前略、関東平野#59 渡辺隆

一週間、チンポをドラゴンだと思って生活してみました。

ドラゴン(英語: dragon[† 1]、フランス語: dragon、ドイツ語: Drache、ロシア語: дракон、オランダ語: draak)は、ヨーロッパの文化で共有されている伝承や神話における伝説上の生物である[1]。その姿はトカゲあるいはヘビに似ている。想像上の動物であるが、かつては実在の生きものとされていた[2]。
漢語・日本語のと英語の dragon は翻訳上の対応関係にあり[† 2]、竜/ドラゴンのモチーフは世界各地の文化に共通しているという考え方もあるが[4]、西欧世界のそれは、竜という語が本来的に指し示す東アジアの竜/ドラゴンとは明確に異なった特徴を有する[5]。本項目では主に西洋のドラゴン、および関連する蛇の怪物や蛇の精霊を扱う。
英語では、小さい竜や竜の子はドラゴネット (dragonet) という[6]。ドラゴンメイド(英語: dragon-maid)は半竜半人の乙女の怪物で、メリュジーヌに似ている[7]。

Wikipediaより。

一日目、全くチンポをドラゴンだと思えない。
チンポをチンポとして扱ってしまった。
意識してチンポをドラゴンだと思おうとしても別のものがよぎってしまう。
ミミズ、小さいカプリコ、茄子の煮浸し、鈴カステラなど。
ドラゴンには遠く及ばないものばかり。

二日目、チンポをドラゴンと呼ぶのに脳の変換が追いつかない。
チラゴンになってしまったり、ドチポンになってしまったり上手くいかない。
チンポドラゴンとそのまま頭に浮かんだときはチンポをドラゴンと思うセンスがないのだなあと落ち込んだ。
もっと基礎を繰り返す必要がある。
ちなみに
チンポドラゴンの時に映像は藤波辰爾が浮かんでいた。

三日目、チンポを出すときに小さい声で「出でよドラゴン」と呟くようにしてみた。
小便をドラゴンの吐く炎だと思い用を足す。
まだ、「私はなにをやっているのだ」という思いが頭を過る。

四日目、「出でよドラゴン」効果かチンポをドラゴンと思う事に違和感がなくなってきた。
しかしチンポをドラゴンという名称に変更したことに慣れただけでまだ機能的にはチンポだと思ってしまっている。
チンポの先から出るのはまだ小便だ。
小便を炎にしなければならない。

五日目、チンポをドラゴンだと思う兆しがみえてきた。
無意識にドラゴンを撫でているのである。
その手は既にてなづいているものを撫でる手であった。
数多の戦を共に闘った戦友のように。
ドラゴンが気持ち良さそうにしていると私も気持ち良くなってくる。
不思議な感覚である。

六日目、アルバイト先の青果市場でベトナム人に怒られた。
どうやら野菜を置く場所を間違えたようである。
結構な剣幕で怒っていたが、
「私はドラゴンを飼っているのだぞ」
と思うと冷静に聞けた。
確実にチンポをドラゴンだと思う効果は出ている。

七日目、チンポをドラゴンだと思う事に違和感はない。
ドラゴンからチンポへの変換の方が少し遅くなっている。
最近では他人のドラゴンも気になる。
形状、色、持ち方、振り方、皆三者三様の飼いならし方をしている。

この実験はもう少し継続してやっていきたいと思う。

まだ、小便は炎になっていない。

右や左の旦那様、どうかこの惨めで哀れな三人にお恵みを・・・