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四元素三区分一覧表で相性をざっくり見るには

2019年10月25日のツイートまとめ。文中前半部に登場する「某ししがめ(太陽獅子座月水瓶座)かししうお(太陽獅子座月魚座)か微妙な先生」とは作曲家のアントニオ・サリエリのこと。「某がめいて」は同じくモーツァルトのこと。某ゲームでサリエリにハマったフォロワーさんが「サリエリの生年月日と出生地わかったからホロスコープ出したけれど、どうやって(モーツァルトとの)相性見たらいいかわからない」と言っていたのでざっくりと太陽月にのみ注目する方法を書いたもの。

後半は「太陽サインしかわからない人同士の相性を四元素三区分一覧表でユルく見る方法」「そもそも誕生日も何もないキャラクターでホロスコープが作れない場合にどのようにギャップを出していくか」の説明。

某ししがめかししうおか微妙な先生ですが、

ししがめの場合
某がめいてと太陽(プロフェッショナルとしての顔)同士が真っ向対決、月(プライベートの顔)同士はお友達相性、がめいての太陽とししがめの月が同サイン(月がめは太陽がめが体現するものを肌身でわかるが、力量は太陽がめの方が圧倒的)。

ししうおの場合
某がめいてと太陽同士が真っ向対決の相性、月同士がスクエア(90度)の関係。90度は「重んじるものが違うのに集団内で取りたい役割が同じ」という椅子取りゲームな相性。射手はやる気重視、魚は気持ち重視。共に集団内では遊軍、後衛に回りたいタイプ。

ししがめ-うお先生とがめいてさんの月同士を比べてみたけど、月はプライベートの顔なので「『お仕事』をしていないとき」と考えてください。もし先生が月魚なら、月魚の先生と月射手の彼とはお休みの日にやりたいことから疲れたときに求めるものまでかなり違う(ただしふたりとも他人や状況に合わせる気はある)。

お仕事面での顔、太陽同士は獅子座と水瓶座。これ180度です。これも90度と同じ「重んじるものが違うのに集団内で取りたいポジションが違うので椅子取りゲームになる」関係。しかも月の魚座射手座が他人に調子を合わせつつ自分のしたいことも出す性質なのに対して太陽の獅子座水瓶座は譲らない。

太陽獅子座は真夏生まれ、太陽水瓶座は真冬生まれ。季節の真ん中に位置する星座はその季節らしさをガンガンやり込む。共に揺るがないし譲らない。精力的に打ち込むパワーファイター型。共に奇数星座で未知を恐れない。獅子座は火、やる気を重んじる独立自尊型。水瓶座は理屈を重んじる連携プレイ型。

太陽の「仕事面」を本来の仕事面である音楽活動と考えてもいいし(その場合、金星星座も合わせて見ると楽しいよ。記号は♀)、ゲーム内のお仕事である戦闘と考えてもいい(この場合は火星星座も合わせて見よう。記号は♂)。いずれにせよ、このふたりのお仕事スタイルは正反対。好敵手またはバディ相性。

再掲。推し同士の西洋占星術的相性を知りたいしホロスコープは出せたけど読みかたわっからん!という人は、この表を大きめの紙に写してホロスコープから記号を書き写すのじゃ。太陽(マルかいてチョンの記号)、月(三日月記号)、金星(♀)、火星(♂)くらいで充分よ。推しAと推しBの色は変えるのよ。

四元素三区分表、これに「全員分の太陽月金星火星の情報を1枚に全部」書き込むのだよ。誰がどれだかわかるようにメンバーごとに記号の色を変えるのよ。さて横列が揃えば重視するものが同じで役割分担ができる和やか相性。縦列が揃えば重視するものが違うが取りたいポジションが同じドラマティック相性

水星も見たほうがいい、水星は♀マークの丸いとこにツノがついてるやつね。木星土星あたりは相性見たい相手が同い年なら考慮しなくていいよ、動きが遅いから同い年だとだいたい同じとこにある。3歳以上の年の差があるならジェネレーションギャップを見るために木星土星を入れよう。

太陽はプロフェッショナルとしての姿勢、研鑽の末に開花する本質。月はプライベートな部分、無自覚な癖、疲れたときや弱音を吐ける状況で出る面。金星は何を美しいと感じるか、何がその人の魅力なのか。火星はその人が何かに立ち向かうとき、何かを倒そうとするときどんな顔をするか。

水星はどうやって情報をキャッチし、どうやって伝えるかを示す。喋りかたとか、物の覚えかた教えかたね。太陽月水星金星火星あたりまでの星座を一覧に書き込んでどこが重なるか見るだけでもかなりのことがわかるよ。

この表を使って、生年月日がわからないキャラや自作のキャラを逆引きで配置して相性を見ることもできる。サイン(星座)は「人格そのもの」ではなく「スタイル」と考えてね。ひとりの人が、場面が変われば別のスタイルを取ることがある。公私でスタイルが変わる、戦時と平時でスタイルが変わる。

「太陽」とか「月」とか西洋占星術用語を使わなくてもいいのよ。「オン」「オフ」とかでいい。金星と火星は「平時」と「戦時」とかでいい。ひとりの人の中にギャップ萌えを仕込みたかったら「オンとオフ」または「平時と戦時」を表の「上二段」と「下二段」に隔離する。そうするとギャップが出る。

この表の上二段は「奇数番号のサイン(星座)」、このグループは未知を恐れない。下二段は「偶数番号のサイン(星座)」、このグループは前例を踏襲する。個人のオンオフ、戦時と平時にこの差があるだけでかなりギャップが出る。バディや上司部下で上二段下二段に分かれていればまずそこでひと悶着ある。

逆に裏表のない感じ、ギャップの少ない感じにしたければオンオフの両方、または戦時平時の両方を上二段か下二段のどちらかに統一するといい。横位置をバラけさせると性格に少し幅が出る。また、牡羊天秤、獅子水瓶、射手双子、蟹山羊、蠍牡牛、魚乙女の6対は正反対ゆえにベストバディという組み合わせ。

【後日談、2021年9月3日】
発掘しました、史実サリ先生とちょこっとだけ史実アマ氏の星についてかるーく木を生やしたときのツリー(と言ってもほとんどホロは読んでいなくて、ライツ相性程度の話。あとは、どこを見ていくかみたいな一般的な話)。後日、サリ先生ライツししうお確定と判明しました。

「推しのホロスコープ読みたい!」「推しAと推しBの相性を読みたい!」から西洋占星術に足を踏み入れてもいいと思うよ当番は。「誰かが読んでくれないかなー」と待っているより自分で読めるようになった方がいいかも。だって自分で読めたら生年月日と出生地のある推しのホロスコープ読み放題よ?

(当番に推しのホロスコープを読んでくださいと頼んでも、まず読むことはありません。サリエリ先生とアマデウスのことで木を生やしたのは、当番が映画『アマデウス』推し※でありフォロイーさんがFGOのアマデウスとサリエリ推しであって需給が一致したという非常に稀な例です)

(今では当番もFGOのアマデウスとサリエリ先生大好きです)

※史実のサリエリ/及びFGOの「無辜の怪物」サリエリ推しの人にはサリエリに罪を着せた舞台劇/映画『アマデウス』を嫌う人が多く、史実のサリエリもゲームキャラクターのサリエリも『アマデウス』のサリエリも好きな当番はちょっと肩身が狭い。『アマデウス』は『アマデウス』であれは舞台劇/映画として傑作なんですよ。当番は好きです『アマデウス』。

なんていうのかな、史実は史実でお芝居はお芝居の感覚なんですよ。「史実や立場を踏まえると吉良上野介って決して悪人じゃなかったし、あの場でぶちキレた浅野内匠頭と無謀に討ち入りした赤穂浪士がヤバいよね」とか「史実や立場を踏まえると工藤祐経ってそう悪い人ではなくて、むしろ仇討ちに走った曾我兄弟がヤバいよね」いうのと「それはそれとしてお芝居の『忠臣蔵』や『曾我兄弟の仇討ち』は傑作だし、劇中の吉良上野介や工藤祐経は敵役(かたきやく)だよね」というのが両立するのと同じ感覚です。「史実ではいい人なのに、後世の物語で悪役にされて可哀想だから、彼を悪役扱いする物語を楽しめない」ということが当番にはないです、冷たいようだけど。史実は史実、物語は物語。


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