今日書きたいのは
「恐怖心」とか「チャレンジ」について。

何度かブログでも書かせていただいてる坂爪圭吾さん
【バタコのnote記事】坂爪圭吾さんブログを読むと不快？になるのに
　　　　　　それでもそこに何かヒントがある気がする

【坂爪圭吾さんとは何者か？会いに行ってきた】

先日2月21日にロンドンで講演会があり
残念ながら今回は行けなかったのですが

その講演でのキモを坂爪さんブログに書いてくださってます
【2/21ロンドンお話回「これだけは伝えたい」メッセージ】
　　↑是非ご本人原文でお読みください

今までの人生でやり残してきたことをやろう
それをやることは恐怖で
でも、やらずに死んでしまうことはもっと恐怖、
そんなコト

恥その1　こんなことをやったらどう思われるだろう
恥その2　やるなら「うまく」やらねばならない

2つの生き恥をさらしながら
挑戦しよう！

お話し会インタビュアーのKIKAさんがブログに書いてくださってる内容は
【ロンドンで鍼灸クリニック経営 KIKAさんのブログ
　　坂爪圭吾さんロンドンお話会キーワード「音楽」】

坂爪さんは昔から音楽がやりたかった
だから、やろうと思う。
音楽をやる！ということについては
かなり「恐怖」を感じる

つまり、やろうと思うと恐怖を感じてしまうくらい
常識などを働かせ長年「心の奥底にしまい込んできた」
ことをやりましょう！と

コレを最初に聞いた時は
ふ～む、
バタコは昔からバイオリンが
特にアイリッシュ系のフィドルと呼ばれる
ノリがよくて即興性の強い演奏法が
　　↑アメリカでは
　　「ケンタッキーブルーグラス」などとも呼ばれる
　　フォーク調の演奏ジャンル)
多分、歴史的にはみな
(楽譜無しで、親から子へ)
「耳で聞いて」「体で覚えて」伝えられたような
あのバイオリンがやりたいんだけど

それ、やったらいいのかな？

　　　いつか？引退して暇ができたら？
　　　やろうかなと思って既に10年以上・・
　　　いつかと言わずあの時始めてたら
　　　とりあえず下手でも
　　　「バイオリン歴10年」にはなってたはず・・

ググる、調べるということは
バタコの人生において欠かせないけれども

「コレをググるとハマるからやめておけ」

というタイプのものもあるらしくって

バタコの師匠によればそれは
「お金儲けの方法」
みたいなフレーズなんだって
「お金が欲しい」という、まぁ人類普遍の欲を
短絡的に満たそうという安易なヒトをカモにする
詐欺まがいのようなものの温床なので・・

ググるのはやめましょうってことらしいです

で、バタコの場合
「難易度の高い楽器、比較的簡単に習得できる楽器」
のような検索をグーグル先生に尋ねると

かなりの高確率で
「バイオリンは難しい!」
と言われてしまう。

だから、わざわざそのようなものを選ぶことに関しては確かに
「恐怖」のようなものがある感じはする。

・・・

というのが、
「恐怖心を覚えることに挑戦しよう」
という提言を初めて聞いた時のバタコの反応。

・・だけど、昨日ふと思ったのです
実は、バタコにとって今ものすごく怖いこと
それがまさに
「日本で生活すること」
なんじゃないかと！

日本で生活する、って何を大げさな？
という気もする。
日本語はもちろんできるわけだし
国籍持ってるからビザなんかも要らない
　　※あ、オットのビザ手続きは要りますね
実際27歳まで住んで、
学生やら就職やら、ちまちまとやってました。

で、も、
日本に行くってことは
今ある安定を捨てるってコト

今ある安定。今ある心地よさ。今ある幸せ。
好きな土地に住んで、少しずつ近所を「開拓」してきた結果？
■比較的安価で通えるジム、お気に入りのプログラム
　←家から遠すぎない
■「自然」のインプット、生きてる実感？が途切れてくると
　泳ぎに行くことのできるビーチ
■子供たちを送迎する小学校までの道のり
　←たまたま必要があって通るルートではあるけれど
　　毎回通るたびに美しさに打たれる
■ブログを書く時間を確保できる生活リズム
■たまに会ってお話しできる仲間や知人
　　　　などなど・・

一度捨てたら、
(もちろんまた別の形で、めぐってくる、
それが人生だとは思うのですが)
全く同じものはもう2度と手にできないかもしれない・・

数年前ワンオペ育児で詰まっていたとき
本当に生きてる価値がないと思っていました

そこから今の自分にまで「たどり着いた」感はあります

コレを全部捨ててふりだしに戻り
■子供たちが楽しく通える学校探し
■子供たちも自分たちもお気に入りの仲間を見つけられる
■そこそこに快適な生活環境
(PTAとか町内会とか、やっていける自信ないなぁ)
■ちょうどいい生活リズム
■定期的にブログが書ける環境
・・なんかをイチから作り上げることを思うと
めまいがしそうです・・

「日本に行って生活する」というのはあくまでも「仮説」で
現時点では単なる脳内エクササイズです。

でも、なんだか、
自分の人生に風穴があいたような
自由も感じるのです

日本で生活することが「やりたいコトなんですか？」
と聞かれたら
「やりたい」
というのとはまた違う

でも、一旦、日本で生活することを
脳内シミュレーションした後で
自分の今の生活を眺めてみると

色あせて感じられる

というか

「本気で人生賭けてる」感が足りない？

今の時点ではまだ
「イギリスのまったり安定した幸福を捨てて
今すぐ日本へ向かえ！」
という指令だとは感じていません。

もしかしたら
「今の生活から一歩踏み出して
何か挑戦しなければならないこと
チャレンジしたいのにしり込みしてるコトが
あるんじゃないの？」
という心の底からのメッセージかもしれないし

単に
「普段、当たり前と思っているこの生活が、
実は奇跡的に素晴らしいってこと
自覚できてないんじゃない？」
という警告なのかもしれないと思ってます。

日々の生活の中で
「答えはまだわからないんだけど
ふと感じる疑問や違和感」
って、無視しちゃいけないと思うんですよね。

アナタは
ハッキリ何をどうしたらイイかまではわからないんだけれども
今の生活のままではダメなんだ
と感じることってありますか？