こんばんは。

PANTONEから2023年のColor of the Yearが発表されましたね。

今年の色は目にも鮮やかな『Viva Magenta』

選ばれた理由は「パワフルで人々に力を与えてくれる。天然染料が由来であり、最も強く明るい染料のひとつでインスピレーションを受けた色」だからそうです。

元々、マゼンタ好きの私としてはウエルカムなのですが、ビバがつくのとつかないのとではどう違うのか？

ご存知のようにマゼンタという色は、赤と青が混じった色ですよね。

パープルが青の割合いが多いのと対象に、マゼンタは赤の割合いが多くなりピンクの色味が強くなった色です。

テーマカラーの選び方の時に書きましたが、ピンクは子宮の色すなわち愛に溢れた色なのですが、マゼンタは更に赤のエネルギーを持ちよりパワフルな色ということになります。

なのでピンクは甘くて苦手だけど、バリバリと仕事をこなす女性が好む色でもあります。

その反対に、嫌いな色や不快な色とされることも多い色。
それは合成染料で作られた、自然界にない色と言うこととも関係がありそうです。

綺麗だとは思うけど、何だか落ち着かない色と感じる方も多いのかもしれませんね。

ところが今回、カラー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたビバマゼンタは、「コチニール」という小さな小さな甲虫を使った天然の染料なのです。

その歴史は古く、紀元前2世紀頃から紙や布を赤く染めてきました。

冒頭にも書きましたが、『天然染料』というのが選ばれた理由のひとつ。

パンデミックで疲れきった人々の気持ちが、自然回帰に向かうのは当然のこと。

その中でも、赤のパッションと母性のピンク、そしてわずかに入る冷静なブルーの混じったマゼンタは、回復力や楽観性、創造性を感じさせてくれますよね。

ファッションは勿論、文具なんかにもきっと今年はビバマゼンタが溢れると思うとワクワクしませんか？

あのハッチャケた色❗

ちょっと着るには勇気がいるかもしれませんが、インナーに取り入れると個性的なお洒落が出来そう。

そして何よりピンク系はブラックともブラウンとも、勿論ホワイトとも相性が良いので、ウィンターファッションの取り入れやすいですね。

明日はもうひとつの今年の色、JAFCAが発表した『ルミナスイエロー』についてお話ししたいと思います。

これもまた、素敵な色なんですよ😄💕

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