同期のRのすけと鑑賞。その後打ち上げのスナックでそれぞれカラオケ熱唱、最後は大人も交えて「上からマリコ」を大熱唱(喜んでいただけて全員安堵)。良い夜でした。

 終日は鹿肉加工現場を見学。対馬は年々シカの数が増加し、その食害に悩まされています。なんせ人より多いからね(人口約3万人に対してシカ4万頭)。理屈の上では人に会うよりシカに会う可能性の方が高い島、それが対馬。こんな感じで夏一発目の対馬は終了、

次回の漁師インターン編に乞うご期待!

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