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若造の大きな決断に感謝

人というのは日々様々なことを感じます。感じたことをインプットし、それをアウトプットするというのは、本当に大切です。メンバーシップを対象に1000文字から1500文字の記事を毎日発信しています。興味を持たれた方は、是非ともメンバーになっていただけると嬉しいです。


私の尊敬するうりもさんが両親についての記事を書いておりました。

やはり自分自身があるのは産んでくれた両親のおかげです。それは紛れもない事実です。しかしながら私の家庭というのは、本当に複雑でして、実際に親と住み始めたのは私が40を過ぎてからになります。誤解のないように言いますが、


決して育児放棄をされたとかそういうことではありません。



私が小さい頃は、両親ともに仕事ではかなりの要職に付いており、本当に忙しい人でしたので、朝早くから夜遅くまで仕事をしている状態でした。ですので、土日や祝日なんて関係なく、家にいないことの方が多かったわけです。もちろん小さい子供だけが家にいる状況というのは危険ですから、お手伝いさんのような方がいましたが、


私が小学校に上がる頃に都合により辞めてしまいました。


当然子供達だけで家にいるのは危ないと考えて、私は野球、姉はバレーボールの強豪チームに入り、合宿所にて生活が始まりました。親が家にいない環境と言うのは慣れてましたので抵抗はありませんでした。これを人に話すと、「あり得ない」と言う人も多いのですが、子供達だけで家にいさせるほうがよっぽどあり得ない訳です。



私はこの状況そのものに対して、親に感謝しています。


当時、親父もお袋も30代前半から半ばです。今考えると若造なんです。その若造である二人が、この重大な決断をした。私も要職に就いた経験があります。ですので理解できるんです。


ベストではなく、ベターを選択する大切さを。


親と暮らすのがもちろんベストです。でもそのベストを選んだ時に表れる障害も大きいわけです。その障害を考えた時に、次にベターな選択肢を取るほうが良いことだってあり得る訳です。それを決断した二人は、紛れもなく優秀です。
そのおかげでたくさんの大人からたくさんの事を学ばせてもらいました。私の基盤と言うのは、そのたくさんの大人達から教わったもので、


ハッキリ言ってしまえば、両親から教わったものはないに等しいです。


ですが物事の岐路に立った時の考え方というのは、間違いなく両親のベターを大事にするという考え方から来ていると思ってます。もし自分も同じような状況であったら、間違いなく両親と同じ選択肢を取るでしょう。育てる育てないというのが大事ではなく、物事の意味や目的が大事であると感じさせてくれたのは両親です。



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