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燃えよドラゴンヘッド

2023年9月14日のまとめ

「考えるな、感じろ(Don't think, feel!)」構文で「龍尾サインのようにするな、龍頭サインのようにしろ」の対句構文が12ペア作れるのではないかと思いついた。本家「考えるな、感じろ」は双子座龍尾の射手座龍頭っぽさがある。

#龍尾するな龍頭せよ 語順はすべて「龍尾サイン・龍頭サイン」の順

♈️♎「飛び出すな、付き合え」
♉️♏「集めるな、捧げよ」
♊♐「切り取るな、繋げよ」
♋♑「安らうな、進め」
♌♒「盛るな、均(なら)せ」
♍♓「分けるな、溶かせ」
♎♈️「付き合うな、飛び出せ」
♏♉️「捧げるな、集めよ」
♐♊「繋げるな、切り取れ」
♑♋「すすむな、安らえ」
♒♌「均(なら)すな、盛れ」
♓♍「溶かすな、分けろ」

追記
「考えるな、感じろ(Don't think, feel!)」はブルース・リー主演の映画『燃えよドラゴン』に登場するセリフ。「考えるな、感じろ」部分だけが超有名だけど、後に続く部分がとてもいいのでついでに紹介。

Don’t think, feel ! It’s like a finger pointing away to the moon. Don’t concentrate on the finger, or you will miss all the heavenly glory.

考えるな、感じろ! (考えるとは)月を指さすようなものだ。(月を示す)指に集中してはダメだ、それをすれば天の栄光をすべて失う。

ブルース・リー『燃えよドラゴン』より、星見当番訳

「考えるな、感じろ!」の後に続く言葉を読むと、これは仏教の「指月(『しがつ』と読む。『しげつ』ではない)」「月を指せば指を認む」の話をしているのだなとわかります。

「あの月をごらんなさい」と師匠が指ではるか遠くの月の方向を示す(pointing away to the moon)のに対して、師匠が何を見せたいかわかっていない人はその指が示す先にある月ではなく師の指先にばかり目をやる(concentrate on the finger)。仏法を月に、仏法を説く言葉や手段を月の方向を指し示す指にたとえて「枝葉である言葉や手段に気を取られて頭でばかり考えていては、仏法の尊い本質を見失いますよ(you will miss all the heavenly glory)」と諭す教え。

「考えるな、感じろ!」をもじって「龍尾するな、龍頭せよ」にした理由は、出生図内の龍尾(ドラゴンテイル/サウスノード)は「やり慣れているので『ついやってしまう』が、やってもあまり意義はないこと」を示すポイントで、逆に龍頭(ドラゴンヘッド/ノースノード)は「不慣れなので『つい避けたくなる』けれど、やっただけ成長につながること」を示すポイントだから。

「龍尾は『やりがち』『捉われがち』ポイントだが、龍尾要素ではなく、不慣れでも龍頭要素をやれ」というのが「龍尾するな、龍頭せよ!」。龍尾に捉われていて龍頭を逃すのは、月を示す指にこだわって月を見落とすが如し。

追記。2019年4月にも「考えるな、感じろ」の話をしていたので再録。

Don't think! Feel.  It is like a finger pointing away to the moon. Don't consentrate on the finger, or you will miss all that heavenly glory.

この場合の「Feel.(感じろ)」は感情ではなく感覚の方ね。「理屈をつけるな、気配を探れ」と訳した方がいいと当番は思う。

昆虫とかの触角のこと、feeler(触って確かめるもの)って言うんだけどさ。feel っていうのは感情を察知するのも勿論 feel なんだけど、皮膚感覚、手触り肌触りも feel なのよね。理屈で考えるとか感情的な意味で「感じる」のって自分の内部のこと。感覚の feel って自分の肌を使って情報を取りに行く。

「理屈で考えるな!気配をさぐれ。月を指し示すようなものだ。示す指に注意を向けるんじゃない、そんなことをしたら輝きを見逃してしまう」ふと思い出したんだけどね、ブルース・リーのこの台詞は「エモい/カワイイ/をかし」とその示す範囲についての話に重なると思う。ことばは「月をさす指」なんだよ。

たとえば月や花を指して「エモい/カワイイ/あはれ/をかし」と言われたら、月や花を指し示す指=ことばの定義を考え始める前に、指が指している月を一緒に見ようよ。そこからエモみ/かわいげ/あはれみ/をかしみを探そうよ。定義を考えるのは後からでもできるけど、今を逃すと月は隠れ花は散るよ。

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