清く正しい学生生活

20歳を過ぎてから、周りの友人はそこそこ彼氏がいたり、彼氏らしき人がいたりとしてきた大学時代。私と言えば学業とアルバイトの日々を送っていた。
サークルにも入ったが、お堅い学術系サークル。そこでも充実した日々を送り、大会で準優勝をとったりと大活躍だった。
そんな悲しき模範的な学生生活を送る私でも「合コン」というイベントには参加している。地元の友人から明らかに人数合わせで呼ばれたものだったり、他大学との交流だったり。しかし、なぜかしっくりこなかった。
背中に入れ墨(すげー見せびらかす)を施したナイスガイとは話が全く合わず、学生ともイマイチな結果であった。本や映画の話よりも美味しいお店とかスノボとかに皆興味があり、結果私は合コンの中で調整役のようなポジションに収まる。
女子会ではなかなかディープな恋愛模様の話ばかりで耳だけ肥えてきている。もう、話だけ聞いて想像して小説1本書けるレベルで私の想像力は豊かになっていた。

それでもまだ私はそれなりに恋愛をしてゆくと思っていたのだ。気付こう!
そしてそんな学生生活も就職活動というイベントが訪れる。
自分の人生を左右することだからと、就活と卒論に必死になっていた。
今まで自分の事しか考えていないような「意識高い系」だった私は、自己評価が恐ろしく高く、大企業ばかりを選び落ちまくった。
それでもなんとか上場企業の金融機関での内定をもらい安心し、卒論をクリアし、気付けば卒業となっていた。
卒業間際では自分が全く男性との交際歴がないということをやっと恥ずかしく思うようになり恋愛をしたい。とふつふつと思い始める。
そしてそんな思いも虚しく、恙無く卒業するのである。
#処女は続くよどこまでも
#学生時代
#回想録

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kaoriakiyama

日々悶々しております。
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