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曇ってばかりで寒くて4月に雪が降るイギリスが大好きだ! 070/360

いきなりですが、住む人誰もが憂鬱を感じている (と思う) ここ数週間のイギリスの寒さ。桜も散ったというのに雪やらみぞれが降る!

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本日の記事の結論
バタコはイギリスが大好きです
18歳の時にカリフォルニアのモントレーに1か月滞在しフォーリンラブ!
ずっと「いつかは戻りたい、短期でも住んでみたい」と思っていましたが
(少なくとも現時点での) 魂の居場所は、ここイギリス田舎だと思っています

ただし:ほかの場所の素晴らしさや、
    他の場所の素晴らしさを訴える方に反論するつもりはゼロです

    人は皆それぞれに「ココだ!」と言う場所や
    場所はどうでもいい、好きな人が居れば・好きな仕事できてれば
    など
    その人に独自の「ツボ」があるんだろうと思います。

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1. イギリスが好きです

「イギリスのこういう田舎の景色が好きなんデス」的な写真はコチラの記事に貼ってますのでごゆるりとご覧ください

イギリス (主にいなか) のどんなところが好きかというと

 a)  高緯度の柔らかい日差しがスキ
  (ただし冬には相当、憂うつになる可能性あり
  この冬は、それすらも「好きだ」と思える自分に気が付きました)
         ←「冬に打ち克つ」意図で寒中水泳やってみた記事
       

 b) イギリスの田舎の風景は
   「手つかずの大自然」ではなく
   「過去数千年にわたって人が暮らし農耕や開発してきた景色」
   いわば「飼いならされた農村風景」「庭園」みたいなもの
   それが自分にはちょうどいい

Newark Castle, Selkirkshire


 c) イギリスの移り気な天気がサイコーに好き
   ◆「自分の居るところは雨なのに
   遠くを見ると数キロ先では日が差してるのが見える」

   ◆「自分の居るところは晴れているが
   数キロ先で雨が降っているのが見える
   その雨雲が移動していくのも見え
   時には自分のところにも降ってきたり
   そのままどこか遠くに行ってしまったりする」
   
   ◆「ずっと晴れ」「ずっと雨」が割と少なめで
    晴れのち雨のち晴れのち曇りのち大風
   みたいな感じが、嫌いじゃない

The Crows Gather

  d) 都市部や地方の小さな村などの建築物の醸す風景も好き
    自分の趣味には合わないと感じる建物ももちろんあるけど
    全体としてはまだ「古いヨーロッパ風」建物が多いのが
    とても気に入ってる

Rombalds Hotel, Ilkley

2. 世界各地の絶景を写真などで見ると良さはわかるし、(写真を見て)キレイだなとも思うけれど
絶対行きたい、移住したい!とまでは思わない

コチラの記事、ホントーにバイロン・ベイがお好きなんだな~
と言うのは十分に伝わってきましたし

海の色、きれいだな~と思いますが

ちなみにバタコが泳ぎに行く冴えない泥水色の海はコチラ
       ※英仏海峡は浅めで、常に川からの泥が舞っているようです

それでもやっぱり
自分が個人的にしっくりくるのはイギリスの海岸です。
   ※何度も言いますが、他の方の好みやほかの土地に
    ケチをつけるつもりはありません

バイロン・ベイが好きで移住した、または日本から毎年通ってる、というハナシは他にも聞いたことがありますし、きっと素敵なトコロなんでしょう!

また、バタコの義母 (イギリス人旦那の母) は、どうも
数代前にイタリア人祖先が居るようで
    ※ヨーロッパ内は割と昔から
     人の行き来はあったようです。
     どうもシチリア辺りから流れてきたヒトと
     結婚した先祖が居るみたい

そのせいなのか、それを本人が意識してるせいか
濃いイタリアファンで、若い頃にはイタリアに旅行もしてますし
7~8年前まで、機会あるごとに
「家を売り払ってイタリアに移住したい」
と言い続けてました

やっぱり実際問題としては、経済力や語学力や生活力
何事も簡単にはいかないので
数年前にスッパリあきらめたようでもうサッパリ口にしなくなりました。

でも彼女の永遠の「憧れ」であり
「ムードボード」
キーワード:こっくりした黄色、日差しに舞う土埃、素焼きの土器
      みたいな色や質感
「見てるだけで幸せになる」写真は

イギリスの薄い日差しが「ちっとも似合わない」
こういう感じの景色やインテリアなんだと思います。

それは、もちろん、彼女の個性であり

バタコもそれと同じモノを、「自分自身のイギリス愛」
に関して感じます。

バタコはそれを旦那に説明するときに
you go weak at the knees
という表現を使ってみました。
   ※ヒザの力が抜ける感じ

特に女性が、大好きなロックスターとか俳優さんと
実際にお会いした時に
「キャー」と叫ぶしかなく、
人によっては腰を抜かしてその場に座り込んだり
人によっては失禁しちゃうような

全面降伏。理性を超えた魅力。

そういう、感じ。

バタコの義母にとっては、イタリアが、それ
バタコにとっては、イギリスが、それ

  ※分析すると、多分、イギリス人の義母にとっては
   「太陽のさんさんと差す土地」が憧れであり
   コレは多くのイギリス人に共通します。
   ちなみに、イギリス人の海外旅行先No.1はスペインです。

  ※バタコは九州人で夏が苦手なので
   日本では「軽井沢や北海道で夏を過ごす」ことに
   ロマンスを感じる人が一定数居るのからもわかるように
   「割とよくある」願望として、涼しいところに憧れるんでしょう

3. 【脱線】心のふるさと?前世からの縁?

少し話はずれますが、
「自分のココロとか魂のような本質的な部分で、心から望んでいる、
しっくりくる場所に住む」というハナシに似た例で
ファッションのハナシをしてみます・・

壇珠 (タンジュ) さんが「自分の中の深いところを探ると
自分はこんな女性だ、という譲れないイメージがあり
そのイメージに沿って洋服などを選ばないと
座りが悪いし気分が冴えないし見た目も悪い」
と解説してらっしゃる記事

自分の美意識に背かないこと』
こういうのって可愛いな、こういう人って綺麗だな、と感じるものがあるのに、それを本当に自分に与えているかどうか、ってとても大切だと思う。
なぜなら、そこに背いていると自分の中にが生まれ、その嘘が表面に出るからなのだ・・・!
その嘘は大抵女性から、ツヤッ、ウルッ、とした感じを奪う・・・これはまた如実に現れる。きっと本当の自分が喜んでいないからなのだろう。

(中略)
わたしは本当はフェミニンな物が好きだから、そういうアイテムを長期間避けていると、どこか山姥風の乾きと荒みが顔に現れてくる。

(中略)
人によって現れ方は違うと思う。疲れやすくなったり、生理時のイライラが強くなったり、食欲や性欲に出てしまったり、など。みなさんもご自分で実験してみてほしい!
わたしはとにかく顔が荒んでどこか山姥になってくる。そのため、もうわたしは登山用パンツを履いて出かけたりできなくなってしまった。即刻、己の顔面に山姥の面影が立ち現れてくるのが、自分でもわかるようになってしまったのだ・・・
こうして、知らずと自分の美意識に背いてしまっている人はとても多いと思う。自分には似合わないし、そんなのイメージに合わないし、キャラに合わないし、年に合わないし、ママ友に悪口言われるし・・・・などなど、色んな理由で妥協した無難なものを自分に与えてしまっている。
これをやめて、実の実の実は好きなもの、を与えてみよう!


これ、なかなか興味深いですね。
バタコももう少し探って
(ファッション面での) 究極の「自分スタイル」を定めたいところです。
   ※まだ、できてません

でも、この話も、もしかしたら、
「惹かれる土地」「しっくりくる場所」
というカテゴリーにも通じているのかもしれないと思います。

スピ系の方だったら
「前世からの縁のある場所」みたいな読みをするかもしれません

また、文頭にも書きましたが
「別に住む土地はこだわらない」
「こだわりポイントは別にある」と言う方も居るでしょう

   ※ここでバタコの子供の頃の愛読書
   「大草原の小さな家」シリーズから
   夢を追い求めて新規農場を開拓したいお父さん
   落ち着いた暮らし・子供たちへの教育を重視したいお母さん
   その両親の夢を兼ねた娘ローラ
   というハナシをしようと思ったのですが

   いつも脱線ばかりしている反省と、
   単に長くなりそうなので、
   次回に譲ります。


「自分にとってコアな、本質的な欲求は何か」
「自分は何をしている時が一番深い喜びを感じるのか」

単純なようでヘタすると一生分からなかったりする
この奥深い、かつ、いつ変化するかもわからない質問。

これを問い続けることって、とっても大事なんだけど
なかなか「キツイ」作業でもありますね・・
バタコはブログを書きながら問い続ける毎日です。

整理:そうでした、バタコはもう13年以上イギリスに住んでて
「イギリスに住めたからもう何にも要らない」と思ったことは実はなく
数年前までは育児ノイローゼみたいなとっても不幸なヒトで
最近になりブログを書き始めて自分の思考を整理したことで

それまで、ともすれば「いなかで話し相手居ないから私は不幸なんだ、
ロンドンとか、他の大都市に移住したら?」
とゆうようなコトさえも考えていました
    
しっかり、自分の好きなモノや幸せを棚卸して初めて、
「いかにイギリス田舎を愛してるか」を再認識した、というのが実態です。

つまり、バタコにとっては、実は「住む場所」は2の次で、もっと大事なものがあるってコトですね・・

4. 故郷のことは恋しく思わないのか?

その一方でずっと「罪悪感」のようなものも感じ続けていたのです

バタコの母の家系はずっと鹿児島で百姓をしてました
母自身は東京でいったん就職したものの
見合い話が持ち上がったとたんに激怒した父に鹿児島市に連れ戻され
そこで会ったバタコの父と結婚しました

いまは両親ともリタイアして
母の実家の農家で農業をしています

バタコは子供のころ農作業を手伝いました

思い出の土地であることに間違いはありません

バタコには弟が居たのですが
4年前、トライアスロン中に熱中症で亡くなってしまい
実質「一人っ子」状態になりました。

「なんとなく」レベルではありますが
「イギリスでフラフラしてていいのか?」
「家を継ぐ?ことはしないのか」
という思いは常に持っていました。

  ※「親への恩」「郷里への義務感?」のような
   あまり整理されていない感情については
   コチラの記事「親の恩など返さなくてよい」
   にも書きました。

今後も、「故郷に帰らないのか?」という疑問が
「まったく」湧かなくなるのかどうかは不明です

4. 今のところは、イギリスに住み続ける

人生に正解はありません。

バタコの旦那ですら

「イギリスの義母の家は、20年以上住んではいるが
別に先祖伝来というわけではない」
「鹿児島の母方実家伝来の土地
または、父方の祖先伝来の土地
   ←誰も住んでない地方の田園の一角
そこで住むのが本筋じゃないのか?」

のようなことを言ったりします。

バタコも全く揺らがないわけではないのですが

今の自分の正直な気持ちは「イギリスが大好き」

以上、イマココの報告です
     ・・明日になったら気が変わってたりして・・

アナタにとって「これだけは外せない」人生のかなめって何ですか?
<おしまい>




*********************************************************************************◆関連記事:アラフォー海外在住日本女性に「憧れの土地」は残ってないのか?まだ見つかっていないだけなのか?

◆関連記事:寒中水泳のメリット

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最後まで読んでいただいてありがとうございます!