【神崎FXレポート】(2019/4/23)

お疲れ様です^^
ようやく休場も終えましたが、まだ市場参加者は少なく流動性は低いままで捕まりやすいのは変わらないと考えています。
しかし先週の金曜と昨日よりかは動くのかなと思います。
スワップ11倍デーの通貨がどう動くのか気になるところです。

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《本日分のレポート》

〖ドル〗
米国務省は、日本、中国、インド、イタリア、ギリシャ、韓国、台湾、トルコの8か国がイラン産原油禁輸措置の適用除外とする特例措置を5月1日をもって撤廃すると発表しました。
マイク・ポンぺオ国務長官は、アメリカ政府はイランの原油輸出をゼロにすることが目標とし原油取引を認める適用除外措置の延長は行わず、違反した国や企業に対して厳粛に対応する考えを示しました。
また、市場の原油価格への影響を最小限にし、十分な原油量の供給が行えるよう、アラブ首長国連邦やサウジアラビアなどの主要な原油産出国と協力していると述べました。ホワイトハウスも同日に、「アメリカおよび同盟国、中東の安全保障を脅かすイラン政府の不穏な行動を終わらせるため、トランプ政権と同盟国は最大限の経済的圧力をイランに与え続ける」と発表しています。

一方で、中国やトルコからは反対されています。
特例措置撤廃の報道を受け、中国外交部の耿爽報道官は同日「米国による一方的な制裁に反対」と述べ、中国とイランの2国間協力は透明性のある正当なものだと主張しました。
トルコのメベリュット・チャブシュオール外相も同日、「米国による適用除外措置終了の決定は、中東地域の平和と安定に資せず有害」だとし、円買い材料なのと、アメリカとの関係にシビアなトルコリラが更に売られやすくなる事案だったといえます。

〖円〗
今週は日本も重要イベントが控えています。
24-25日 日銀金融政策決定会合
25日 茂木経済財政相がライトハイザー代表との協議のため訪米
25日 日米財務相会談
26-27日 日米首脳会談
週末のスリランカのテロなど、イラン産原油禁輸措置問題もあり、世界情勢が混迷としていますのでリスクオンになりにくい環境下だと思います。

〖ユーロ〗
23日、クーレECB理事は「貿易摩擦の解決を見込むなら、経済成長は今年後半に回復するだろう」と発言しました。
若干のユーロ買いで反応しています。

ユーロドルは、大きめのNYカットオプション「1.1250ドル」が値動きを抑えるかもしれません。
上値には「1.1270~1.1320」に断続的に売りオーダーが控えており、下値には「1.1220-1.1230」に買いオーダーが控えているものの、割り込むとストップロス売りが控えている状態ですので「1.1220」を割ったときには一気に下に突っ切る可能性もありますので要注意となります。

〖ポンド〗
ポンドの最近の動きは合意なき離脱が回避出来たことで、売りポジションを置いていたファンドなどの買い戻しが進んでいるようです。
もし、ポンドが売られるのであれば買ってみてもいいのかなと選択肢の一つとして考えたいと思います。
しかし、ポンドやトルコリラなどは一つのニュースで大きく動きますのでお勧めは出来ません。

〖スイスフラン〗
スイスフランは依然弱い動きで推移しています。
スイス国立銀行総裁が「現時点でもマイナス金利はかなりの水準まで達しているが、必要ならばより一層マイナス幅を広げることも可能」と発言したことで、しばらくは上値の重い展開が続きそうです。

〖豪ドル〗
豪ドルは弱含みとなっております。
日本時間の朝方から豪ドル売りが先行し、18日の3月豪雇用統計における失業率の上昇を確認して以降は上値の重い動きが続いています。
明日の1-3月期豪CPIを前に、豪準備銀行が議論している利下げシナリオ「インフレが低下し続け、失業率が上昇」が意識されています。

〖NZドル〗
中国の上海総合指数は続落する展開となり、19日に開かれた中央政治局会議で供給側構造改革が強調されたことなどを受け、景気支援策への期待が後退となりリスク回避の強まりが警戒されリスクに敏感なオセアニアの通貨は売られやすい状況となっています。

〖カナダドル〗
24日にはカナダBOCの金融政策会合が予定されており、政策金利は据え置きが予想されていますが、声明でハト派発言が強まるのかが注目されています。
原油に敏感な通貨ですので、イラン産原油禁輸措置問題で動いた格好となりました。

〖トルコリラ〗
マクロン大統領は24日を正式に「アルメニア人ジュノサイド追悼の日」にすると宣言しました。
その後のトルコ・フランスの国防相による電話会談で、アカル・トルコ国防相が不快感を表明しています。
トルコのフランスとの貿易額は、トルコ貿易相手国の中では7番目の大きさになっており、1位のドイツと比較するとその額は半分以下ではありますが、EU諸国の中ではスペインやオランダよりも経済的な繋がりは強く、24日の「追悼の日」を巡りトルコがフランスとの関係を悪化させるようであれば、トルコ経済へのダメージが懸念されトルコリラが更に売られる材料と意識されていくかもしれません。

〖ランド〗
ラマポーザ大統領は「エスコム問題で停電が続いているが、国民はパニックにならないように」と昨日発言しています。
しかし財政資金の前倒し投入も決まり、総選挙を前にエスコム問題がラマポーザ政権の足枷となっています。
南アの総選挙が控えており、政治情勢の見通しが立つまではロングを一度手仕舞う動きが多くなってきています。
先出しにも出しました「ランド/円 ロング」はいいタイミングで入って抜けたと振り返ります。
ランド/円で35pips抜きは、なかなか出来たトレードであると思います。
マガジンに出して成功出来たのは良かったです。

⦅今日のイメージ⦆
相変わらず小動きムードは変わらず、今日はこれから動くのか見ていきましょう。
日本は連休前ということで、日本の資金は市場に入りにくく流動性は低いままかと思われます。
やはり、トレードするなら明日からの方がいいのかなと思っています。

今現在の通貨の強弱では、
買い目線は、ドル・円・ポンドです。
売り目線は、豪ドル・NZドル・トルコリラです。

このレポートが、皆さんのトレードのお供になれれば幸いです^^
今日も頑張りましょう!^^

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FX先出し情報 2019/4/23
※こちらが先出し情報となっております。
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【ドル/円】(継続中)
ショート 110.000
利食い 未定
損切り 未定
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■神崎FX先出し情報とは■

神崎とは、
2018年、トルコショックが起こる前からトルコリラ円のショートをしており先出しにてトルコリラ大暴落を予言し、見事に的中し億り人を達成する。
その他先出し情報もその通りに動くことが多く、今回マガジン配信を決意する。
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