前略、関東平野#35 渡辺隆

今、最寄り駅でセクシーJにあった。
ロックアイスのカップのやつにビール注いで飲んでたから警察に通報しました。

セクシーJは金玉洗いと称してお金を戴いたお客様に自作の金玉を見せてほくそ笑むという性癖を持っている。
その金玉を触ろうとすると、
「神聖なものですので」
等と宣い、渋りやがる。
そんな大事な金玉をビーチブに忘れていった過去もある。
自分で出したゴミは持ち帰っていたのに。

金玉の皮膚がヒジ、ヒザの皮膚と同じであると気づいたのはいつだったか。
あの時の衝撃はセブンイレブンのピザパン温めるとうまいと同じ位だった。
それと同時に伸び縮みする部位の皮膚はしわしわというシンプルな法則に気づかなかった自分を恥じた。

ヒジ、ヒザの皮膚は伸ばしても直ぐに戻るが金玉の皮膚は伸ばした後戻るのに少し時間がかかる。
このディレイを使ったトリックを利用して人を殺してみようかなどと考えたこともあった。いつか必ず。

ヒヒ金(ヒジ、ヒザ、金玉)の皮膚は温度でも変化する。
顕著なのはやはり金玉だ。
成績云々ではない、勝つのがエースだ。
いつだったかサウナに行ったとき、水風呂がとても気持ちよく長時間入っていたら金玉がドライフルーツのようになってしまったことがある。
縮みきって硬くなってしまった。
サウナに入っても治らない。
仕方がないので手桶にお湯を汲んで金玉だけ浸けていたが治らない。
手桶金玉をしてるときにこんなことしなくても直接風呂に入ればいいと気づき風呂に入ったがドライフルーツのままだ。
乾燥ワカメでももどっているくらいは浸けていた。
ドラ金(ドライフルーツ金玉)の心配をしながらその日は寝てしまった。

翌朝、起きると昨日までドラ金だったのがふっくらとした金玉に戻っていた。(戻金)
金玉のクマムシのような生命力に感服した。

ある日、何もすることがないので家で全裸でゆっくりしていた。
視線の端に金玉が常に入っている。
何やら違和感を感じる。金玉の方から。
容疑者を視界にとらえて数分。
動いている。
金玉が動いている。
私の意思とは関係なく動いているのだ。
ゆっくりと。
子猫が寝息をたてるかの如く。
とても愛しい。
あまりにもかわいいので撫でてやる。
温かい気持ちに成や否や勃起してしまいそのまま手淫してしまったのはご愛敬。

右や左の旦那様、どうかこの惨めで哀れな三人にお恵みを・・・