28歳、彼氏ができる

自分で書いていて薄っぺらい人生だな。と思うがそのまま書き進める。

29歳になる前に、人生初めての彼氏ができた。現在の旦那様である。

それは、とある読書好きサークルでの集まりであった。
書店員ということもあり、本好きがどのような本屋にときめきを覚えるか聞いてみたかった。。。というのは建前でひたすら寂しかったからもう彼氏でなくてもいいので本好きと本の話をしたり、仕事の愚痴を言ってみたりしたかったのだ。ちなみに私は仕事とプライベートの人間関係を分ける人間で、今まで愚痴や展望を話したことがない。友人とまではいかない知人をもつことでそういう話ができるのではないかと参加してみた。

すると、思ったより楽しかった。

老若男女様々な人が来ていて、自分の好きな本について話す。
読書好きと言っても、だから仲良くなるというわけではない。ミステリー好きSF好き、エッセイ好き、絵本好き、時代小説に漫画などなど多岐にわたるために自分と同じ嗜好の人と巡り合うなんてなかなか難しいことである。
そういうことが分かっている人達が集まっていたいので、持論は展開しつつも、押し付けない距離感の心地よさがあった。
あと、他のジャンルの作品に出合えるというのも魅力的で定期的に参加をした。
2度ほど参加した時にその人はいた。ヒョロリとしてニコニコした大学院生風の青年。彼はたまたま隣に座って一言二言話した程度であるが、笑顔がとてもかわいらしいなあ。という感じだった。
知識が豊富で、沢山読書を重ねている人であるということが何度か参加して好印象であった。
しかし、年齢も何もかもわからず、サークル内の女性の中でも彼に好意を持っているであろうという人もいた。とても成熟した麗しい人だったので、お似合いだな。と思っていた。
そしてある月のサークルの帰り、たまたま私と彼が同じ電車であった。
私と同じ地方に住んでいるようで、話ができることにとても心が弾んだことを覚えている。
彼は仕事の関係で5年ほど前からこの地方の工場に勤務しているとのこと。
色々な話を電車の中でして、帰宅後、彼よりダイレクトメールで「よろしければ、またどこか遊びに行きませんか?気持ち悪かったら無視していただいて結構です。」と携帯メールのアドレスと一緒に送られてきた。
これはもしやチャンスなのでは?と即OKの返事をして、何度かの食事の後彼より告白して頂いた。私は気に入ってもらおうと沢山の洋服を買い込んだりした訳であるし、恋愛指南書なる本も読んだ。殆ど役に立たなかったが。
とりあえず、人生初の彼氏である。

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kaoriakiyama

日々悶々しております。
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