私は女の体を持っていて、使っています。

いつも、面白いなーとか、よくできてるなーとか、思います。
女の体というのは、子宮と卵巣があって、外性器や体形の見た目がヒトのメスのものである、ということ。
それから、女性ホルモンに助けられながら日々生活しているということ。

女の心の定義はけっこう難しくて、かなりの部分が社会的な、後づけの定義でできていると感じています。恋愛対象は男性で、ヘテロの人です。

女の体の面白さって、基本的には、卵巣・排卵と子宮・月経の関係、そこを結び付け合うメッセージ物質の女性ホルモンの働きだと思います。システムとしては理に適っていて無駄がないのに、個体差がものすごくあって、ちょっとした違いから大きく違いも出ること、ひとりひとり違うことも、私が面白いと思う理由です。

私の体のトリセツ、ありますか？

どんな環境にいて、どういう時に、どんな変化が起こるのか、自分一人の体だって違ってきます。

ありがたいことに、私はとても健康なので、大切に扱ったら、ちゃんとよく働く体になります。粗末にしたら、やっぱりその分、働かなくなります。

体の中で脳だけは、外付け機能が使える（記憶装置や計算機能をパソコンやスマホにしてもらう）けれど、ほかの臓器は、代替物がありません。

最近、若い女の子から、「だってアプリで生理の日も、妊娠しやすい日もわかるよ」っていうことを聞くことがあります。だけど、そんな、たくさんの人の共通事項だけが計算できるアプリだけで、女の体はご機嫌とりきれるほどカンタンじゃない。

シンプルによくできたシステムで、非常に繊細で変化に満ちていて、ものすごくチャーミング。それが女の体。私だけの、私の体のトリセツを、作れるようになれたら、いいなって思います。

#女体 #女性の心と体