見出し画像

みんながワクワクの日常を送れるように。ファザーリング・ジャパン理事 林田香織さん

仕事と家庭の両立や理想のパートナーシップについて、全国で講演活動をされているパワフルな林田香織さんにお話しを伺いました。

林田香織さんのプロフィール
活動地域:全国
現在の職業及び活動:NPO法人 ファザーリング・ジャパン理事
ワンダライフLLP代表(http://wonderlf.com)
NPO法人 コヂカラ・ニッポン理事 (HP: http://www.kodikara.org/)
NPO法人 いちかわ子育てネットワーク副代表理事
埼玉県仕事と育児の両立支援(男性の育休取得推進及び女性の活躍推進)アドバイザー(2016〜)

人生と生活の中に余白をつくりましょう

Q1.林田さん(以下敬称略)は今、どのようなビジョンをお持ちですか?

林田:一番は子供も大人も自分の人生をワクワク生きられたらいいと思います。そういう思いも込めて屋号を”wonderLife"として活動しています。wonderは不思議とか迷う、奇跡という意味や、探しながらワクワクする、という意味があるんですね。日々の生活の中や人生の中で小さなワンダーを探しながら、みんながワクワクしながら生活できたらいいなと思います。でも、日々の生活に追われているとワクワクを見つける余裕なんてありません。子育て世代はなおさらです。一人で全てをやろうとせず、周りの「人・こと・もの」に頼りながらわが家らしいチームを創ることで、時間的にも精神的にも余裕ができます。そうすることで日々の何気ないことに気が付いたりワクワクできたりする。そんな社会を創るお手伝いができたら良いと思っています。

違うものを沢山みることや普段やらないことをやってみたりすることはワクワクし、人生に新しい視点をうんでくれる

Q2.どのような活動指針で、どのような活動をされているのでしょうか?

林田:中心は企業や自治体における研修です。育児と仕事の両立に悩む子育て世代に対する両立研修です。先ほどお話した「チームわが家」をどのように創るか、また、家族だけでなく、職場で共に働く人たちとどのようなコミュニケーションをとるか、自分のキャリアをどう考えるかについてワークやディスカッションを通して考えていただきます。ここ数年は子育て世代を部下に持つ管理職向けのセミナーも多く担当しています。
他にはライフワーク的にやろうと思っているワンダライフツアーという親子スタディツアーがあります。私はアメリカの生活が長かったこともあり、外から日本を見ることが大事だと思っています。ツアーで行くのはアジア圏ですけれど、外から色々なワクワクが発見出来たり、本当の意味での多様性の受容をみられます。ただ多様性を理解するだけでなく、多様性の融合から新しいものが生まれるのを感じること、つまり、宗教、文化、言語、食生活、様々なものを認め合い、受け入れ合うということを肌で感じることが大切だと思います。
忙しすぎるとワクワクもみつからなくて、そういう時こそ、それまでとは違うものを沢山みることや普段やらないことをやってみたりすることはワクワクしますし、そういう事が人生に新しい視点をうんでくれます。普段たいしたことなかったことが、外から戻ってくるとこんなところにこんな事があったんだ、と気づけます。

誰かが何かをできるようになるのをサポートするというのは面白い

Q3.そもそもその夢をもったきっかけを教えてください。そこにどんな
発見や出会いがあったのですか。

林田:夢というよりミッションなんですよね。人がそれぞれ生まれてきて役割のようなものがあるとしたら、私がこの世で果たすべき役割なんじゃないかと思っているんです。

記者:いつぐらいにそれを感じたのですか?

林田:いつぐらいなんだろう?自分が日本に帰ってきたときに息苦しかったんですよね。アメリカにいる時は子育てがあんなに楽しかったのに、全然楽しくなくて、なんでこんなに日本の子育ては辛いんだろうと思いました。周りのお母さんたちも大変そうだったので、何かできないかな、という思いからママコミュサロンという任意団体を立ち上げたんです。やってみたら、途中からお母さんたちの余裕をつくるにはお父さんたちも巻き込まないといけないと気づいたのです。お母さんじゃなくてお父さんだ、とファザーリング・ジャパンに参画しました。そしてお父さんを巻き込むにはお父さんの働く環境を変えなくては、と段々活動の方向性が広がっていきました。

記者:小さいころから自分の役割は何だろう、と考えておられたのですか。

林田:母が早くから病気になってしまったので、逆にあまり自分のことを考える余裕がありませんでした。小学生の時から常に今日の晩御飯どうしようとか考えていたので、夢を持つとかあまり思っていなかったです。
家から通える大学に進学してその時に自分は何をしようかとモヤモヤして、英語が全然できないのにアメリカに行ったのです。反対もされましたし、弟のお弁当を作る人がいなくなるから親に対しても申し訳ない、と思ったので、弟の卒業のタイミングで行きました。
中高生に日本語を教えに行ったのですが、英語もろくに話せない私が誰かの役に立つことってすごいと思いました。
誰かが何かをできるようになるのをサポートするというのは面白いなとも思いました。できるようになるのを見るのが好きでした。一度帰国し、大学院進学のために再度渡米し、並行してビジネスマンや大学生に日本語を教えました。ジェームズくんという、いい子なのですがなかなか発音が上達しない生徒(笑)と毎日一緒に練習していて、最後の時に「すごく楽しかった」と手鏡をもらいました。これが原点かもしれないですね。今でもその手鏡は持っています。

環境は自分でつくっていくものなんだ

Q4.その原点となった発見や出会いの背景には、何があったのですか?

林田:日本は誰かしらが助けてくれるし、学校に行けば学生という肩書がもらえて居場所もあるのですけれど、アメリカは自分で居場所をつくらなくてはならない。でもできないという事で誰も自分を否定しなくて何かできることあるよね、という目でサポートしてくれる。だからそういうサポートしてくれる人のために何かしたいと思いました。人の利益を考えて何かをすると実は自分の満足度も上がるんですよね。
でも機会を待っていたらダメで自分からやらないとダメだという事がわかって、この気づきがなかったら自分で考えて行動するという人間にはなっていなかったですね。「reaction」で事が起こってから動くのではなくて「proaction」という、自分から働きかけることを学んで環境は自分で創っていくものなんだな、と気づきました。大学の時に初めてアメリカに行ったのは大きかったですね。

記者:インタビューは以上です。環境は自分で創っていくものだ、と自分で考えて行動することに気づいた林田さんは有言実行でご自分の人生を切り開き、今はみんながワクワク人生を送れるように様々なアドバイスを提供してくださっています。林田さん、今日は貴重なお話をどうもありがとうございました!

--------------------------------------------------
林田さんについての詳細情報についてはこちら
↓↓↓

NPO法人ファザーリング・ジャパン http://fathering.jp/
NPO法人 コヂカラ・ニッポン  http://www.kodikara.org/


【編集後記】今回インタビューの記者を担当した見並、善家です。

今回は書ききれなかったのですが、林田さんがファザーリングジャパンでお仕事をするようになった経緯や、林田家の突然思い付きの弾丸ツアーのお話や、チーム我が家とよぶご家族のお話などとても楽しいエピソード満載でした!本当にどうもありがとうございました。

この記事は、リライズ・ニュースマガジン“美しい時代を創る人達”にも掲載されています。

https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

めっちゃ嬉しいです!
60

かおりん

Re・rise News

AI時代に人間にチャンスを提供し、まだ見ぬ未来から今をリライズする新時代創造マガジン。 社会のシステムが全てAIで賄われる時代だからこそ、人間の持つ本来の無限の可能性と機能を最大限花開かせる美しい時代を創っていく為に、既に活躍されている方々にお話を伺い、認識の変化のきっか...
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。