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はるかぜこおりをとく

明けましておめでとうございます。
二十四節気では立春、和暦では今日から新年です。
そして七十二侯も今日からスタート。

「東風解凍」
「はるかぜこおりをとく」と読みます。

東風は普通「こち」と読みますが
七十二侯では「はるかぜ」と読み春を告げる代名詞となっています。

春風と聞くと、温かくて柔らかな風を連想しますが
東風はまだ冷たさの少し残る
早春だけ味わえる風です。
その風が水面の氷を少しずつ溶かしていく
それが「東風解凍」の四文字で連想できます。

昔の人々は
春といえば「風」
風の変化を自分の体で感じ
それを言葉に変え 春の訪れを喜びました。

東風吹かば にほひをこせよ 梅の花
あるじなしとて 春を忘るな

菅原道真

さあ、新年のスタートです。
私たちも東風を体で感じで
春の訪れを 楽しみましょう。

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