ニート。

少し遠のいていましたが、続き書いてゆきます。

金融機関をあっさりと退職し、一人旅を3か月ほどして、やっと気持ちが落ち着き実家に戻った。
会社員時代に「自分がやらねば」とシャカリキに働いていたが自分一人いなくなろうと全く世界は動いてゆく。開放感と同時にどこにも所属していない不安感も押し寄せた。
この26歳の若い時に私はせっせと恋愛をしておけばこんなにこじらせることはなかったと思う。しかしその後私がやったことといえば、家の畑を一部借りて有機野菜を作る事だった。
なぜそんなことになったのかはもう「疲れていた」というしかない。人間不信ほどではないが人と関わる事に積極的になれず、彼氏は欲しいものの、いわゆるキャリアから脱線して根無し草みたいになっている自分をアピールできるはずもなく、植物に愛情を注いでいた。

その時に友人の結婚式に出席したのだが、私を見るなり「よ!無職」と言われ軽くショックを受けたことを思い出す。彼女は全く悪気がないのだが、無職でも結婚していたら「専業主婦」となり、独身で無職なら「無職」でしかないということを痛感する出来事だった。

そしてせっせと野菜ばかりを育てている私を見かねて親が「さっさと働き口を探してこい」と言い始めたのでしぶしぶ働き始めた。
そういえばこの時一度見合いをしたのだが、寺の息子で将来確実に父の跡を継いで住職になる人だった。つまりめっちゃくちゃうるさい田舎の村の檀家の面倒を見る寺の奥さんになるということだ。息子さんはとても積極的だったが私は断固拒否。一度会っただけで終わった。
因みに数年後その息子さんは未成年へのわいせつ容疑で逮捕されている。
あの時、誰でもええよ。と思って話を勧めなくてよかったと心の中でニュースを眺めながら思っていた。

つまり27歳時点で私は誰ともお付き合いすることが叶わないままであった。

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kaoriakiyama

日々悶々しております。
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