Dialupというアプリを使ってみた
前の投稿から、長く時間が空いてしまった。そんな間に、世の中はどんどん変わっていって、生活にまで影響が出てきている。
毎日、家の中で大半を過ごしているから、どうぶつの森とメルカリが習慣になってしまっている。元々の生活には、戻れないだろうなと思いつつ、新しい日常に目を向けるように自分を説得している最中だ。
数日前、Yahoo!ニュースに、Dialupというアプリについての記事が出ていた。コロナの日々で、寂しい人や孤独に感じている人を勇気づけるアプリということで、ダウンロード数が伸びているという内容だった。検索してみると、どうやらDanielleさんという女性の方がアプリの製作者らしい。https://twitter.com/djbaskin
早速ダウンロードしてみた。https://dialup.com/
設定は簡単で、日常会話で使う言語の設定をして、ただ待つだけというものだった。本当にかかってくるのか、変なアプリじゃないか、と最初は疑っていた。(何個かアプリが指定のコミュニティに参加すると電話がかかってくる数は多くなるらしい)
初日は、電話はかかってこなかった。ますます怪しい。
2日目は、移動中に電話がかかってきてしまったので、取れず。3日目も、タイミングが悪くて取れなかった。
そして、4日目にして、ようやく、電話がかかってきた。出ると、システムの音声が聞こえてきた。「Hello! welcome to Dialup!」みたいな内容だったと思う。少々お待ちください、という音声と保留音。うーん、怪しい。本当に繋がっているのかも怪しかったので、30秒しても何もなかったら切ろうと思っていた。
ところが、ちょうど30秒たったところで、「Hi!This is David speaking from Colorado!」と男性の声が。
びっくりした。まさかほんとに繋がるとは。Davidさんは大学の教授らしく、プログラミングと、言語についてのクラスを持っているらしい。なかでも「Fun」という言葉について調べていて、本も出版していた(!)
https://www.amazon.co.jp/Fun-Taste-Games-Aesthetics-Unproductive-ebook/dp/B07P33WCZ8
Dialupを始めたきっかけからコロナの話、任天堂の話、どうぶつの森の話から、そのゲームに出てくるキャラクターについてのモチーフの話、文化や言語、話すテーマはどんどん出てくる。電話していたのは15分くらいだったかな。音声もとてもクリアに聞こえて、普段友達と電話しているのと全く同じシチュエーションだったように思う。
なにこれ!楽しい!
こんな12時間以上離れている人と、こんな風にやりとりできる時代がくるなんて、誰が想像できたんだろう。すごい時代だとつくづく思った。
自分が本当に話したかったことが、勉強不足で話せなくて悔しかったので、すぐに日本語に書き起こして、英語に訳して練習を始めてみた。
海外に留学する予定だった人や、留学したいと思う人も、今すぐにはできなくなってしまったと思うから、そんな人にすごくおすすめしたいアプリだ。
私の友達にも、早速教えたいと思う。
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