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【今日の1曲】 4月1日(土)〜4月7日(金)


4月1日(土)

今日は「Ka'imiの窓」の日でした。

こちらも窓っぽく、クイズからいきたいと思います。

Q1. ハワイで火の女神といえば誰?
Q2. 1の女神が住んでいる火口の名前は?
Q3. 2の火口がある火山の名前は?
Q4. 3の火山のすぐそばにあるメリーモナークが開かれる街は?
Q5. 4の街があるのは何島? また、反対側で有名な街は?

どうでしょうか。ぜんぶ答えられましたか?

ついでに知識をふやすコツをふたつ。ひとつは、答えをハワイ語で書くこと。ふたつめは、地名はかならず地図で確認すること。すぐできて効果は絶大です。

それでは今日の曲です。

今日はQ2の答えを称える歌です。
火の赤と溶岩大地の黒の衣装で踊るフラは、その腰も手も流れる溶岩そのもの。

ぜひとも歌詞を見ながら、昨年のメリーモナーク優勝hālauのフラを堪能してほしいです。ハンドモーションの意味がわかります。

この動画は、ほかにも見どころがふたつあります。

ひとつはバンド。なんとNā Hoaです!ハモりから始めるところからして最高です。

もうひとつはMCの方。画面の中のだれよりもパワフルです!
おひねりを投げつけ、あまりの迫力におされたのかお客さんも次々とおひねり。最後はHa'inaをhanahouしまくりのあおりまくり。何回ha'ina houするのか司会が決めるという😂

動画の日付を見たら2月23日。司会者さん、このhālauが2ヶ月後のメリーモナークに行く旅費のことぜったい思ってますよね。カウアイからビッグアイランドまで往復の飛行機代に宿泊費に食事代。レンタカーもするはずです。メリモに出場するための負担は相当なもの。

だとすると。なんて豪快なalohaでしょう。わたしはすっかりこの方のファンになりました。フラ、バンド、司会者さんに注目してごらんください。


4月2日(日)

日曜日はSlack Key Guitarの巨匠たちを紹介します。

今日はSonny Chillingworthさんです。彼の魅力はひとことで言うと「落ち着き」。おじいちゃん家の和室で、ふかふかの座布団にすわって、熱さも濃さもちょうどいいお茶をいれてもらって、ひとくち飲んで「はー落ち着いたー」みたいな気分になります。

オレたちの心の祖父Sonnyさんが奏でるPua Tubarose、ぜひお聴きください。

【クイズ】本日は自由記述式です。自分のことばで答える練習にも使ってください。
Q1. Slack Key Guitarって?
Q2.Tubaroseってどんな花?(Welina O'ahuにも出てきますね)




4月3日(月)

月曜はOLIの日。

今日は新年度の始まりにぴったりなOLI「E Ala Ē」。のぼる太陽を詠った「日の出チャント」です。

ハワイの文化では、夜明け前の海辺で、水平線に上る朝日を迎えながら、手拍子とともに唱えます。

私も去年となえる機会をいただいたのですが、海を見つめて繰り返しこのOLIを唱えていると、だんだんと無の境地になっていきます。

眠いし寒いし、完全に太陽が顔を出す頃にはけっこう疲れて「ああ、のぼったねえ」と、ただただしみじみと思うのみでした。

もっとこう、みなぎる!パワー!!みたいなふうにテンションがあがると思ってたんですけど、そんなこと全然なかったです。

はじまりって、おわりとセットで、どっちもエネルギー持っていかれますよね。だからかなあと。

なので、年度のおわりとはじめの境目は「おわったと思ったら、またはじまったねえ」としみじみするくらいでいいと思います。

そこに立ってるだけで十分えらいです。



4月4日(火)

火曜日は、ハワイに行く前に知っておきたいフラソングの日。

今日は「Aloha Kaua'i」。 作者がKaua'i島に行った時、温かくもてなしてくれた友人ファミリーに捧げた歌です。

歌をとおして伝えたい気持ちは、hu'iの歌詞に集約されています。

Aloha nō 'o Kaua'i
愛するKaua'i島

Luana ho'okipa malihini
訪れる人をあたたかくもてなす

たった7つの単語で全てを物語る、シンプルで、なんて美しいサビでしょうか。ひとつの完成形がここにあると思います。

ここでクイズです。

Q1. この名曲の作者は?
Q2. そのはどんな人生を生きた人?
Q3. その人に贈られた有名な曲は?(2曲あります)
Q4. その人の名言は?(複数あります)

Aloha Chantを公式の場で初めて唱えた人でもありますね。

それでは、彼女の素晴らしいチャントも聴ける名盤に収録されている、パートナーと息の合ったオリジナルでお聴きください。Q3の2曲も収録されています。このアルバムの曲は全部おさえといて間違いないですよ〜。



4月5日(水)

水曜は「ハワイアン・ファルセットのシンガー」が歌う曲です。

ファルセットのやわらかい裏声は、繊細で、情緒があって、美しくて、ハワイ語とすごく相性がいいんです。やさしさとか温度がおんなじ。

本日ご紹介するのは、Izumiちゃんが歌うPua Tubaroseです。 Izumiちゃんって、可愛くてきれいで歌がうまくて、いろんな褒め言葉が当てはまる人ですが、ひとつだけ選ぶなら、わたしは「人を引きつける魅力のある人」です。

Izumiちゃんが、その繊細で複雑な織物みたいな声で poina 'ole(忘れられない)と歌うとき、聴いている人もIzumiちゃんを忘れられなくなります。

特にいちばん最後のpoina 'ole。魅了されます。終わったあとの全員の笑顔がまたいいので、ぜひ最後の最後まで見てください。

ではクイズです。
Q. ハワイアン・ファルセットのこと、ハワイ語では何と言われてる?




4月6日(木)

木曜日はバンドの日。

今日ご紹介するのは、Nā Hoaです。

この人たち、トリオとして完璧です。まず、イケメンのウクレレ・ヴォーカルがセンター。両脇はサウスポーのギターとモテオーラがダダ漏れしているウッドベース。ジ・王道。そのうえ全員が歌えるんです。

華があって、色気があって、疾走感があって、なにより3人が楽しそうで、Nā Hoaの名前がほんとうにぴったり。いつか生で見たいなあ。

ではクイズです。
Q. Nā Hoaってどんな意味?



4月7日(金)

金曜日はkahikoの日。

'O Kamehamehaというmeleは、その名のとおりKamehameha大王を称えるoliです。1970年、ワシントンD.C.のカメハメハ大王像の奉納式典で、Ka'upena Wongが唱えました(出典huapala)。

今日ご紹介するのは、このmeleをmele hula仕立てにしたバージョンです。

初めて聴いた時「うわー、こんなふうにできるんだ!」と、創造性にめっちゃ感動しました。それから、どこで区切ってひとつのverseにするのかも、めちゃめちゃ勉強になりました。meleはメッセージだから、伝わるように区切りたい。といつも思っているので、「ここまでがひとつの意味だよね」というひとつの解釈を知ることができて、私にとっては大収穫です。

どこからでも、なにからでも、フラは学べます。

ではクイズです。
Q. Kamehamehaってどんな意味?


今週もおつかれさまでした。

また来週!

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