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映画ハウス・オブ・グッチ

貪瞋痴の研究材料になった?
って聞かれたけど、めちゃくちゃなりました笑
情報量めちゃくちゃ有りました。

三毒(さんどく)とは、仏教において克服すべきものとされる最も根本的な三つの煩悩、すなわち貪・瞋・癡(とん・じん・ち)を指し、煩悩を毒に例えたものである。

ハウス.・オブ・グッチを見てきた。
(実話だけどネタバレ注意)


80年代のイタリアファッション大成長の頃の話。
フランス、パリの革新的なファッションスタイルというよりも
素材とか職人技術、伝統的など要素も含み、鞄やらバッグやら
機能的で実用的で尚且つスタイリッシュでイギリスファッションが確立していた頃のお話
アメリカの市場とマッチして拡大に急成長していったんだってのがわかる(時代背景やビジネスのお勉強にも役立つ)

グッチ一族の事を私はあまり下調べしないで見にいったので
見終わってから、見た友達と調べて研究会をしてたけどめちゃくちゃ悪女なん。映画以上に悪女!
可愛いもんよ映画!ガガ様が演じた事で少しソフトになってるしね
映画で描かれたパトリツィオ・レッジアーニはそこまで絶対的な悪に描かれてない。でも調べれば調べるほどあのシーンのあのガガ様こえーーってなる。
やっぱり怖いグッチ夫人。
絶対的に悪に描けるはずなんだけどぼんやり描くのがもうそこが気になる笑
気になって仕方ない笑

そこで私の探究心スイッチが入る。

なぜ悪に振り切って描かなかったか。

ハイブランドってやっぱりみんな持ちたがるし、店に入った時はなんか上がるし、あの感じは感じたことあるはず。
そしたらやっぱり成功したらわかりやすく高級ブランド身に纏って外車乗り回したくなるんだろう。
私もベンツ乗り回したい。ファーストクラス乗りたい!
GUCCIの服調べると
「たけぇーーー」ってなってるからね。
それを買えたら自己価値そりゃ爆上がりだよ。
おそらく自己価値はお金を持ってることだけでは上がらない。成功した証が欲しいわかって欲しい。そのお金でわかりやすい物を買う!まさにそれがハイブランドマウントってやつだよ。


ハイブランドって不思議なチカラがあると思うやっぱりキラキラして見えるし、そーゆー意味で、自己価値が上がる。
そこを否定しないためって言ってる人がいた。
凄い納得した。
そういう人間の欲、財や名誉を手に入れるため手段を選ばないグッチ夫人を全否定してしまうと、ハイブランドを否定してしまうからなんだろ。
馬鹿じゃないの?って思う人もいるかもだけど。

ただのオシャレーなファッション映画なんかじゃないめちゃくちゃ深いぞっていう映画でした。

グッチ夫人は一線を越えてまで、ハイブランドを見に纏うのとかそんなレベルじゃなく笑笑
ハイブランドグッチと名乗るぞ!のあの野心!!
それに振り回されちゃうグッチ一族。

私はグッチだ!彼女の自己価値を上げるのは
その言葉しかなかったんであろう
まさに最後のシーンがそれだった。

半端ない笑
なんか虚しいけど、
野心は必要だとも思う。

それが人格者がどーかは別として半端ない。
(人格者だとは思わない笑)



今はグッチ一族誰一人関わってないけど、
ドラえもんのコラボをどー思ってんだろな笑
私はマジでダサいと思うぞ笑笑(爆)
でもそれを買った人は自己価値が上がるんだろ。
不思議なチカラがあるハイブランドマジック
めちゃくちゃ頭使った映画でした。
見終わって研究会までが映画です。
ありがとうございます


#貪瞋痴
#非常に高度な貪瞋痴でした
#見てよかった
#ハウスオブグッチ

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