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猫の介護、看取りで思った事

らんまるは私が中学一年生の時、学校で拾ってきた。同時に迎えた3匹の兄妹のうち、最も栄養状態が良く、実際21歳まで生きた。個体として強かったのだと思う。


ここ6年の内に おや、危ないかもしれないな 今年は越えられるだろうかという健康状態が懸念されるタイミングが5.6回はあったけれど、その度に回復を見せて頑張ってくれた。

投薬治療が始まってからは、忘れないようずっとノートをつけていたので一部だけ載せようと思う。


最初のてんかん発作の時、
以前看取った子の最期と同じ症状で諦めてしまっていた。
でも、その判断は間違っていた事が分かる。

5分以上、または一日に2回以上のてんかん発作は、脳に重大なダメージを与える為
迅速に処置が必要だった。
私が家で看取りたいと主張して議論しなければ、もう少し夜間病院に連れて行くのが早ければ、最期寝たきりにならずに済んだかもしれなかった。
帰ってきて少し回復してぬいぐるみのようになったらんまるにごめんねと何度も謝った。

それから寝ずにてんかん発作が起こってもすぐに肛門から薬剤投与出来るよう、そして排泄の度にらんちゃんを褒めて、シーツを替え、床ずれしないように体勢を変え、何か水分や栄養を摂れそうであればスプーンや手でウエットフード、水をあげる日が続く。
ウエットフードはペースト状のもの。食べなくなったら気分転換にと、ウエットフードを更に細かくすり潰したものを与えた。

苦しいだろうに、泣き言も言わずにらんまるは最期まで辛いところを見せないようにしていたように思う(続

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